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今朝マンションのロビーを出ると、いつも綺麗に掃除されているロータリーが砂だらけでした。一夜にして砂場と化してしまったかのようです。昨夜はすさまじい強風が吹き荒れたのに違いない、しかし夜中の1時頃は微風すら吹いていなかったけど…などと思いながら空に目をやると視界が黄色くなりました。何というか本当に黄色いのです。あちこちに砂の粒子が舞っているのがありありとわかります。一晩駐車してあった車の屋根は砂が10cmは積もっていそうです。ただでさえ憂鬱な月曜の朝。これから会社まで15分ほどの道のり、しかも白いジャケットを着ている私。髪も顔も靴も服も砂まみれになるのは必至。口を開けているわけでもないのに、口の中がじゃりじゃりするのがとても不快。体中が砂を吸い込んでいるよう。目も痛い。のどだってイガイガ。すれ違う人たちはマスクをしています。冬が終わりマスクも用無しと思っていましたが、ここ北京ではむしろこの季節こそ必須アイテムです。会社の人たち曰く、強風が吹き荒れなくても北京のこの季節は黄砂が起こるそう。でも間違ってもこんな日は家の窓を開けて換気なんて出来ません。10分でも屋外に出た人は、いつもより丁寧に髪を洗わなくてはならないでしょう。それにしても、成都の曇り空も北京の黄砂も想像以上なのでした。
Apr 17, 2006
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私は日本にいた時から、よっぽどの事が無い限り病院には行きませんでした。風邪だったら家で寝てるのが一番。病院行くとそれだけで疲れるし。ましてやここ中国では病院なんて一番行きたくない所。衛生面なんて絶対信用出来ません。そんな私がひどい虫歯になりました。4日間くらい眠れぬほど歯が痛く、でも仕事の為に歯医者に行く時間も無くというか中国で歯医者に行くのは最後の手段と思っていて、最初は痛み止めの薬ですまそうと思っていました。でも今までに経験した事のないほどの歯痛で、しまいには耳まで痛くなりこれは痛み止めで抑えたところで意味が無いし、歯痛を放っておくと大病になるらしいので歯医者に行かざるを得なくなりました。会社の人などに聞いて、とりあえずそれほど高くなく、「一応外資系」の歯医者に決めました。(でも先生は中国人)治療が終わり次第会社に戻る予定で、お昼休みに歯医者に行きました。まずレントゲンを撮り、(ちゃんと近代的な設備があるのに安心しました)相当ひどい状態で、化膿して炎症を起こしているなどと言われました。日本でもそんな虫歯になったことは何度かあります。そしてどのような治療をするのか説明を受けた後に、先生がカルテに「出来るだけ、抜歯しなくて済むようにこの歯を治療します。それでも治らなかったら抜歯します」と書いて更に費用を書きます。患者はそれに納得したらサインします。私は覚悟していた金額より安かったので安心してサインしました。それでも普通の虫歯治療代の4倍くらいの値段なので、私の歯は相当ひどい状態なのでした。中国の歯医者は「1本治すのにいくら」と決まっているらしく、一回目にお金を全額払って次回からはお金がかからないシステムらしいです。これはなかなかいいシステムです。私は本来、歯医者なんて怖くもなんとも無いのです。歯の治療なんて痛くないし、痛い治療をする時は麻酔するし最近の麻酔は全然痛くないのです。なのでなんの心の準備もしていませんでした。あるのは中国の歯医者に対する不信感だけ。そして早速麻酔を打たれました。しかしこれが「ギャッ」と叫ぶほど痛いのです。しかも長い。そして治療中も痛いのです。麻酔効いてない!すぐに麻酔2本目を注射。これは1回目ほどは痛くないものの痛いことは痛い。歯を削るのも時間が異常にかかる。時々手元が狂うらしく、器具がブレます。他の歯や口の中を削られないかとても不安です。日本だったら時々うがいをさせてくれるのに、休憩一切なし。口はずっと開けっ放しです。やっと削り終えたらしくうがいを許されました。この時点で入室から1時間半が経過していました。そして次はやっと切開して中の膿を出すそうです。