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白い倍音の魔法使い

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白い倍音@ そうだったんですね ごちゃまぜアイスさんへ  ブログ閉鎖さ…

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December 4, 2010
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 私は、昨年母をガンで亡くしました。
8ヶ月あまりの入院生活で、私は母のキーパソンとして母に寄り添ってきました。

 こんな言い方は本当に自分勝手な見方だと分かっていても
「もしかしたら、母は私のために病気になり亡くなったのではないか」
と思う得るほど、母の病気、入院生活、そして死、は
今までの人生順風満帆、ほとんど悩んだり、苦しんだりしたことがなかった私にとっては
大きな衝撃を与えてくれました。

 人はなぜ、生まれてきたのか
という問いはあまりしない。


 ただ、自分の感覚を大事にしてそれに従って生きていこうと思う。

 母を亡くしてから、ガンと向き合う活動をしている人たちにも出あった。
ガンの人たちが安心して治療が出来る医療施設を作ることが目的だと言う。
 その目的に向かって、みんな少しずつ自分達で出来ることを形にしている。
そんな姿を見ると素敵だなと思う。

 ホスピスケアをすすめる会の人たちとの出会いもあった。

 でもどこにも深くは関わっていない。
宙ぶらりんな私。

 その中で、これかもと思っているのが
医学生に対する、医療実習の模擬患者。
 この話を聞いたとき、すぐ迷いなくやってみようと思った。


教育、医療、医師と患者とのコミュニケーション
 どれも私に関心があるものばかり。

 参加し始めたのが今年の2月ぐらい。
実際、模擬患者として医学生と向き合うようになったのはつい最近。


つい、自分の熱い気持ちを語ってしまいそうになる。

 実在の人物、ハンターアダムス医師をモデルにした
「パッチアダムス」この映画をここ最近は紹介するようにしている。
 私が大好きな映画。

 自分に想いが溢れている時は、どうしても一方的になってしまう。
もう少し心にゆとりが持てるように・・
 いつも後で反省することがある、
「もっと、もっといいところを見て誉めてあげればよかった」
どうしても、期待があると、誉めるより、「もっと、もっと」と要求してしまう。

 医学生に期待するくらいなら、自分が医者になればいい。

 教育とは、育てること。
誉めてあげること、期待しないこと、
 この二つは外さないようにしないと・・・

 いつも気をつけているつもりでも、つい「~して欲しかった」
という言葉が出てしまう。
 この前も、全く気づいていなくて、後で教授に指摘され驚いた。

 医師でない私が、今出来ること。
それを精一杯やり続けます。











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Last updated  December 4, 2010 04:35:17 PM
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