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2009.04.05

国境を越えた恋愛

カテゴリ：香港

一昔前までは香港人男性と中国人の（綺麗で若い）女性というカップルが典型的だったけど、

同僚の女の子もその一人で、北京で研修している間に知りあった中国人男性と恋に落ち、
彼女が研修を終え香港に戻ってからも関係を続けている。

しばらくは彼女が北京に頻繁に通っていたのだけど、さすがに毎週というわけには
いかず、結局、彼が北京での仕事を辞めて、香港のお隣の深せんに引越してきた。

いくら発展したとは言え、中国ではまだまだ規制が多く、香港に来るためのビザが誰にでも
簡単に取れるわけではなく、香港へのビザ取得のためには自分の故郷の省に帰り、
そこでビザを申請、こねも何もなければ数ヶ月以上待つのが当たり前なのだそう。

無事に仕事も見つかり、現在、同僚は週に数回は深せんに行き、深せんから国境を（正確には国境ではないけれど）超え香港に通勤している。

他にも、元同僚にも同様のカップルがいて。以前の香港人男性＋中国人女性の
パターンからの変化を感じる日々。

レディーファーストの環境の中で育った香港人女性は女性としてかなり甘やかせられてきてると思う。街ではデート中に女の子のバッグを持ってあげてる男の子の姿をよくみかけるし、
デート代も彼氏持ちで、中には彼女の習い事の料金も払ってあげたなんて話を何回も聞いたことがあった。

そんな香港人男性と比較すると、中国人の男性は香港の女性にとって（特に高学歴で
いつも男性より優位にみられがちな香港人女性にとっては）下手に出て来ずもっと男性的で魅力的に見えるんじゃないかな～というのが私の分析。

ちやほやされるのに慣れてる女性ほど、特には男性に強引にリードしてもらいたいのだと思うから。

どこから見ても育ちのよいお嬢様の同僚にそんな一途な面があったのかと
応援したくなってしまいました。

命短し恋せよ乙女！

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