マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.05.23
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 熱帯夜の寝苦しさに何度か目が覚めた。仙台ではまだ冬布団なのに、こちらではクーラーをかけて寝る。その落差に体が順応しないのだ。翌朝は5時起床。外はまだ暗いが、走りに行くことにした。ランシャツとランパン姿でホテルの外へ。前夜は石垣島の地図をじっくり眺めた。その結果、オヤケアカハチの石碑が大浜集落にあり、石垣ではオンと呼ばれる「御嶽」(うたき)もあることが分かった。

 それはともかく、さてどっちに行こうか。街灯はあるが、道に迷うのは嫌。とっさの判断で西に向かう。途中左折し港へ向かおうとしたが止めた。曲がった道路が複雑に見えたためだ。知らない所では、なるべく真っすぐな道を往復するのが良い。小さな橋を右折すると名蔵湾に向かうようだ。17年前には街中から真っすぐ西に向かい、「唐人墓」までの往復20kmを走った。

 体力に自信があったあの頃に比べ、今は無理が出来ない歳。20分ほど走った所から引き返す。途中亀甲墓(かめこうばか)を発見。沖縄では良く見かけるお墓で、私にとっては懐かしい風景。暗いが、親しみすら覚えるほど。亀甲墓は琉球王朝時代に中国福建省の風習が伝わったもので、俗説では母の胎内を表わすと言われている。つまり死後再び母に抱かれる訳だ。




石垣の墓2.jpg


                   ≪ 暗闇の中の亀甲墓 ≫








1石垣の妻.jpg


                      ≪ 絵を描く妻 ≫


 朝食は「おからじゅーしー」(雑炊)、クロレラ麺、パン、野菜各種と魚、湯豆腐、ゴーヤジュース、マンゴージュース、ヨーグルトなど。旅先でも便通のため、乳製品は欠かさず摂る。部屋に帰って荷物を整理。不要なものは今夜泊る西表のホテルに直送する由。やれやれ。これで重い荷物を持たず、身軽に移動出来るのが嬉しい。第2日目は石垣港から、先ず波照間島に向かう。



は.jpg


                      ≪ 波照間行きの船 ≫



 船は結構揺れた。波はさほど高くないのだが、船が高速のため衝撃が大きいのだ。左手に黒島が見え、次に新城島が見えた。どちらも扁平な島だ。右手に高い山が見えるのが西表島。少し眠ったのは、疲れが出たせいか。波照間は沖縄では最南端の島。そして「有人」の島では日本の最南端。ちっぽけなこの島に心惹かれるのは、やはり最果ての離島のせいだと思う。



波照間港.jpg


                    ≪ 波照間港遠望 ≫




波照間島地図.jpg


                    ≪ 波照間島の案内板 ≫ 



 「はてるま」とは本来「果て」の「うるま」の意。「うるま」は沖縄の言葉で「麗しい土地」。つまり、最果ての島だ。だが、波照間の人々は自分の島を「べすまー」と呼ぶ。「べ」が「はえ」(南)の変化で、「すまー」が「島」。つまり「南の島」の意味だと気づいたのは帰宅後。う~む。確かに南の島であることに間違いはないのだが。

<続く>




波照間北浜1.jpg




波照間北浜2.jpg




波照間北浜3.jpg


              ≪ 写真はいずれも波照間島のにし浜ビーチ ≫     









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Last updated  2013.05.23 09:42:12 コメント(6) | コメントを書く
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