エジプトのことを調べてて、図書館で見つけた本。
古代エジプト王国トラベルガイド シャーロット・ブース著 月森左知訳
日本でいうと、縄文時代の人が書いた旧石器時代の遺跡の、中国でいうと、殷の時代の人が書いた夏や黄河時代の遺跡のガイドブックということになる。
ヒッタイト人やシリア、クレタ島からのギリシア人が観光しにエジプトへ来るのかな。
「第1章 エジプトって、どんな国?」では、歴史、政治、宗教、家族と女性の役割、教育と仕事、農場と産業、エジプト軍について説明がある。
「第2章 古都テーベ」は、エジプト旅行のハイライトであるテーベ(現在のルクソール近郊)の観光案内に。
カルナック神殿、ルクソール神殿、トトメス3世神殿とメンチュヘテプ2世神殿、アメンヘテプ3世神殿、マルカタ王宮、ラメセス2世葬祭殿、白い王妃の礼拝堂、王家の谷、王妃の谷、墓の壁画、ナイル沿岸が登場する。
もちろん、今のようにエジプトや海外の博物館に運ばれる以前の状態が書かれてる。
今は入場料を払えばいろんなとこに入れるけど、昔は王族しか入れない場所のほうが多いかも。それも門番にお金をつかませたり「賄賂」を使えば見られることもあると書かれてるのは、今も変わらんかもしれん。
「第3章 テーベ以外の観光スポット」では、王都ペル・ラメセス、古都メンフィス、ヘリオポリスの太陽神殿、サッカラのピラミッド群、クフ王の大ピラミッド、ヘルモポリス、ベニ・ハッサン、アビドス、コプトス、メダムド、ヌビアが採りあげられてる。
「第4章 エンターテイメント」では、祭り、ウォーター・スポーツ、競技スポーツ、ハンティング、ボードゲーム、音楽と歌、ダンス、公共の広場、セックスと売春について。
「第5章 旅の基本情報」は、アクセス、町を見てまわる、宿泊、マナーと習慣、ファッション、食事と飲み物、通貨、ショッピング、医療、犯罪と法律、仕事と学習。
「第6章 基礎知識」は、歴代王朝と主な王たち、おすすめの文学作品、便利なヒエログリフ小辞典、旅に役立つ単語とフレーズ集。
中くらいの品質の亜麻布のチュニックが銅5デベンぐらい、サンダルは銅3デベン、ファイアンスのネックレスが5デベンから、ラピスラズリのネックレスだと8デベンから、金のネックレスは36デベンで若いロバ1頭と同じ価値で、パンは10個2デベン、アンフォラに入ったビールが2デベン、ワインが4デベンやそうや。
ヤギ1頭がデベンから3デベンに相当するので、交換用にヤギを2、3頭連れて歩くか、パピルスが4デベンになるので、それを持ち運ぶとええそうや。
「死者の書」の注文の仕方も書いてある。
健康でいるために、目のまわりにたくさんのタール(化粧墨)を塗ると、日光やホコリ、ハエから目を守ってくれるそうや。
古代ローマ帝国トラベルガイドっていう本も出てる。
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