みやっちの競馬人生日記

みやっちの競馬人生日記

2009年06月02日
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テーマ: 競馬全般(8082)
カテゴリ: レース回顧
日本ダービー の反省で、 アンライバルド だけ書くのを忘れてしまった・・・。


もともと馬券上すっかり消してた馬だが、忘れっぽいお前のことだ・・・書いておくことにしよう。


アンライバルド の結果は12着だが、レース後の 岩田ジョッキー のコメントがこう。

岩田ジョッキー


「やっぱり下(馬場)の影響ですね。ここまで泥んこになったら厳しい。直線の真ん中くらいで、もうヘロヘロに・・・かに座」


このコメントからは、「こういうスタミナ・パワー勝負には弱かったんじゃないか」と推測できそうだ。


もっとも、18番という大外枠で1番人気。


。


スタート直後は口を割って走っており一瞬ヒヤッとする場面もあったが、1コーナーではすぐに落ち着いていたようだ。


なので、この2400という距離での折合い面はさほど問題なかったように見える。


ただ、終始大外を周った馬はことごとく大敗しているため、 アンライバルド の12着も「力負け」と決めつけるにはまだ早い。


ここは僕も考えを修正すべき点だ・・・。


アンライバルド ダービー


また、戦前から友道調教師が「 アンライバルド 。 」と言っていたが、レース後のコメントではこう。


「 今日は馬場に尽きます。力のいる馬場はダメですね。少しの道悪なら大丈夫だったんですが・・・。


なので、良馬場ならまた結果は違っていたに違いない。



ただ、ここでひとつ血統的な分析をしておきたい。


というのは、以前も書いたのだが、この アンライバルド の血統は、どうも僕の中ではしっくりこなかったのだ


なので、 皐月賞 当時も、血統面からの推測は「結論保留」としていた。


でも、今回の ダービー で一つの結論が出そうなので、これも忘れないように書いておこう。




アンライバルドの血統 はこう。


父 ネオユニヴァース ×母バレークイーン(父 サドラーズウェルズ )


母系はコテコテのヨーロッパ血統と言っていいだろう。


兄弟に フサイチコンコルド (父カーリアン)、 ボーンキング (父サンデーサイレンス)がいるが、どちらも瞬発力タイプではなく、パワフルでいい脚を長く使うレースに適性があったと思う。


だが、 アンライバルド のレースを見る限りは、非常に瞬発力に秀でており、ましてや長くいい脚なんてのはカケラも感じない・・・。

Ascot Race Course

そしてパワーに至っては、 ダービー のような馬場、すなわち「イギリスのアスコット競馬場に匹敵するようなパワフルな馬場に適性があるとはどうしても思えない」結果を露呈してしまった・・・。


これらから、「 アンライバルド は バレークイーン の仔ではない」と認識することとしたい。


正確にいえば、遺伝的にはまったく似つかないと判断したいのだ。


少なくとも競馬を考察するうえでは・・・。


アンライバルド は京都コースで実績を出しているように、むしろ「パワー不要の高速馬場でこそ強い馬なんじゃないか」と、個人的には捉えている。


事実、 皐月賞 勝ちがやはり超高速馬場だ。


じゃあ「父 ネオユニヴァース が遺伝してるのか」と言われれば、はっきりした答えは自分の中でも出せない・・・。


ただ、これはかなりの推測ではあるが、 ヘイルトゥリーズン の4×5、 アルマームード 5×5のインブリードが、意外となんらかの影響を与えてるんじゃないか・・・そう個人的には思っている。

Hail_to_Reason

たしかに血量からは隠し味程度にしかならないはずだが、 ヘイルトゥリーズン といえば、超日本向き血統だ。


もっと言えば、「日本でなければ繁栄しなかった」と言ってもいいんじゃないだろうか。


しかも、 アンライバルド の場合、そこまで近親交配じゃないので、弊害も少なかったと・・・。



また、世界的名種牡馬 ノーザンダンサー が繁栄した要因は、父 ニアークティック よりも「母 ナタルマ の影響が大きい」と一般的には言われている。


そしてその ナタルマ の血統は、父 ネイティヴダンサー 、そして母が アルマームード だ。

Almahmoud

その アルマームード 5×5を アンライバルド は備えている


もっとも、これら2つのクロスは、「 サンデーサイレンス 系× ノーザンダンサー 系」という配合であれば必ず出来上がる。


ただし、血が濃すぎると「弊害」が出るため、一般論として、インブリードは悪影響のほうが強いという。


僕も本で読んだだけなのでそこまで詳しくはないが、ここがダビスタで抱くイメージと異なるところだろう。



ここでもうひとつ。

ボーンキング になくて、 アンライバルド にある、決定的なクロスが実はひとつある。

Native Dancer

それは ネイティヴダンサー 6×5だ。


5代以内じゃないので、インブリードではないし、血量もほんの微々たるものだ。


だが、この ネイティヴダンサー は先の ナタルマ の父なのだ。


ミスタープロスペクター の父系でもあれば、日本ではあの オグリキャップ がやはり ネイティヴダンサー 系じゃないか


意外と侮れんかもしれんぞ・・・ ネイティヴダンサー 。



結局、 アンライバルド はなんらかの理由で、 ヘイルトゥリーズン が強く出たんじゃないか・・・そして アルマームード や ネイティヴダンサー が隠し味的な役割を果たしたんじゃないかと・・・。


そう捉えたほうが、まだしっくりくるのだ。

(血統からの推測はホント楽しいな~)



僕の結論を言おう。

sunday silence


アンライバルド は サンデーサイレンス の仔だ




そう考えるようにしたい。


あの高速馬場における一瞬の切れ味、特に中山コースの坂をものともしないほどの切れ味・・・これはまさしく サンデーサイレンス 産駒そのものだ。


「 皐月賞 は サンデーサイレンス のワンツーで決まる」


そうファンに言わしめた格言にもピタリと当てはまるじゃないか・・・。


あの オグリキャップ に代表されるように、「隔世遺伝」という言葉もあるくらいだ。


今は亡き サンデーサイレンス だが、そう考えると アンライバルド の存在はこみあげるものがある。



ダービー のレースを見る限り、距離が長いと決めつけるのはまだ早いし、力負けでもないとも思う。


そしてなにより京都コースの実績が非常に高い。


だから、 アンライバルド よ。

菊花賞 オウケンブルースリ

ぜひ 菊花賞 へ行ってくれ



もちろん3000がいいとは思えないが、3000を経験することは必ず糧になる。


そして何よりもファンは見たいのだ、 アンライバルド が 菊花賞 に果敢にチャレンジする姿を


馬券とレースは別物だ。


ロジユニヴァース、アンライバルド、リーチザクラウン ・・・この「なんだかんだで3強」が全部そろった 菊花賞 を楽しみに、秋を迎えることを個人的には望みたい・・・。





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最終更新日  2009年06月03日 06時46分11秒 コメント(4) | コメントを書く


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