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「きれいであっても、分別から離れて行く女は、豚の鼻にある金の鼻輪のようだ」。
聖書時代に鼻輪は一般に使われていた装身具だったようだ。鼻翼か鼻中隔に通された金の鼻輪は、女性を見るときすぐに目に付く装身具だった。もしそのような非常に美しい飾りが豚の鼻にあったとしたら、いかにも不相応に感じるに違いないのではないだろうか。(感じない人もいるだろうけど)
外見が美しくても「分別」のない人はそれに似ている。男性であっても女性であっても、そのような人に装飾品は似合わない。似つかわしくないので、飾っても少しも魅力的には見えない。
もちろん、自分が人の目にどう映るかを気にするのは自然の傾向だが、なぜ自分の顔や体型のことを過度に気にしたり不満に思ったりするのか。目鼻立ちには、自分ではどうにもならない面がたくさんある。なにより、容姿がすべてではない。
わたしたちが好きな人、また尊敬している人のほとんどは、どちらかと言えば普通の容貌の人ではないだろうか。
身体的な魅力は幸福になるための決定的な要素ではなく、本当に価値があるのは、内面の美しさではないだろうか、わたしたちは分別を持ち、そうした特質を培いたいものである。