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現在、円に最も動きを与えるネタは北朝鮮のミサイル問題でしょう。
日本国土に・・・ というのは考えたくないですが、近海に着水しても相当な円安でしょう。
これは、わざわざ考える必要はありません。
ところで、北朝鮮は日本との交渉のためにミサイルカードをチラつかせてるわけじゃないですよね。
日本は、言ってみれば 「思うように操れている」 状態ですから・・・ 残念ながら。
もちろん、アメリカ相手にきってきたカードです。
北朝鮮は案外すごい国で、以前にも地下に大規模な秘密工場や研究所があるように見せかけて(わざとCIAにリーク、つまりディスインフォメーションを仕掛けたのです)、クリントン政権からその視察と引き換えに莫大な経済援助を引き出し、米国は巨額の税金を使って何でもない単なる廃坑を視察、というしたたかさを持ちます。
日本の政治家も一部見習ってほしいものです。
もしも、ミサイルがアラスカやハワイの近海に飛んだら、FX的にはどうなるのでしょう
米国による、北朝鮮空爆なんて事もありえます。
まず、スイスフランを筆頭にヨーロッパ通貨が爆騰
アジア通貨の円と、米ドルを比べるとどうなるのか・・・ どっちもありえて分からないです。
アジアの影響を受ける傾向にあるオセアニア通貨は、ヨーロッパより弱くアジアより強い、というところでしょう。
こういった政治ネタは、我々が日常に接している経済ネタと違って、致死量の動きを含みます。長期のポジションや、スワップ狙いのポジション、塩漬け中のポジションでも念のためストップロスを入れておくことをお勧めします。
とにかく、 ミサイルが飛んだらヨーロッパ買い
です。
では、もう一つ。
バーナンキFRB議長が、あっぷあっぷしてます。
偉大な前任者と、事あるごとに比べられてかわいそうです。
ドービッシュにすぎると叩かれインフレファイターに転身したのに、今度はオーバーキルやスタグフレーションの懸念が騒がれています。
「俺にどうせいっちゅうねん」
と、心の中で叫んでいる事でしょう。
しかし、ここで今月末の利上げで打ち止めにしても、スタグフレーションまっしぐらです。
ひとたびインフレファイターとなったからには、オーバーキルになろうともこのままの政策で通しきるしかないはずです。
ですから、8月の利上げも“アリ”でしょう。
月末のFOMCでは今後の利上げに対してもホーキッシュなコメントが出て、直後はドル買い。
次第に、米国経済の失速からドル売りになり、7月中に底をうつ。
といったところでしょうか。
まあ、そんなことより今日はクロアチア戦です。
誰かクーナのトレードしてる人っています