1月の歌舞伎見物。トリを飾るのは、新春浅草歌舞伎。
お年玉〈年始ご挨拶〉亀治郎
一、奥州安達原(おうしゅうあだちがはら) 袖萩祭文
袖萩/安倍貞任:中村勘太郎 八幡太郎義家:中村七之助 平直方:市川男女蔵
安倍宗任:片岡愛之助
二、猿翁十種の内 悪太郎(あくたろう)
悪太郎:市川亀治郎 智蓮坊:中村亀 鶴 太郎冠者:市川男女蔵
安木松之丞:片岡愛之助
お年玉の年始ご挨拶は亀治郎さん。
袖萩祭文の背景やあらすじを話してくれはった後、役者羽子板の抽選会があった。
前に昼の部を観に来たときは、ロビーに飾ってあった羽子板が舞台の上に。
21日から夜の部で1枚ずつプレゼントされる。対象はイヤホンガイドを借りた人。
私は借りてへんので関係ないけど。
まずは、残り5枚のうちどの羽子板にするかを抽選。四角い箱の中のピンポン玉みたいなのを取り出すと、愛之助さんのやった。
次にチケットの半券を箱から取り出して、この日は1階席の人が当たってはった。
亀次郎さんから直々に羽子板を手渡されてはった。
このお客さん、観劇中羽子板はお膝の上やったんやろうか。
係りの人がちゃんと箱とかに入れて置いといてくれはるんやろうなあ。
「奥州安達原」は国立劇場の文楽で 観たこと
がある。
勘太郎さんがんばってはったし、子役さんもけなげ。
でも祭文の場面では、勘太郎さんのお三味線と浄瑠璃の太棹の音がかみ合うてへんので、それが気になってお芝居に集中できへんかった。
むずかしいもんやなあ。
桂中納言の公家姿から「ぶっかえり」で侍姿の安倍貞任になるところでは、舞台の上で後ろ向きになったまま自分で隈を入れてはった。
案外ゆっくりていねいにやってはって、間に合うのかなあってこっちが心配になるほど。
おもしろいことに、最後にはぶっかえった着物をまた着なおして公家姿になってはった。
「悪太郎」は、大酒飲みでまわりに迷惑をかけてばかりいる悪太郎が、懲らしめるために坊主にされてしまうという舞踊。
酔っ払って、通りかかった修行僧に悪さをしたり、最後には4人で念仏踊りをしたりと楽しませてくれる。
これは、勘三郎さんも踊ってくれはらへんかなあ。
怒涛の週に4日歌舞伎見物もこれでおしまい。
ハードやけど楽しかった。
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