平成中村座の昼夜通し。
平成中村座にも鏡餅が飾られてる。
中村勘九郎襲名披露のポスターには、スカイツリー版も登場してた。
昼の部は、義経千本桜の「鳥居前」から。
今回も桜席やから、舞台上手の真横から観ることになる。
梅枝さんの静御前、萬太郎さん義経が、気品があって、かわいくきれい。
立ち回りの場面には、前日の試演会に出てはった人も。
獅童さん忠信の飛び六方は、定式幕を閉めた花道で演じられるので、係りの人の誘導で急いで幕の外側に移動して観覧。
「身替座禅」に勘三郎さんが登場。
幕が開く前、長袴をまだ身につけてない勘三郎さんがちらっと拝見できたのも、桜席の楽しみ。
勘三郎さんは右京。弥十郎さんの玉の井は大きな体で怖そうやけど、どこか愛らしい。獅童さんの太郎冠者も、愛嬌がある。
千枝、小枝は仲之助さん、仲四郎さん。仲四郎さんは、試演会で五郎をしてはった人。
勘三郎さんが、ずいぶんお元気そうでよかった。
楽しかったなあ。
「雪暮夜入谷畦道」は、橋之助さんの直次郎。
これも、幕が開く前に捕り手の役者さん二人がお蕎麦を途中まで食べてる様子や、そば屋のおかみさんが、途中まで本物の葱を刻んでるのも、楽しめる。
そば屋の壁に貼ってある品書きには、あられそばや花巻そばもある。
按摩丈賀は亀蔵さん。
七之助さんの三千歳はきれい。
平成中村座に廻り舞台はないのに、舞台装置の真ん中に綱を通してまわしてはる。
すごいなあ。
この芝居を観ると、おそばが食べたくなる。
夜の部まで1時間半ほどあったので、浅草見番のはす向かいにある「弁天」へ。
粋というよりアットホームな雰囲気の下町らしいお店。
お連れさんは、もりそば500円。
そばは腰があり、量も多め。つゆもかつお節の香りがええ。
私は迷った末に、そばがきぜんざい500円。
そばがきがふんわり、もちっとしてておいしい。でも、そばがきはちょっとしかなくて、粒餡のぜんざいのほうが多かった。
このあたりには、大きな料亭もあった。
お連れさんは、近くの言問通りにある「あんですMATOBA」で、あんぱんをお買い上げ。
靴の町工場があったり、この辺りもおもしろそう。
夜の部は、「寿曽我対面」から。
大掛かりな衣装は、舞台の上で着けはるのが幕内から見える。
十郎が勘三郎さん、五郎が橋之助さん。
勘三郎さんは、十郎は初役なんやそうや。品があって、やわらかい感じでぴったりやった。
前日の試演会に刺激されたというと失礼かもしれんけど、大きな舞台やった。
幕が下りて、勘三郎さんが会釈して戻って行ってくれはった。役者さんは、長袴や大きな衣装をはずしてから、奥へ向かいはる。
次は、「お染の七役」。
これは、2009年の新橋演舞場五月大歌舞伎で福助さんのを、昨年のル テアトル銀座二月花形歌舞伎で亀治郎さんのを観てる。
今回は七之助さんで、玉三郎の監修。
桜席やと、早替わりが丸わかりで、これはちょっと残念やったかも。
七之助さんが一皮むけたように自信を持って演じてはって、すごく見応えがあった。
91歳の小山三さんが、元気に腰元お勝を演じてはって、こちらまでうれしいし、さすがの雰囲気。
試演会に出てはった、橋吾さんが番頭善六、いてうさんが丁稚久太を演じてはる。
向島道行の場では、梅枝さんの女猿廻お作、萬太郎さんのの船頭長吉。
横から見ると、腰の落とし具合がわかるのが新鮮やった。
お江戸気分を満喫できた、とっても楽しい平成中村座の一日やった。
平成中村座 壽初春大歌舞伎
昼の部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 鳥居前
佐藤忠信実は源九郎狐:獅童 静御前:梅枝
源九郎判官義経:萬太郎 武蔵坊弁慶:亀蔵
二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
山蔭右京:勘三郎 太郎冠者:獅童 奥方玉の井:彌十郎
三、雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)
片岡直次郎:橋之助 三千歳:七之助 按摩丈賀:亀蔵
夜の部
一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
曽我十郎祐成:勘三郎 曽我五郎時致:橋之助 大磯の虎:七之助
近江小藤太:萬太郎 化粧坂少将:新悟 鬼王新左衛門:亀蔵
小林朝比奈:獅童 工藤左衛門祐経:彌十郎
二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
序 幕 柳島妙見の場 橋本座敷の場 小梅莨屋の場
二幕目 瓦町油屋の場 同 座敷の場 裏手土蔵の場
大 詰 向島道行の場
油屋娘お染/丁稚久松/許嫁お光/後家貞昌/
奥女中竹川/芸者小糸/土手のお六:七之助
女猿廻しお作:梅枝 船頭長吉:萬太郎 鬼門の喜兵衛:橋之助
1日1回のクリックで、募金ができます♪
京人形 日蓮 六月大歌舞伎 2021年06月24日
3回目 桜姫東文章下の巻 六月大歌舞伎 2021年06月24日
人情噺文七元結 令和3年6月歌舞伎鑑賞教室 2021年06月15日
PR
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
カレンダー