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白い倍音の魔法使い

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白い倍音@ そうだったんですね ごちゃまぜアイスさんへ  ブログ閉鎖さ…

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April 26, 2008
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 先日、夫の叔母が「この本すごくいいよ」と、夫に本を下さった。
夫は、親戚の中でこの叔母には自分のことを素直に話せると言う。叔母の息子さんは鬱病だそう、そのことで叔母もいろいろ自分に対して悩んだらしい。

「なぜ生きる」高森顕徹・監修


 夫が読み終えたので、私も読んでみることにした。
まだ最初の方しか読んでいないけど、生きることについてわかりやすく書かれていて読みやすい。
共感出来る部分もすごく多い。

 夫はこの本を読んで「内観だ」と思ったそうだ。
そして気づいたのは、自分の傲慢さ。

 自分は、自分と言う存在を否定していた。

自分は、他人のことばかり気にして、自分の思いを押し殺して生きてきた、他人に合わせること、謙虚であるよう生きてきた。 

 そう思っていた。

 でも、それは全く違うと、気づいたそうだ。

 自分を情けないと思うほど、
実は自分はもっと素晴らしい人間のはずだ、
という想いがその奥にはある。

 俺はもっとすごい人間なのに、
なぜ周りは認めてくれない、
 俺はもっと出来る人間なのに、
なぜこれだけしか出来ていない、

 その気持が、他人に受け入れられない絶望感と


 そう、思ったそうだ。
自分の傲慢さが、今の自分に対する不満を生んでいる。

 だから今は、すごくありがたい気持だ、と夫は言った。

 じゃ、もう自分が嫌になったり死にたいと思ったりしないの、
と聞いてみた。


ただ、こんな自分でもこうして生かされている、一緒にいてくれる人がいる、そう思うと、

 そのことがすごくすごく有難くて仕方ない、

ありがたい、ありがたい、
そう言って、夫はフローリングを掃除し始めた。










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Last updated  April 26, 2008 08:12:22 PM
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