めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

2009年09月10日
XML
カテゴリ: 展覧会

ちょっと変則。後の日の12日に行った展覧会のこと。
渋谷の松濤美術館で9月13日まで開催してる「江戸の幟旗(のぼりばた) 庶民の願い・絵師の技」。
美術館のスペースや雰囲気に合った、とっても心に伝わるもののある展示やった。
幟旗(のぼりはた)は、今も「大売出し」やお店の店頭、選挙の街頭演説、神社、歌舞伎の役者名や相撲の四股名が入ったものなど、いろんなとこで見かける。

もともとは戦国時代の識別用やったみたいやけど、今回展示されてるのは端午の節句や神社の祭りなどで使われてた願いがこもったものばかり。
鯉のぼりも、この幟旗に描かれた登竜門(鯉の滝のぼり)の絵が変化してきたらしい。
木綿の反物に手描きや筒描きされた絵柄がどれもすばらしい。縦長にうまく収まるようにデザインされており、とっても勢いがある。
多くは、地元の絵師の手によるもの。
子どもの健やかな成長を祈る気持ちが伝わってくる。
お祭りのときに奉納された幟は、「書」が主役。太い墨字は、字そのものに魂が宿ってるようにうごめいてる。
この美術館はこじんまりとしてるけど、天井が高くて半円形をしてる。そこにずらりと並べられた幟は、壮観やった。それぞれの幟にこめられた思いまでもが、生き返ってきてる感じがした。
100点展示されてるんやけど、これらはお3人のコレクションから選りすぐられたもの。
幟研究家の北村勝史さんと美術コレクター鈴木忠男さん、そして吉徳資料室学芸員の林直輝さん。
2階の展示スペースにカフェサロンのコーナーがあって、そこにたまたま北村さんと林さんがいはった。
北村さんは、コンピュータ会社のサラリーマンやったそうや。それが古道具屋さんで1枚の幟に出会い、50歳で早期退職。露天の骨董商をしながら幟の収集をして、幟旗研究の第一人者になってしまいはった。展示の8割近くが北村さんのコレクション。
林さんは静岡県富士市のご出身でまだ29歳。子どものときから年中行事が好きで、小学校高学年から骨董屋さんをのぞいてお小遣いで幟を買ってたそうや。高校生になったときに40歳も歳の違う北村さんと出会い、これはかなわないと独自の路線の収集に切り替えはる。なんともすごいお子さんやってんなあ。
林さんと幟の修繕のことや、保存について少しお話することができた。巻いて保存してあって、皺伸ばしなどは染料の関係でできないそうや。展示してすぐのころと、最後のころでは、最後のほうが少しきれいに伸びてきてるって言ってはった。
観に行けるなら、ぜひおすすめの展覧会。

紅ちどりの開花 15輪(総計 160輪)
原種ハイビスカスの開花 5輪(総計 58輪)
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
3月末に始めたガーデニングパーツ。また白い花が満開になって、青い蝶がとまってる 「あすは晴れるかな」。

1日1回のクリックで、募金ができます♪
クリックで救える命がある。 イーココロ!クリック募金






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年09月13日 09時13分52秒
コメント(8) | コメントを書く
[展覧会] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:3人のコレクション 江戸の幟旗にこめられた願い(09/10)  
いろんな世界があって
いろんな方がいて
出会いがあるのも
美術品なんだなあと感じました。
それにしても林さんは早熟なコレクターさんですね。

旗は自らは自分を
アートと名乗ってないのに
結果そうなるところもすごい。
職人の力ってやっぱり
それをまた集めてくれる人が居るから
そうと分かるところもあるね。

収集家ってのも
集める労力や楽しみが
結果ひとつの目として偉大に働いてるもんね。 (2009年09月13日 09時11分10秒)

ほへー  
Jin&Masa  さん
そうだったんだ…これが起源となって、こいのぼりに?!
聞かなくちゃ絶対に想像つかないなぁ…。
物事にはちゃんと歴史があるんだなぁ…奥が深い…。
(2009年09月13日 10時04分54秒)

Re:3人のコレクション 江戸の幟旗にこめられた願い(09/10)  
玲小姐  さん
幡で展覧会が開けるとはオドロキでした!美術品というより、生活用品的なかんじですものね。
こいのぼりは、埼玉県の加須が大産地なんですよ! (2009年09月13日 12時14分38秒)

はじめまして  
まさつ5180  さん
素晴らしい鑑賞でしたね。
よかったら銅版画ワークショップも
是非ご参加下さい。 (2009年09月13日 20時00分58秒)

ばっちゃん。さん  
いろんなことが感じられて、とってもおもしろい企画だったよ。
幟旗は人の思いが深くかかわってるからかもしれないね。
それがまた人と人を結んでいって。
それと、こういうコレクションってどうやって保存しているのかって、ついつい気になっちゃうよ♪
-----
>いろんな世界があって
>いろんな方がいて
>出会いがあるのも
>美術品なんだなあと感じました。
>それにしても林さんは早熟なコレクターさんですね。

>旗は自らは自分を
>アートと名乗ってないのに
>結果そうなるところもすごい。
>職人の力ってやっぱり
>それをまた集めてくれる人が居るから
>そうと分かるところもあるね。

>収集家ってのも
>集める労力や楽しみが
>結果ひとつの目として偉大に働いてるもんね。
(2009年09月15日 09時48分54秒)

Jin&Masaさん  
迫力のある展覧会だったよ♪
端午の節句は子どもの健やかな成長を祈るためだから、鯉以外にも強そうなものや出世しそうなものなどいろんな絵柄があっておもしろかった!
-----
>そうだったんだ…これが起源となって、こいのぼりに?!
>聞かなくちゃ絶対に想像つかないなぁ…。
>物事にはちゃんと歴史があるんだなぁ…奥が深い…。

(2009年09月15日 09時53分34秒)

玲小姐さん  
民芸にも通じますね。
手描きの1点ものだし、素朴な表現のものから芸術品のような絵まで、どれも迫力がありました。
いいところに、目をつけられたなあと思いましたよ♪
-----
>幡で展覧会が開けるとはオドロキでした!美術品というより、生活用品的なかんじですものね。
>こいのぼりは、埼玉県の加須が大産地なんですよ!

(2009年09月15日 09時57分15秒)

まさつ5180さん  
とってもよかったです♪
-----
>素晴らしい鑑賞でしたね。
>よかったら銅版画ワークショップも
>是非ご参加下さい。
(2009年09月15日 18時17分37秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

megumegu001

megumegu001

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: