玉三郎さんの日本橋を 観て
から、三菱一号館美術館へ。
1月6日まで「Chardin シャルダン展―静寂の巨匠」を開催。
木・金・土曜日は閉館時間が8時やので、ゆっくりと観ることができる。
シャルダンって画家さん、知らんかってんけど、エステー化学工業株式会社(現エステー株式会社)の消臭芳香剤シャルダンの商品名は、画家のシャルダンからとってるそうや。
でもシャルダンの作品は、日本では東京富士美術館「デッサンの勉強」とヤマザキマザック美術館「兎と獲物袋」の2点しかない。
今回が我が国初のシャルダン展で、38点展示されてる。
「静寂の巨匠」とサブタイトルがついてるように、すごく奥深い作品が多かった。
それと、おもしろかったのは署名探し。
出品目録に、各作品の署名の位置が書かれてるものがある。
「壁竃の縁石の左に署名」とか「石のテーブルの左の縁」「モデルの肘の左側」「左の背景に読みにくい字で」など。
それを探すんやけど、背景と一体になっててなかなか見つからん。
「羽根を持つ少女」は、パリの個人蔵とフィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵する作品の2点が並んであった。
比べてみると、個人蔵のほうがずっとええ。
リーフレットにも使われてる個人蔵の「木いちごの籠」は、静物画を超えてるように感じる。
近寄って見ると、カーネーションの花とかザッザッと描かれてるようなのになあ。
一番好きなのはルーヴル美術館蔵の「銀のゴブレットとりんご」。
ゴブレットに映るりんごと器が、リアルなようで吸い込まれそう。
シャルダンの影響を受けた画家たちとして、三菱一号館美術館のコレクションから、ミレー、セザンヌ、マルケの作品と、大好きなルドンの「グラン・ブーケ」も展示されてた。
満ち足りた気持ちになる展覧会やった。
Chardin シャルダン展―静寂の巨匠
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