今日は、娘のお迎えに、いつもより早い時間に行って、
ほけーっとベンチに座って待ってました。
幼稚園の園長先生(先生と言うよりは経営者という感じで、ビジネスライクな態度な、インド系女性)が通りがかって、
「そう言えば、来年は、日本人の新入生がたくさん(a lot)入ってくるのよー。」
と言うので、ほぉ~ここらへんにも日本人増えてきたのかぁ、なんて思ったら、
放射能の影響を恐れた、日本に住んでいる親御さんが、お子さんとわざわざマレーシアに移住してくる、というのです。
園長先生は、話を盛るタイプ(←失礼な言い草、すみません)なので、
彼女の言うa lotってどれくらいだ(3人くらい?)って感じですが、
「日本から、問い合わせがたくさん(いや、だから、たくさんってどれくらいなんだ?)来てるのよ。マレーシアで永住権取りたいんだって~。お父さんだけ日本に残って、母子だけで来るとかね。あなた、先に入園しててラッキーだったわね~」
なんて言われました。
って、私は日本人だけど、夫と子どもはマレーシア人な我が家と、
日本から来る日本人ファミリーの状況は全然違うじゃん!
ラッキーって、意味分からん。
って思ったりもしたけれど、まぁそれは良いとして。
震災の影響が、こんなところに?
国内移住はニュースの記事で見たりするけど、国外移住する人もいるんだなぁと、
影響地域から遠い地出身なもので、
びっくりしました。
全く、お節介な話ですが、
自分とは全く関係ない、その日本から来る親御さんたちのことが心配ですよ。
だって、マレーシアは、日本とは全然違うのだから。
マレーシアの生活は、日本人の価値観で考えると、大変な事は多いし、文化も違う。
来てみて、こんな筈じゃなかった。なんてことになるんじゃないか、って。
それから、
うちの子の通う幼稚園が、そんな日本から来たお子さんが通うのに、素晴らしい幼稚園だとも思えない。(マレーシア的には悪くないです。)
幼稚園なのに小学校みたいに勉強ばかりだし、
マレーシアンなノリ(良し悪しです)、設備の質は確実に日本に劣る。
我が家の子どもは、マレーシア人として、マレーシアで育っていかないといけないので、
設備が劣ろうが、勉強漬けだろうが、これが現実だけど、
日本の子どもが、わざわざここに入るの?という感じです。
ええと、
こんなところに、あまりネガティブなことばかり書いていてはいけない
ので、明るくまとめると、
ここらへんも、開発に伴ってなにかとインターナショナルになってきてるのね~、さらに日本人が増えるかもしれないんだ~、
と実感した今日の出来事でした。