どうしても行きたかった展覧会が、六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催の「国宝 三井寺展」。
天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山である三井寺(みいでら)は、白鳳時代に創建され、平安時代9世紀に智証大師(ちしょうだいし)円珍(えんちん)が復興したお寺。
大津の三井寺に行ってもめったにお目にかかれへんようなお宝だらけの展覧会やった。
入ってすぐにお迎えくださるのが、国宝の智証大師坐像2体。大師の遺骨を胎内納めたという「御骨大師(おこつだいし)像」と)唐院大師堂の中尊にまつられる秘仏「中尊大師像」。
円珍さんの頭頂部は、「霊骸(れいがい)」っていうとんがった形で特徴がある。ちょっとビリケンさんみたいで親しみを感じる。
その隣にはチラシにも使われてる、重文の不動明王立像(黄不動尊)がいはって、今にも動き出しそうな迫力。
奥には、国宝の金色不動明王画像(黄不動尊)も展示されてる。
円珍さんが比叡山の石窟で座禅していた時、脳裏に金色の不動明王を感じ取って、すぐに画工に描かせたものやそうや。
それを忠実に彫り上げたんが、チラシの像。
円珍さん直筆の書は、なんとも味のある筆跡。
「新羅明神坐像」は、円珍さんや三井寺の守護神やそうや。白いお顔にタレ目であご髭が長い。細く鋭い指が印象的やった。
下のフロアーに移動すると、桃山時代の障壁画がずらりと並んでる。
狩野光信が描いた勧学院客殿の襖絵。一之間から四季花木図、二之間から花鳥図。
通常の照明とろうそくを思わるせる光とを 交互に照らして見せてくれてた。
法然院の槙に海棠図の襖絵も展示されてた。
一番気にいったんは、如意輪観音菩薩坐像。33年に一度ご開帳される西国観音霊場第14番札所 園城寺観音堂のご本尊さま。
小首をかしげたようすが、あどけなような色っぽいような。頭の飾りが重いのかな。
最後のコーナーはフェノロサの愛した三井寺。
フェノロサは三井寺で仏教に改宗しはって、法明院にお墓もあるそうや。
展示されてるおよそ180件のうち、国宝と重要文化財が約60件もある。
すごく中身の濃いありがたい展覧会やった。
サントリー美術館 国宝三井寺展
この展覧会は、4月1日(水)~5月10日(日)まで福岡市博物館に巡回する。
福岡市博物館 国宝三井寺展
この後、オペラを観に行った。続きは次の日記で。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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