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白い倍音の魔法使い

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白い倍音@ そうだったんですね ごちゃまぜアイスさんへ  ブログ閉鎖さ…

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November , 2025
December 15, 2010
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 この季節になると極上の幸せを感じる時間がある。

 それは、朝。
外が寒くなればなるほど、布団の中は天国だ。
ぬくぬくした布団の中に包まっていると極上の幸福が押し寄せる。
 目は覚めているのに布団から出れない。
一度起き上がってもまた、布団にもぐりこんでしまう。

 そう、仕事をしていたとき、こういう生活をどれだけ望んでいたか
好きなだけ寝ていられる生活。
 その生活が今ある、


 今日は夫も休日
朝8時、まだ夫も寝ている
9時が過ぎてもまだ、
 目は覚めているけど、私もまだ布団から出ない
夫が傍にいると安心していられる。
 夫に「まだまだ寝てていいからね、ぐっすり寝てね」と言って
布団をぽんぽんたたいて夫の顔の辺りまで毛布を引きあげる。
 あ~幸せだなぁ~と思う。

 結局夫は10時、私は10時半頃布団からようやく出た。

 なんて幸せな休日なんだろう
こういう時間をいつまでも大切に、この幸せをいつまでも忘れずにいたい。


お菓子を買って帰らなくなった。

 嘔吐もしていないらしい

 20年近く続けてきた過食嘔吐を手放すことはとても困難だと思う。

 夫のことで一喜一憂してしまう私
まだまだだなぁといつも思う。


 愛とか信頼とか、それが大切だと分かっているつもりでも
それからずれた場所にいる自分に、いつも後で気づく
 驚くほどの自我の強さ、自分のことしか見えてない。

 今日もテレビを見ていたら、太った男の人が自分の太鼓腹を指差して
「これは私の宝物」と言っていた。
それを聞いて私は偉そうに
「ほらね、太ったお腹でも宝物っている人もいるんだよ」と言った。
太ることを嫌がる夫に、太ったお腹が宝物だと思う人がいることを強調したかった。
 でも、これに対する夫の答えはとっても素晴らしかった。
「僕はね、過食嘔吐する自分が宝物だと思っているから、それでいいの」

 あ~そうだよね、
今の状態が素晴らしいんだよね、
そうだよね、
 他人を素晴らしいと思っている以上、いつも今の自分には満足できない。

 それを夫が一番よく分かってる。
私の方が、分かってなかった。
 ないものばかりを理想に求めてる。
「過食嘔吐をする自分が宝物」と言う夫こそ
「太鼓腹を宝物」と言っている男性と同じなんだ
 そのことが私には分からなかった
でも夫にはちゃんと分かってた、

 こんな私が傍にいても
夫は強い力で自分のことをちゃんと見つめている
一生懸命真剣に生きている
精神的に助けられているのは私の方ではないか
 夫の方が、よほど私より精神的に先に進んでる
着実に進んでる、

 夫に申し訳ないなぁ、恥ずかしいなぁ
といつも思ってしまう。

 ごめんね夫
あなたより、まだまだ未熟な私だけど
 謝ることばっかりだけど
私も着実に近づいていくからね

 この極上の幸せを忘れないように












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Last updated  December 15, 2010 09:33:36 PM
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