マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.11.22
XML


 コースは東へと曲がり、和田岬に近づく。ここは平安時代に平清盛が大輪田泊(おおわだのとまり)を開いたところ。古くは務古水門(むこのみなと)と呼ばれていたようだし、中世には兵庫湊(ひょうごみなと)と呼ばれていたようだ。いずれにしても神戸は太古から良港を持ち、海運と関係が深かった土地なのだろう。



21海.jpg 海に続く運河


 背中に「鼻」と染め抜かれた浴衣を着たランナーがいる。「鼻って何なの?」と尋ねると、大阪の鼻川神社のお祭り用の浴衣らしい。東日本大震災で被害を受け、宮城から大阪へ移住したと、いなせな青年は言う。今では祭にも加えてもらっている感謝の気持ちを表すため、わざわざ浴衣を着用した由。「私も仙台から来たんだよ。頑張ってね」と別れる。彼の姿はあっと言う間に見えなくなった。

 次は軽い箒(ほうき)を担いで走っている黒衣の魔女。顔を見ると中年の女性だ。周囲の人は「わ~っ、魔女の宅急便だ~!!」と声を上げる。近寄って「箒に乗って飛んだら」と冗談を言った。帰宅後ちっちさんが、友人が魔女の仮装で神戸マラソンを走ったとコメントをくれたが、ひょっとしてその方がちっちさんのお友達だったのかも知れない。他にスーツ姿で走っている外国人ランナーも見かけた。



22ハーバーランド.jpg 神戸駅方面


 ここは34km過ぎのハーバーランド。コースは東川崎町を曲がり神戸駅方面に向かう。この手前に2か所の給水所があった。昨日27km地点の給水所でバナナを食べたと書いたのは勘違いで、あそこは「塩昆布」しかなかった。塩分の補給にはなったが、エネルギー源には全くならず、沿道の応援の人からもらったパンを食べて、私は走ることが出来たのだ。



 35km過ぎから一般道と別れて浜手バイパスの坂道を登って行く。いよいよゴールのあるポートアイランドへと向かうのだ。ここには安全確保のために市民は入れず、道の両側にスタッフがいるだけだ。坂の途中から特徴ある建物が見えて来る。思わずカメラを出して撮影する。



23海のビル.jpg オリエンタルホテル


 この特徴ある建物はオリエンタルホテル。シドニーのオペラハウスにどこか似た感じ。



24マリンタワー.jpg 神戸ポートタワー


 こちらは神戸のシンボルであるポートタワー。かつて明石海峡大橋が未完成の頃は、中突堤から徳島の鳴門へのフェリーが出ていて、私も何度か乗ったことがある懐かしい場所だ。



25ビルの応援.jpg


 こちらはバイパスの傍にあるビルから応援する人々。何だか珍しい風景だ。垂れ幕を見ると、今日のマラソンに社員の人が出ているみたい。日曜なのにわざわざ出社したのは、きっと応援するためだろう。こんな所にもフレンドリーな神戸マラソンの雰囲気が良く出ている。「応援ありがとう~!!」。関係ないけど、こちらからも手を振って応える。



26橋の上.jpg バイパスの上


 バイパスの上はこんな感じ。ここにも小規模の給水所があり、仮設トイレも設置されていた。さらに数台のバスも待機中。きっと時間切れになったランナーを、収容するためだろう。バイパスの直ぐ隣をポートライナーの電車が走って行く。窓からは手を振る人の姿が見える。ここは38km地点。残りはわずか4kmちょっと。最後の頑張りだ。


27橋の自分.jpg ビューポイントで


 ここはまた絶好の撮影場所でもある。神戸港を背景にして記念写真を1枚。スタッフも慣れたもので、気軽にシャッターを押してくれた。遠くに小さくポートタワーが写っている。



28赤橋.jpg 神戸大橋


<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.11.22 15:34:50 コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: