この夏は見逃せない展覧会がようけある。
観てまわるのに、ぐるっとパスを買うた。
都内66の美術館・博物館・動物園・水族園に無料で入れたり、割引になる。
最初に利用した日から2か月間が有効期間。
東京・ミュージアム ぐるっとパス
最初に使うたのは、上野の東京藝術大学大学美術館。
500円の観覧料やけど、ぐるっとパスで無料になる。
「コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―」をやってる。
東京藝術大学の前身東京美術学校の時代から、教育研究資料として収集されてきたコレクションを展示してはる。
美術館開館20周年ということもあってか、有名な作品が多い。
曽我蕭白「群仙図屏風」、狩野芳崖「悲母観音」、上村松園「序の舞」、鏑木清方「一葉」など。
とっても興味深かったのが「繍仏裂(しゅうぶつぎれ)」。7世紀ごろの白鳳時代に紫の絹地に刺繍された飛天のような仏様。
繍仏裂
「鸚鵡毯代残欠(おうむたんだいざんけつ)」は奈良時代のろうけつ染め。柿色のような絹地に白くオウムの文様が浮き出てる。
鸚鵡毯代残欠
1400年も前の刺繍やろうけつ染めに心を奪われた。
明治34年から昭和7年まで東京美術学校の校長を務めた正木直彦氏が退官するときに贈られたという「正木直彦校長勤続25年祝賀の贈呈品」の数々もすごい。高村光雲の「狸」を始め、当時の教官たちが腕を振るってつくりはったであろう、文具や飾り棚、そこに飾られた工芸品 など。
平櫛田中の彫刻コレクションも迫力がある。
会場2では西洋画のコレクション。
有名どころでは、高橋由一「鮭」、浅井忠「収穫」など。
初公開のレオナール・フジタ()が学生時代22歳のときに描いた「婦人像」も印象的。
女性の肌の色に白が目立って、その後の乳白色の肌理がなんとなくうかがえるように思うた。
コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―
上の階では、「天皇陛下御在位二十年記念 日本藝術院所蔵作品展」もやってた。
日本藝術院所蔵作品展
この日の東京はええお天気。大噴水が青空に映えてた。
この後、国立西洋美術館に向かうた。
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
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