歌舞伎座の初日を観る前に、すばらしい紅葉を観た。といっても、都心の紅葉は黄色いイチョウばっかり。
鎌倉時代から近代に至るまでの、ユートピアを表現した作品が展示されてる。
最初にあったんは、南宋時代の景徳鎮「青白磁刻花蓮池文枕」。
薄い水色のひんやりした枕に、蓮の模様が刻まれてる。こんな枕を使うたらさぞええ夢が見られるやろう。
この展覧会では、ユートピアを4つに分けてる。
最初のテーマは、「夢ものがたり」。
夢の中のできごとが描かれてる作品で、小杉放庵の「洞裡長春」や斎藤秋圃の「涅槃図」などおもしろかった。
最後のテーマ「花楽園」に入るんやろうけど、会場の都合もあってかここに大きな屏風絵が2組。これがすごかった。
ひとつは、三井記念美術館蔵の「日月松鶴図屏風図」で重要文化財に指定されてる。
金地に水の流れと松、鶴が2匹、右隻の右上にはお日様、左隻には三日月が渋く光ってる。
かっこええなあ。
夢見心地にさせてくれたんは、「吉野龍田図屏風」。右隻には吉野の桜、左隻には龍田の楓が一面に広がってる。
今年は本物の紅葉狩りは楽しめへんかったけど、ここで見事な紅葉を拝見できた。
龍田は現在の生駒郡三郷町で、三室山と大和川の一帯をさすようや。
2つめのテーマは「蓬莱仙境」。
富岡鉄斎の「口出蓬莱図」では、仙人?が口から蓬莱境を吹きだしてておもしろい。
仙がいの「百寿老画賛」も、百歳のお年寄りが百人以上も集まって元気いっぱい。
3つめのテーマは「美人衆芳―恋と雅」。恋もユートピアやねんなあ。
俵屋宗達の伊勢物語図色紙「武蔵野」、伝 俵屋宗達の源氏物語「少女」、「桜下弾弦図屏風」、勝川春章の「美人鑑賞図」の4点。
最後は「花楽園」。
これは、山ほどあるなかから作品を選ぶの大変やったやろうなあ。
伝 俵屋宗達の「四季草花図屏風」もあったけど、酒井抱一の「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」が上品で華やか。
たっぷりと、ユートピアに浸らせてもろた。
出光美術館の企画展は、派手さはないけどいつも充実してる。
休憩スペースでは無料のお茶を飲みながら皇居などの景色を眺めることもできて、うれしい美術館。
「ユートピア」展は12月20日まで。
ユートピア ―描かれし夢と楽園―
この後、播磨屋さんのフリーカフェに寄った。
いつも混んでるなあ。
歌舞伎座に行く様子の人も、数組来てはる。
今回は、3袋1000円のお徳用無選別袋入りおせんべいも買うた。
このあと、歌舞伎座の初日に 向かうた
。
紅ちどりの開花 0輪(総計 633輪)
原種ハイビスカスの開花 0輪(総計 240輪)
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
3月末に始めたガーデニングパーツ。またまたまた白い花が開いてきた。「そらとんでみたい!」。
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