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2007/10/26
「永遠に」 11
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多希子が長い入院生活から戻ると、父は黒い額縁の中にいた。
「お父さんは?」
「タッコが入院中、仕事で遠く行ったでね」
「遠くは何処?良幸おじちゃん知らん?一緒に仕事しとったね」
「海のずっと向こうだで・・・」
「タッコは海を知らん!」
多希子は傍にあるトランジスターラジオを持った。
居合わせた者は、言葉を失った。
その夜、亜由美と亨が寝静まったのを見届けた真沙は、多希子に添い寝をしようと、そっと布団を捲った。 多希子は茂夫が買ったダッコちゃんを抱きしめ、真沙に背を向けていた。
「お父ちゃんは、もう帰らんのだね?」
真沙は込み上げる思いをぎゅっと閉ざし、小さい頭を撫でた。 柔らかな前髪が指に触れると、多希子の瞳から、鈴蘭のような涙の滴がポロリと落ちた。
枕に滴が広がると、唇を噛みしめた多希子がはじめて真沙の顔を見上げた。
自分が腹を痛めて生んだ亜由美は、声をあげて泣くことで早い立ち直りを見せたが、多希子は違った。 自分を母と信じる多希子を、今はただ抱きしめるしかなかった。
「高遠原の桜の天井で、肩車してくれたんだに。 お父さんは桜の木の枝に届く位大きかったで」
闇夜に光る桜の花びらは、朝の訪れを拒むように舞っていた。
見上げればアルプス、見下ろせば天竜川という絶景に、茂夫の墓があった。
ふたりはこうして同じ墓の下で、永遠の眠りについた。
林 茂夫 三十二歳 永眠
林 令子 二十四歳 永眠
【ふたりは本当に離れなかったね。 ずっとここで眠るのね。 聞こえる? 天竜川の流れ・・・あれは私の永遠のオルゴール】
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最終更新日 2007/10/26 08:11:03 PM
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