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米国債相場が雇用統計を受けて大幅に下落しました。
2005年7月以来最大の下落幅だそうですね。![]()
ちなみに前回の大幅下落の2005年7月1日というのは、中国が人民元の切り上げをした日です。![]()
FX的にどういうことなのかというと、米国の利下げの観測が大幅に後退したという事です。![]()
具体的な数字では、雇用統計前までは1月利下げの可能性が14%、3月利下げの可能性が100%と市場では織り込まれていました。
そこへ雇用統計が発表されて、1月に利下げは0%、3月に利下げは6%に大きく下がりました。![]()
むしろ、利下げより利上げの方が意識されてきました。
このことが相場にどう影響するかというと、まず意識されるのは金利差によるキャリートレードが進んでドル円が上がるという事ですが、実はこれは微妙ですね。
3月までには、ほぼ100%日銀は利上げをするでしょうから、金利差が縮小方向にあるのは変わりないからです。
むしろ米国債とドルが相関か逆相関かは、諸事情ありどちらとも言えないのですが、最近は相関関係にあるという見方が大勢です。
なので、実際にFOMCが利上げに踏み切れば話は別ですが、このまま利下げ観測が後退して据え置きが続くのは、むしろ円高要因になるかもしれないです。
最近、たくさんの取引スタイルを迷っている方から、メールをいただきます。![]()
中には本やメルマガなどを見て、その通りに取引する為に、自分の取引スタイルを180度変えてしまった人もいるようです。
私は、相場においても人生においても、やり方は一つじゃないと思います。
短期なのか長期なのか、スワップ派なのか差益派なのか、両建ての是非、ナンピンの是非、こまめに利確するのかどうか、指値かナリか、他にもいろんなこだわりがあってもいいと思います。
どんな方法からでも、利益を出していけるものです。
極端に言えば、来週のドル円を上がると見ても下がると見ても、利益は出せます。![]()
各自、心地よいトレード方法があると思います。![]()
あとは、その方法でいかに利益を出すかという事で、トレード方法そのものまで変えてしまう必要はないのです。
なので、トレードのバックグラウンドへのアドバイスに富む本は良書と言えますが、このチャートを使いなさい、こういうトレードをしなさいというタイプの本は、価値が無いと思います。
まして、有料メルマガやE-BOOKなどは全て単なる詐欺ですから、引っかからないでくださいね。
自分のトレードスタイルに迷いのある、全ての人に送ります。![]()
自分の考えたとおりに生きなければならない。