久しぶりの歌舞伎座を初日に観劇。
夜の部
一、双蝶々曲輪日記 引窓(ひきまど)
南与兵衛後に南方十次兵衛:三津五郎 濡髪長五郎:橋之助
平岡丹平:秀 調 三原伝造:巳之助 母お幸:右之助 お早:扇 雀
二、御名残押絵交張(おなごりおしえのはりまぜ) 雪傾城(ゆきけいせい)
傾城:芝 翫
役者栄之丞:勘太郎 芝居茶屋娘お久:七之助 新造香梅:児太郎
雪の精 奴:国 生 雪の精景清:宗 生 雪の精 禿:宜 生
三、野田版 鼠小僧(のだばんねずみこぞう)
棺桶屋三太:勘三郎 お高:福 助 與吉:橋之助 大岡妻りよ:孝太郎
稲葉幸蔵:染五郎 目明しの清吉:勘太郎 おしな:七之助 さん太:宜 生
與惣兵衛:井之上隆志 凧蔵:猿 弥 辺見勢左衛門:亀 蔵
独楽太:市 蔵 番頭藤太郎:彌十郎 おらん:扇 雀 大岡忠相:三津五郎
歌舞伎座の初日もええなあ。舞台にも客席にもどこか緊張感が漂ってる。
「引窓」は「双蝶々曲輪日記」という長いお芝居の八段目。
歌舞伎座さよなら公演六月大歌舞伎で 二段目 角力場
は観てる。
幼いころ養子に出した実の息子、濡髪長五郎はお尋ね者になっている。後妻に入り育ててきた義理の息子、与兵衛が郷代官に出世した初仕事は下手人の詮議。でもその下手人は実は長五郎やった。それを知って板ばさみになる母と、それぞれに母のためと思う濡髪と与兵衛、与兵衛の妻お早。
丸本世話物の名作やそうや。
引窓ってどんなんやろうと思うたら、屋根についてる天窓で、内側から紐で開け閉めできるもんやった。
十五夜の前日で、与兵衛は引窓からの月明かりで、手水鉢の水に映った二階にいる濡髪を見つける。母が濡髪をしばるのもこの引窓の紐。
しみじみとするええお芝居やった。
「雪傾城」は舞踊なんやけど、発表会のような踊り。
81歳の芝翫傾城おばあさまの孫たちが勢揃い。
28歳の勘太郎さん、26歳の七之助さん。この二人なら、おばあさまも安心して任せておけそう。
二人が花道に出てくると、きれいやった。勘太郎さんには「おめでとう」の声もかかってた。前田愛さんと8年越しの愛を実らせて10月に式を挙げたばかり。
15歳の児太郎くん、13歳の国生くん、12歳の宗生くん、8歳の宜生くんの踊りには、初日やし、おばあさまはヒヤヒヤし通しやったやろうなあ。
宗生くんの踊りはきれいやった。この子は、次の鼠小僧でも大切な役を上手に演じてはった。
「野田版 鼠小僧」は、昨年2月に シネマ歌舞伎
で観てる。
あの迫力を生で観られるのが、楽しみやった。
前回は6年前に演じられてる。ほとんどその時と同じ配役。
違うのは、最初に鼠小僧を劇中劇で演じる稲葉幸蔵も、前回は勘三郎さんが演ってはったけど、今回は染五郎さん。
辻番人與惣兵衛をなさった坂東吉弥さんは亡くなられてて、井之上隆志さんが。
さん太は中村鶴松さん(当時は清水大希くん)やったのが、宜生くん。
前回より特に若手がパワーアップしてるように思うて、おもしろかった。
勘三郎さんのアドリブには、8年も待たせるなんて信じられないやつだとか、海老蔵さんのお相手小林麻央さんのことも登場。
3階席からやと、屋根の上での活躍がよう見えへんのが残念。
舞台が終わってカーテンコール。
勘三郎さんが客席の誰かを探してると思うたら、野田秀樹さんで、野田さんも舞台に上がって一緒にお辞儀だけしてはった。
サンタが大判小判をばら撒いてくれる、クリスマスにぴったりのお芝居。
帰りに、空から降ってきた大判を2枚いただいてきた。
歌舞伎って、初日観て、中、後半、楽と何度も観る楽しみもあるなあ。
体力と時間とお金がかかるけど。
今月は、宮藤官九郎さんの新作歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」も上演される。
歌舞伎座で現在人気作家お二人の新作が競演になるなんて、うれしいことや。
紅ちどりの開花 0輪(総計 633輪)
原種ハイビスカスの開花 0輪(総計 240輪)
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
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