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2007年04月03日
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茫漠無限な青春の痕跡

 両手を下におき結跏趺坐(けっかふざ)する奈良の大仏、通称・本尊盧舎那大仏(ほんぞんるしゃなだいぶつ)を見上げるのは20年ぶりであった。西暦749年、8度の鋳造を経て完成し、753年、開眼供養が行われた大仏は世界最大の鋳造仏像で高さ16・2メートルである。

 仏像には不思議な力がある。その神秘的な表情の前に立つと、異次元の空間にその身体と頭光部、身光部がまぶしく光り輝くようであり、俗世界にあって、悩みと汚濁にあえぐ己を忘れ、陶酔の無限の広がりへ吸い込まれていくような錯覚に陥る。

 松や杉、ヒノキの古木は虚空に高々と伸び、厳粛な静けさの中にあって古い神社仏閣、仏像は20年前と変わらず、古代文化の栄華を誇っている。

 その奈良で労務などをやりながら学生生活を続けていたのであるが、気がついたとき、いつの間にか卒業していた。悔いが残るような、間然とした茫漠無限の中へ、放り込まれたような寂しさが青春の痕跡として、古木の幹の一つ一つに、強く刻み込まれているようで懐かしさでいっぱいであった。

 苦しみに耐えかねて大学を中退する決意をしていた時、心をふるい立たせたのが大仏の神秘性であった。煩悩を鎮め真理の中に趺坐(ふざ)する巨大な如来像は、暗闇の中に突然現れた生命の強い光であった。





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最終更新日  2007年04月03日 06時55分30秒 コメントを書く


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