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2007年09月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 上陸した台風11号は一段と勢力を強め、久米島では瞬間最大風速62.8メートルを記録した。わが家はビルと大きなた建物に挟まれているため、風速は増加する。したがって40メートルは60メートルを突破する。

 おそらく、70メートル近くの瞬間最大風速がわが家に襲い掛かったと思う。しかも、いつもの台風と違って、11号は巻き上げるような風であった。

 どーんとぶっつかると家が激しく揺れる。そして、奇妙な軋み音を上げて屋根全体が上がったり下がったりした。しかし、私が恐怖となったのはそういう事ではなく、73歳の姉の恐怖の悲鳴であった。

 このねーさん、よせばいいのに友人と那覇のカラオケに行き、夕方まで遊びまくったのであります。そして、家に帰るために外に出たとき、時すでに遅く、台風でコザ行きのバスがストップしていた。しかたなく、タクシーでわが家に転がり込んだのであります。コザまでだとタクシー賃は一万円余るからです。

 家が揺れるたびに隣の部屋からギャー、とか、グワー、だずげで~~~、まだ死にたくない~~~、という悲鳴と叫び声が聞こえる。揺れる家は揺りかごとなり、暴風の音は子守唄となるはずだったが、こんな下品な断末魔の雄叫びは恐怖であります。

 腹が立ったので怒鳴った。「眠れないじゃないか、静かにしてください。」

 姉は吃驚して静かになった。恐怖を懸命に堪える呻き声がかすかに聞こえる。これで私は安眠できた。

 目が覚めると台風は治まっていた。それでも時々、突風が庭の木々を揺らしていた。やつれ果てた姉がお茶を持ってきてくれた。その姿はまるで太った幽霊のようであった。

 「あんた、おかしいんとちがうか? 家が今にも壊れそうだというのに、平気で鼾をかいて寝ているなんって、神経が異常じゃないの?」



 姉は捻くれて台所へ引き下がった。そこで、庭に出た。上を見ると台風一過の朝空が赤く輝いていた。

台風一過の朝空






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最終更新日  2007年09月15日 15時16分17秒
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