思いがけない痛みを経験して疑心暗鬼になっている私は、「切開は痛くないですか?」と尋ねました。先生は「痛くないよ」と言うので安心してまた口を開けました。次の瞬間歯茎に切られるような痛みを感じました。というか切られる痛みでした。既に麻酔が切れていたのでしょう。麻酔無しで歯茎をメスで切られたのです。「痛い、痛い!」と言う私に先生は「大丈夫だから。これが終わったら良くなるのよ」と言いながらまた歯茎にメスを入れました。あまりの痛さに涙が出ました。「ちょっと本当に痛いんです。無理です」と言うとやっと止めてくれて「なんだろ、この麻酔は。本当に効かないな」なんて言っています。効かないのか切れたのかわからないけど、とにかく麻酔無しの状態で切開は無理です。更に2本麻酔を打たれ、(メスの痛さに比べればどってことない痛さ)しばらく待って手術再開です。今度は麻酔が効いていて、メスで切られても何の痛みも感じません。普通はこうです。結局治療に2時間以上かかりました。これほど長い間歯を開けていたことはありません。そして精算時、請求金額がさっきサインした金額より高いので訊ねたら「麻酔たくさん打ったから」と言うのです。頭にきて「あの麻酔が全然効かなかったせいでしょう、しかも日本の麻酔はあんなに痛くない!」と言ったら先生は「あの麻酔は輸入物よ。(中国人は何かにつけて”輸入物”と言います。自国の製品の粗悪さを彼らも知っているのです)日本の麻酔と少しも変わらない」と言います。そう言いつつも麻酔2本分は割り引いてくれました。だって本当に効果が無かったから当然です。治療を受ける前は会社に戻るつもりでしたが、思いがけない痛みを受け精神的にも疲労とダメージが大きかったので家に帰りました。先生も「よく静養しなさいね」と言うし。今は痛みは治まりましたが、ちょっと重い感じがあってしかも腫れています。治療前は腫れてなかったのになんで治療後に腫れるのでしょうか。これも先生曰く「効果が表れてるから。すぐには良くならない。ゆっくりゆっくり治るからね」だそうです。これから何回か通院しないといけません。治るといいですけど。治らない時はどんなに忙しくても日本に帰ります。今は海鮮と卵の黄身と羊肉を食べてはいけないそうです。甘い物はいいらしいです。当分いらないけど。
Apr 8, 2006
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パスワードを忘れるほどご無沙汰してしまいました。仕事を始めてから日記どころではなくなってしまったのです。どんなに忙しくても、わずかな時間も無いわけではありません。書く時間がないというより、書く気力がないというか・・・。あえて仕事の事は書きません。日記を書いていない間は、日本への出張があったり個人的に日本へ一週間ほど帰ったり、春節には何とか休みをもらいプーケットへ行ったり。夫は成都の時以上に仕事が忙しく、私もほとんど毎週土日は仕事が入るので2人で過ごす時間はほとんど無く、買い物に行く時間が無い為、食事を作れず毎日外食。書いていてこれってどうなんでしょうと思います。毎日が楽しくないわけでもなく、そう悪くないと思ってはいますが、そんな程度。こんなんで何が書けるかと思ってしまったんです。でも、気負わずちょっとずつ書いていこうかなーと思います。この気持ちが長続きすることを祈って。
Feb 12, 2006
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国慶節の休日に遊園地に行きました。実際は、遊園地とは知らずただの公園だと思って入ったら、乗り物がたくさんあったわけです。そんなつもりもなかったのに、実際遊んでいる人たちを見ると、自分もいろいろ乗りたくなってしまいます。手始めに「宇宙探検」とものものしく書かれているドーム型の建物に入ってみました。ドーム自体も中もかなり偽物な作りです。おまけに誰も並んでいません。その割りに、一人20元と強気な値段設定です。どんな探検が待っているのか気になります。建物に劣らず乗り物自体も老朽化の激しさを隠し切れません。不安定なベルトを締めてさあ探検の始まりです。この乗り物、ディズニーランドのスペースマウンテンにそっくりでした。銀河の中を走っている感じは、意外にもそれなりです。絶叫マシンではないのですが、結構スピードがある為、日本の遊園地ではまず感じる事のない脱線や事故に対する恐怖が先に立ち、純粋に楽しめないのが残念です。この他にも、ビッグサンダーマウンテンを意識していると思われる乗り物もあって、どうやらディズニーランドを模倣した遊園地のようです。幼稚園児の模写レベルの出来ですが。成都で遊園地に行った時も思いましたが、自分でちょうちょ結びする布製の安全ベルト(とても不安)や、はりぼてその物の設備を見たりすると、ディズニーランドを見せてあげたいものだと強く思います。
