半蔵門の国立劇場で、6月歌舞伎鑑賞教室「華果西遊記」 を観てきた。
解説 歌舞伎のみかた
市川 笑三郎 市川 春猿
華果西遊記(かかさいゆうき) 常磐津連中・竹本連中
第一場 西梁国智籌殿の場
第二場 雲中の場
第三場 盤糸嶺山頂の場
孫悟空:市川 右近 猪八戒:市川 猿弥
沙悟浄:市川 弘太郎
芙蓉実は妹蜘蛛の精:市川 春猿
女王実は姉蜘蛛の精:市川 笑三郎 玄奘三蔵法師:市川 笑也
1階席の半分ぐらいは、高校生たちが占めてた。でも、歌舞伎座と違うてお客さんの入りは半分ちょっとかなあ。
最初の解説は、なかなか勉強になる。
「歌舞伎」を「歌(音楽)」「舞(舞踊)」「伎(演技)」に分けての説明。
「歌(音楽)」では、大太鼓を舞台中央に出して、雨の音や雷などの効果音を実演。
「はっとして、驚いた」っていう言葉をそれぞれが語ってみせることで、義太夫と常磐津の違いを実演してくれた。
「舞(舞踊)」では、女形の作り方の説明。肩甲骨を寄せてから肩を落として、なで肩にするそうや。
「伎(演技)」では、見得をやってみせてくれる。そこにツケの音が入ることで、見得が完成する。
後見と差し金の説明では、差し金にバレーボールをつけて、客席との間でボールのやりとりまでしてはった。
「華果西遊記」の「華果」が孫悟空の生まれた「華果山」と猿之助さんの俳名に因んでいることを説明して、休憩。
舞台の上手と下手に字幕の電光掲示板が取り付けられてて、義太夫と常磐津のせりふを表示するのもおもしろかった。
「華果西遊記」は、猿之助さんの演出。
孫悟空のマジックや、猪八戒、沙悟浄との棒術、子役の踊り、蜘蛛の糸が派手に飛び交うなど、サービス精神たっぷりの舞台。
私は世話物とかのほうが好きやけど、高校生には楽しくて向いてたのかもしれん。
段治郎さんは出てはらへんかったなあ。
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