私の嫌いな10の人びと
目次を挙げてみると、
1 笑顔の絶えない人
2 常に感謝の気持ちを忘れない人
3 みんなの喜ぶ顔が見たい人
4 いつも前向きに生きている人
5 自分の仕事に「誇り」をもっている人
6 「けじめ」を大切にする人
7 喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人
8 物事をはっきり言わない人
9 「おれ、バカだから」と言う人
10 「わが人生に悔いはない」と思っている人
二枚舌を使う人、計算高く冷酷な人などほとんどの人が嫌いな人については、中島さんも大嫌いで、わざわざ論ずるまでもないので、大部分の現代日本人が好きな人のみを「嫌い」のターゲットにしたんやそう。
「どんな思想をもっていてもいいのですが、当人がその思想をどれだけ自分の固有の感受性に基づいて考え抜き鍛え抜いているか(略)。つまり、その労力に手を抜いている人は嫌いなのです。」
「世間の感受性に漠然と合わせている、世間の考え方に無批判に従っているような人は嫌いだということ。」やねんて。
それは、私もそうやなあ。自分の考えを持ってへん人や、自分の言葉を使って話せへん人とは、話しててもつまらへんもんなあ。
この本に出てくる「人の迷惑になることをするな」「自分がされたくないことを他人にはするな」っていうお説教をする人が嫌いやっていうの。
高校生ぐらいの時、満員電車に乗ってて「人の迷惑にならんようにするのはこんな時どうしたらええんやろう」と、ふと思うた。自分一人が電車から降りたら少しは混雑が緩和されるやろうか。でも次の電車も満員かもしれん。そんなことしてたら、行きたいとこに行かれへんようになる。
生きるっていうことは、人に迷惑をかけずにはおられんことや、それやったら少なくとも自分が満足できるように生きていかなと気づいた瞬間やった。
それと「自分がされたくないこと」は「他人のされたくないこと」とずれてるように感じてた。中学生ぐらいの時に先生に「自分がされたくないことを他人にはするな」って叱られた覚えがあるけど、そのことは「自分がされたくないこと」ではなかった。そやから、人によってされたくないことは違うから、聞いてみなわからんなあと思うた。
海外にひとり旅してて、他の国の人と話してると、あなたはどう思うかって聞かれることがある。
違う文化を持つ人の考え方を知りたいんやなあ。
本を読むことも、他人の考え方を深く知ることになる。
そやから、旅と読書は生涯続けていくことになるんやろな。
中島さんへの インタビュー「語らない美学は人を損なう」
いま自然をどうみるか増補新版
「根源的エコロジズムの記念碑的名著」やそうやけど、どうしても最後まで読まれへんかった。
高木 仁三郎さんは、長年反原発・半核活動をしてきはった人で、亡くなりはった今も、「高木学校」っていうのが続いてるそうや。
高木 仁三郎の部屋
高木学校
1985年に書かれた内容を1998年に増補した本。
何で読まれへんかったかっていうと、主語を「私たち」で書いてはるから。
「私たち」が出てくるたびに、私たちってだれのことやろう、この私も含まれてるんやろうか。私のことは入れへんといて欲しいと思うてしまう。内容はそっちのけで、そう思うてしまう。
増補の部分では、「私」と「私たち」が使い分けられてて、すんなり読めた。
すごい人なんやろうけど、しょうがない。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。![]()
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