Oct 30, 2005
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バスを降り、問題の交差点は歩けばすぐ通過出来ました。そして次のバス停まで歩く事にしましたが、ここで気づきました。次のバスって、結局あの交差点を抜けてきたバスって事??なんてバカなんでしょう。待っても待ってもバスは来ない。来るのはさっきのバス。タクシーを拾うより他ありません。しかし雨の日だからか、夕方だからか空車のタクシーが一台も通りません。この時点ですでに時間には間に合いそうも無く、諦めの境地です。やっと見つけた空車タクシーに駆け寄ると、まさかの乗車拒否。泣きそうです。タクシーがつかまりそうな場所まで歩いて、それでもなかなか空車はなく、やっと乗せてくれるタクシーが見つかりました。しかし一言。「雨だし、渋滞だから20元払え」と。こういう時、本当に中国と言う国が大嫌いになります。日本でこんな目に遭ったことなんて一度もありません。しかし他に車はいないし仕方がありません。「18時30までに着いたら払う」と言うと時計を見て頷いたので、乗り込みました。しかし安心したのも束の間、しばらくしたら「やっぱり想像以上に渋滞がひどい。 50元払ったら行ってやる。払えないなら 乗り換えな。」と言ってきました。今までに経験したことの無いほどの怒りを感じ、「断固として20元しか払わない、とにかく目的地に行って!!」と言い張るとなにやらぶつぶつ言っていましたが、諦めたのか「着いてるよ」と言うのです。この運転手を信用することなど出来ない私は、確かめようと、ドアの取っ手に手をかけましたが取っ手がありません。さーーっと血の気が失せました。「金を払え。払わなければ降ろせない」と言われましたが、払ったって降ろしてもらえない、このまま遠くに連れて行かれてお金を取られて殺されてしまってもおかしくない状況です。最初の言い値の20元を財布から取り出すときも、財布の中を覗き込まんばかりです。「お前は金を持ってるだろう」としつこく言ってきます。けれども20元を払ったらドアは開けてくれました。ほっとはしましたが、どうしたって許せません。結局時間には間に合わず、10分の遅刻。さんざんだった一日の帰り。バス停を探そうと、そばにいた中国人カップルに尋ねると一緒に行ってあげるとの事。彼らは反対方向に行くにもかかわらず、案内してくれると言うのです。今度は彼らの優しさに泣きそうになりました。最低の中国人と、優しい中国人。この日一日で中国人に対する気持ちが二転三転し、いまだに複雑な感情を抱えています。
Oct 6, 2005
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ある雨の日のことです。18時30分に大切な約束があったので、充分余裕をもって17時には出発しました。バスで6駅ほどの場所なので、早過ぎるだろうから着いたら辺りの散策でもしようと考えていました。けれども雨ということもあって、バスはなかなか進みません。とうとう大きな交差点の手前で、20分ほどの間少しも動かなくなりました。乗客のイライラ度はほぼ最高レベルに達しています。私もイライラです。窓から外を見ると、交差点は縦も横も車で埋まり信号が用を成していません。交通整備員がいるにもかかわらずです。大体、この交通整備員自体なんで必要なのかわかりません。信号があるんですから。毎朝徒歩で通勤していますが、信号待ちのときにちょっとでも車道に出ようものなら、「ピッピー」と笛を吹かれ睨まれます。ほっといて欲しいんです。信号見てますから。