日本橋の三井記念美術館に国宝の雪松図を観に行こうと思うてた。
年に1回、お正月の時期に展示しはる。また来年やな。
夜は、サントリーホールでコンサート。
今年の初コンサートは、辻井伸行さんのデビュー・アルバム発売記念ピアノリサイタル。
この人のこと全然知らんかってんけど、テレビで採りあげられたりして有名な人みたいや。
1988年生まれやから、まだ19歳。
全盲で生まれ、2歳の時にお母さんが音楽の才能に気がつき、7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞、8歳でモスクワ音楽学院大ホールで演奏。
10歳で音楽界への登竜門といわれるピティナ・ピアノコンペティションのD級で金賞を受賞。、アメリカ(カーネギーホール)、チェコ、台湾(国家音楽庁)などでも演奏し、絶賛される。
12歳でサントリーホールで初リサイタル、17歳でショパン国際ピアノコンクールに最年少で出場し、「ポーランド批評家賞」を受賞。昨年10月デビューアルバムが発売された。
お母さんが、書いた本「今日の風、なに色? 全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで」も出版されてる。
コンサートの演奏曲は、
ショパン
幻想曲 ヘ短調 作品49
子守歌 変ニ長調 作品57
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57「熱情」
今回は、1階の真ん中へんの席やったので、音が聴きやすかった。
この人は、強く弾くときも軽く弾くときも、ほとんど姿勢が変わらずきれいやった。それでいて、きちんと音が出るんやからすごい。
情感豊かで、ピアノが打楽器やっていうことを忘れるほど、なめらかに弾きはる。
「月光」に一番感動した。目を閉じて聴いていると、まずメロディが頭の中を占領し始めた。そのうち、体全体に行き渡って涙があふれてきた。
アンコール曲は、
辻井伸行
川のささやき
ロックフェラーの天使の羽
ショパン
前奏曲 ニ短調 作品28-24
自作の曲やって自分で紹介してくれた。そのなかで、ちゃんとCDの2枚目に入ってるって宣伝することも忘れない。ちょっと甘えたの子どもっぽい声やった。
彼の拍手に応えるおじぎもかわいらしい。
立ち上がって、6つの方向に6回もおじぎしはる。
神童はとうに卒業してるみたいや。これからが楽しみなピアニストさん。
全国をまわりはるみたいやから、近くでコンサートがあったら聴いてみてください。
辻井伸行
ここで
試聴できます。
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