最近読んだ本のこと。
今年2月に出たときに、すぐ図書館に予約して順番がやっと来た。3か月ぐらいかかってる。
津村記久子さんの「ポトスライムの舟」は、第140回芥川賞を受賞した作品。
186ページと薄いこともあって、スルスルと読めてしもた。
でも、なんだか心がチクチクする。
29歳の女性ナガセは、工場の契約社員としてライン業務を毎日こなしながら、その後友だちがやっているカフェを手伝ったり、データー入力の内職をしたり、休日もパソコン教室の講師をしながら働いてる。
会社の休憩所に貼ってあったポスターで、世界一周船旅の費用が163万円だと知って、自分の工場での月給手取り13万8千円の1年分とだいたい同じだと気づく。母と同居してることもあって、それだけ貯めようと決心する。
彼女は、その前には自分の左腕に「今がいちばんの働き盛り」という文字を刺青で入れたいと考えていたり、ちょっと風変わり。
私が30歳のころは、バブル景気も終盤に近づいてて、日経平均も3万8千円以上してた。
30歳で1回のボーナスで163万円以上もらうてる人もようけいはったやろうし。
ボーナスが3回(夏・冬・期末の3月)出る企業もあったと思う。
今の若い人たちは、ちょっと歯車が狂うとほんまに大変そうや。
もう一編の「十二月の窓辺」は、もっと痛い。大卒で印刷会社に入ったツガワという女性が職場の女性上司のいじめにあう話。
作者の津村さんは、今も会社員と作家の二足のわらじを履いてはる。
新作、「八番筋カウンシル 」がおもしろそうや。
今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。
3月末に始めたガーデニングパーツ。 白い花が開いてきた 「もっといろんな人にみられたいな~」。
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