それはともかく、今日ばかりは存在価値を示して欲しい交通整備員たちは、赤信号を無視して交差点に突っ込んでくる車を制止するわけでもなく、バスの乗客のイライラ度を増すためにそこにいるわけです。本当に自分のことしか考えない中国人です。渋滞でイライラしたら、信号なんて守らないんです。前の車が行くから自分も行く。バスの乗客と交通整備員のやり取りも、本当に野蛮な感じを受けます。1人や2人ではありません。大勢が怒鳴るのです。お互い大人なのに、あんなに怒鳴り合わなくても・・・。時間だけは経つのに、このバスはまだ一駅も進みません。この先道路がずっとこの状態なら約束の時間には間に合いません。しびれをきらした乗客たちは、運転手に「ドアを開けろ」と言い出しました。歩いた方が早いのでしょう。私もすかさず降りました。この時点でもう18時近いのですが、一体間に合うのでしょうか・・・。
Oct 5, 2005
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歩道の焼き鳥屋で食事していた時の出来事です。歩道の焼き鳥屋と言うのは、歩道に面した焼くだけのスペースしかない店舗で焼いてもらった焼き鳥を、歩道に並べてあるままごとのようなテーブルと、キャンプ時必携の折りたたみ椅子で食べるというスタイルのお店です。焼き鳥屋と言っても、メインは羊肉です。食べ比べた結果、他のもう少し小奇麗なお店よりも味がいいので、よく食べに行きます。夫と彼の同僚と3人で話も弾んでいた所に、スピーカーで何かを叫んでいるトラックがやって来ました。何事かと見ると、向かい側の歩道の街路樹に白い何かを散布し始めました。農薬です。北京オリンピックに向けて、景観改善の一環で育てている街路樹を必死で守っているそうです。でもまさかこの街路樹が、景観の為に植えられているとは思ってもいませんでした。中途半端な場所に生えているため歩くときは邪魔で、おまけに葉っぱが異様に元気なので変な虫が落ちてきそうで恐ろしいです。そしてトラックは今度は私たちが焼き鳥を食べている歩道を、攻撃し始めました。スピーカー越しなので何を言っているかあまりわからないのですが、「お前たちー、早くどけー」とそんなふうに聞こえます。とても焼き鳥を食べられる状態ではありません。このままでは死んでしまいます。食べかけの焼き鳥、ビール等をそのままにトラックに追いつかれないよう必死で走りました。中国人って本当に大胆で強引です。
Sep 21, 2005
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カジュアル過ぎる服しかないワードローブを眺め、仕事も決まった事だしカッチリした服でも買わないとと思い立ち、北京に来て初めて洋服を買いに行きました。中国で洋服を買う時は、デパートか市場になります。デパートは陳列も綺麗で見易いですが、値段は日本並み。値切れません。市場はごちゃごちゃしていて、値札がなく壮絶な価格交渉を繰り広げなければなりません。とても面倒です。ただ、その分値段は安いです。どちらを選びますか?私はもちろん市場派です。そういうわけで、家から近い洋服市場へ向かいます。でも中国の洋服って派手なものが多いんです。大きすぎる柄とか、色とか、デザインとかシンプルなものがほとんどありません。その為、成都でも一回しか洋服は買っていません。思ったとおり、スーツ(またはそれらしきもの)なんてどのお店にも見当たりません。100店舗以上は入っているだろうと思われる市場なのに、どの店も目がチカチカする似たような洋服ばかり売っています。奥の方に客が一人もいない寂しい店があったので入ってみると、シンプルでなかなか素敵なスカートを見つけました。ついでにジャケットとニットも合わせてみてまあ納得いくコーディネート。3点セットで目標価格を心の中で設定。しかし店員の言い値は私の目標価格の10倍。日本並みの値段です。いくらなんでもふっかけ過ぎ。「高すぎる」とお決まりの文句を言うと2割引きにするとのこと。まだまだです。市場では最低でも言い値の5割以下にしたい私は、交渉を持ち掛けますが、店員は2割引きのまま頑として譲りません。仕方ないので、店を出て様子を見るという常套手段を使います。