マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2015.09.10
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カテゴリ: 旅、温泉
 皆様の地方では、台風18号の被害はありませんでしたか?今回は大変な大雨が降り続き、各地で大きな被害が出たようで、心からお見舞い申し上げます。さて、今日も似たような写真が続きますが、このシリーズは今回が最終回です。


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 松島湾に浮かぶ浦戸諸島は、名勝で日本三景の一つ松島の一部で、塩釜市の有人島4つ(桂島、野々島、寒風沢島、朴島)も含まれています。このうち3つの島を歩き、連絡船に乗ってデッキから島々を眺めながら塩釜港に帰る途中です。


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        小さな湾に浮かぶ島は、大小合わせて160にも上ります。


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 それらの島々が出来たのは、平安時代の貞観地震によると言われています。地質のもろい内陸部が揺さぶられて溺れ谷になり、そこに海水が浸入して小山の頂が無数の島々になったとの説です。


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 平安時代の資料には、まだ陸地だった頃はこれらの島々を歩いて対岸に行けたとの記録もあるみたいです。不思議な話ですね。

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 海に浮かんでいるのは、カキの養殖棚です。これらの設備は「東日本大震災」の津波で、ほとんどが流されてしまいました。


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 かつて広島湾やフランスのカキが病気で全滅した時、松島湾の種カキを送ったことがありました。今回はその時のお礼に、広島やフランスから種カキが送られて来たのです。

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        そのカキがようやく出荷出来るようになりました。ありがたいことですね。

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 すっかり木が枯れた島です。原因の一つが海鳥の糞。島に巣を作ったウミネコが大量の糞をして、木を枯らしてしまうのです。そのため観光船からの餌付けが禁止されています。


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 幾つかの洞窟が連なる美しいこの島も、松が枯れ始めています。こちらの原因はマツノザイセンチュウによる松枯れ病でしょうか。


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       向かって右側の松が、勢いがありませんね。


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       「松島」は「松」が売り物。やはり青々とした松じゃないとね。ウィンク


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 このスフィンクスのような形をしたのは「仁王島」。どことなく仁王様の横顔に似てませんか?礫岩や砂岩で出来ている島はもろく、「仁王様」の首はセメントで固定されています。震災前から何度も崩れかけているのです。


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      長い間の風雨や波の浸食でも、島は次第に削られて行きます。


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  だから、芭蕉達が「奥の細道」で見た風景も、今では変わってしまったかもねえ。ぽっ


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 芭蕉と弟子の曾良も、やはり塩釜から舟に乗って松島へ向かいました。陸路が厳しかったからのようです。


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 ところで松島のあまりの景色の美しさに、芭蕉は「松島やああ松島や松島や」と詠んだと言うのは嘘。後で作られた話なのです。これはさる狂歌師の「松島やさて松島や松島や」をもじったものとされています。


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 そんな話が生まれたのは、松島で芭蕉が読んだ句が「奥の細道」に載っていないため。ところが弟子の曾良の日記には、師が詠んだ4つの句が記されているそうですよ。そのうち2つの句が本にあるので、紹介しますね。


   島々や千々にくだけて夏の海

   朝よさを誰まつしまぞ片心


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 大勢の走友達と歩いた松島湾の島々の話も、これでお終いです。似たような写真ばかりできっと退屈だったと思いますが、最後まで辛抱してお付き合いいただいたことに感謝します。来年も元気で、この催しに参加出来ると嬉しいのですが。<完>





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Last updated  2015.09.10 06:05:03
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