唐板
は、 水田玉雲堂
さんが作ってはるお菓子、
材料は小麦粉・砂糖・鶏卵だけ。手焼きの薄いおせんべいです。素材の味がそのまま伝わってくる素朴で上品なお味、ほんまに薄いのでパリパリというかポキポキした食感も楽しい。
これは、ものすごう古くからあるお菓子やそうです。お店のサイトで由来を見ると、
「遠く清和天皇の貞観五年(863)、疫病が世の中に流行し、これによって亡くなられる人は幾千人にもなりました。天皇はいたく御心を悩ませられ、その年の五月二十日、神泉苑において御霊会を執行なさいました。
その時一種の煎餅を創製し、神前に供えてこれに疫病よけの「唐板煎餅」と名づけ、広く庶民に授与されて、その身の安全をはかるようになさいました。
これが唐板の始まりです。それ以来、御霊会は絶ゆることなく執り行われてきましたが、応仁の乱のため残念ながら絶えてしまうことになりました。
乱後、我が祖先は御霊神社境内に茶店を造りました。そしてこの唐板煎餅の由来を聞き、それが廃れてしまったことを大変残念に思いました。そこで、古書を頼りに製法を会得し、再興をはかったところ、その風味が多くの人々に喜ばれ、御霊神社の名物となり、また厄病よけの煎餅としても世に知られるようになりました。」とある。
創業が文明9年(1477年)やそうやから、530年も作り続けてはんねんなあ。京都のお店は100年たってやっと一人前っていう感じやもんなあ。この一品しか作ってはらへん。
私が買うたんは四条河原町の高島屋やけど、以前お店に行ったことがあります。上御霊さんの前のお店もまた小さくて素朴でかわいい。近所の和菓子やさんっていう雰囲気。
京都にはこんな和菓子屋さんがいっぱいあるからおもしろい。
時間がない時は、高島屋の地下に、おいしいお菓子いろいろ置いてはるから、おすすめです。和菓子の売り場の隅っこの方です。
阿闍梨餅
は満月さん。 ここもお菓子4種類しか作ってはらへんそうです。
満月さんは、安政3年(1856年)の創業。阿闍梨餅は大正時代にできたお菓子やそうです。材料は、砂糖・小豆・餅粉・玉子・水飴・トレハロース。
見た目は今川焼きみたいなんやけど、皮が餅粉でできてるから、モチモチした食感が粒の大納言と合わさってとってもおいしい。初めて食べた人は、みんなこの食感に驚きはるみたい。
できたてがおいしいけど、日がたって少し硬うなったんを焼いて食べてもおいしい。私は買うてくると半分は冷凍しておきます。 ちょっと甘いもんが欲しくなったとき、オーブントースターで焼いて食べると、しあわせになれる。
ここの 番頭さんの話
もおもしろい。
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