しかし追いかけて来ません。おかしい。あれを買わないと他にはまともな服はなさそうなので、悔しいけど先ほどの店に戻ります。「3点セットは高過ぎて買えない。スカートだけだといくら?」と尋ねるとやはり日本並みの価格が返ってきます。「私は中国の物価を知っているの。市場でも何回も買い物してる。これは日本並みの価格。高過ぎる。どうして安くならないの?」と自棄気味に質問すると、店員が「私もそう思う」と言います。「全然売れないから安くしたいけど、これは外国からの輸入品で、私の一存では安くできないのよ!」と続きました。ああ、店員に言っても無駄なんだー。高過ぎて売れない洋服が並ぶ店で1日を過ごすこの店員が急に気の毒になりました。
Sep 14, 2005
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仕事が決まった。北京では、どんなに中国語が堪能でも仕事はそうそうない、と聞いたばかりだったので本当に驚いている。一週間ほど前、初めて面接に行った時に私が半年しか中国語を勉強していないと知った先方の方は、大変驚いた事だろう。当然中国での仕事の経験もゼロ。私の行動は無謀と言うより、厚かましいほどだ。先方の社長は、私の中国語レベルを確認したいので中国人スタッフと少し会話してほしいと仰った。もちろん断れない。聞き取りやすい中国語を話してくれる人であることを願った。果たして彼女の中国語はとても明瞭で、緊張はしたものの、なんとか会話になっていたらしい。先方の社長も「半年にしては話せていると思う」と仰って下さった。お世辞だろうに、調子にのった私は「大学は皆勤でしたし、互相学習も熱心に取り組んでいました」とペラペラ喋った。しかし「大体わかりました、でもやはり言葉はネックです」とダメ押しされたので、一時浮かれた私もすぐに現実に戻り、採用は難しいだろうことを予感した。そしてほぼ諦めかけたところへの、今日の採用決定。日本で大学時代に就職活動をし、内定報告を貰ったあの時より嬉しい。月謝を納めた語学学校の授業日があと少し残っているので、先方のご好意で仕事開始は国慶節後の土曜日からとなった。こんなに中国語ができない私を採用したことを、やはり間違いだったと思われないためにも仕事も勉強も本当にがんばらなくては。中国で働く。とても楽しみだ。
Sep 13, 2005
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今日の銀行はとても混んでいた。”今日の”と言っても中国で銀行に入ったのはまだ3回しかない。前回は順番カード発行機の前に銀行員がボーっと立っていて、私がボタンを押そうとすると、「今日は出来ない」と言う。何も説明が無く、何が出来ないのかよくわからない。詳しく聞くと、銀行のシステムがダウンし銀行業務が一切出来ないとの事。銀行員曰く「復旧はするかもしれないししないかもしれない」復旧を願って待ち続ける人が結構いたので、時間だけはたくさんある私も待つことにし、30分もしないで復旧したので良かった。中国ではこういう事態がよくあるのだろうか。そんな銀行にお金を預けていることが少し不安になる。そして今日はシステムは動いているらしいが待合室の椅子は全部埋まり、私が引いた番号札は350番なのに、「お待たせしました、292番の方」なんて言っている。どれだけ待つんだろう。仕方ないから銀行の中のお客さんと、窓口の向こう側の観察でもする。中国の銀行は銀行員側と客側がしっかりガラスで仕切られている。銀行強盗はまず無理だろう。窓口の向こう側では、暇そうにしている銀行員が何人もいる。それなのにクローズされている窓口がいくつかある。というより稼動している窓口の方が少ない。そういうのちょっとイライラする。おまけに番号札を発行しているにも関わらず、客が3,4人並んでいる窓口がある。よくわからない。見てみると「カードのあるお客様優先」というようなことが書いてある。カードってキャッシュカード?私はもちろん持っている。50人分も待つのは嫌だから、並んでみる事にする。私の番になり、カードの提示を求められることも無くすんなりと用件は済んだ。今後もこういう感じでいいのだろうか?
Sep 12, 2005
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語学学校の女性老師が言う。北京は年々外地人が増えていると。外地人とは、北京の戸籍を持たない人々、主に農村部からの出稼ぎ労働者を指す。地方都市の成都でさえ、出稼ぎ労働者が多かったが北京はその比ではないだろう。北京には外国人も外地人も大勢いるが、純粋な北京人たちはどうも外地人のことを快く思っていないようである。授業中の雑談の中で老師から聞いた事は、安い賃金で働く外地人のせいで北京人の給料も上がらないし、職もない。しかも彼らは風紀を乱す等々。その日の授業中に、「中国に来て驚いた事」をテーマに生徒が意見を求められた。生徒1「トイレのドアを閉めない人が多い」老師「それは外地人です!」生徒2「道路に痰を吐く人が多い」老師「それも外地人です」生徒3「割り込みをする人が多い」老師「…外地人です」心なしか老師の語気は徐々に弱まった。でも私は目撃している。老師がお茶を飲んだ後に、教室の床に唾を吐いたのを…。私たち外国人にとっては、北京人も外地人も差不多なのである。
Sep 11, 2005
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北京に行くことになったと告げると、成都の知り合いは一様に「北京は空気がものすごく悪いよ」と教えてくれた。成都の空気の悪さだけは慣れる事がなかったので、「成都より空気が悪いなんて長生き出来なそう」と成都人には言わなかったが心底思った。そして北京に来て2週間になるが、北京は今とても気候がいい。毎日秋晴れと言える青空が広がり、空が高い。日本でもこんな気持ちのいい天気ってそうそうないし、もちろん半年間過ごした成都では、ただの一度もこんなにきれいな青空の日はなかった。北京は今、1年で最もいい季節の秋。大学の教科書で、「北京的最好的季節是秋天。(北京の最もいい季節は秋です)」というフレーズを度々目にした。私が成都で過ごしたのは冬から夏。成都の秋を知らない。そんな条件で比較するのは成都に気の毒かもしれないが、少なくとも、季節を問わず成都は街が臭かったし、北京は臭くない。黄砂の頃はとても大変らしいけど、やはり青空が多いことは精神的にはとてもいい。
Sep 10, 2005
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夫が風邪をひいて、ドリンクタイプの風邪薬を買ってきた。一箱に、やけに小さい瓶が10本入っていて、説明書には一度に2本服用と書いてある。説明書を読みながら、「それなら初めから1瓶をもっと大きくすればいいのに」と夫が文句を言っている。もっともだ。そしてこの瓶がなかなか開かない。フタが瓶にめりこむようになっている。そういえば、以前私が買った消毒液の瓶のフタもこのタイプだった。その時はどうしても開かず、「中国人ならこのフタの開け方を知っている筈だ」と思い、受付に常駐している警備員に瓶を開けてくれるよう頼んだ。「お安い御用だ」とでもいう風に、私から瓶を受け取った警備員も、すぐにこのフタの厄介さに気がついたらしい。アルミみたいなもので出来ているそのフタは、溶接でもしたかのように、やはり瓶にめりこんでいるのだから。それでも私は、中国ではこれがスタンダードなフタでみんな簡単に開ける事が出来ると思っていたのだ。しかしスタンダードではなかったらしい。しばらくフタ開けに格闘した警備員は、とうとう私に「フタを壊して開けてもいいか」と聞いてきた。壊されるのは困るけど、開かないのはもっと困るので彼に任す事にした。すると彼は机の端に瓶のフタを打ち付け、本当にフタを破壊して開けてくれた。もちろんもうフタを閉める事は出来ない。どうにも腑に落ちない。なぜこんな不便な容器を使うのだろう。他にもケチャップなどは、日本のものとは違う容器が使われており、開ける事はそれほど難しくないが閉まらない。もし冷蔵庫の中で倒れたら流れ出てしまう。こういう細かい面ではまだまだ中国は不方便だ。
Sep 9, 2005
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パソコンが修理から帰ってきた。拍子抜けするほど早かった。けれどもまだ本調子かどうかはわからないので、おそるおそる扱っている。それにしても毎日あまりに暇なので、仕事でも探そうと「日本語でお気軽にお電話ください」なんて広告を出している人材派遣会社に電話してみた。「日本人です。仕事を探しています」と告げても、日本人に代わってくれそうな気配は一切ない。北京に来てから、学校探しなどでいろいろ電話をする事が多いが、「日本語可」という電話番号にかけて日本語が出来る人がでてきた試しがない。それはそれとして、中国語で電話が出来るようになった自分に感慨を覚える。相手の言う事がわかる!しかも私の言う事も通じてる!私の中国語力ってなかなかのもの?と一時微かな幸せを噛み締める。まあごく簡単な言葉しか並べてないけど…。人材派遣会社の人「それでは当社のホームページよりまず登録なさって下さい。」私「すみません、今パソコン壊れてまして…」人材派遣会社の人「FAXは?」私「ありません…」人材派遣会社の人「どうしましょう…。あなたの経歴等がわからないと…。私の言ってる事わかりますか?」私「わかります、わかります」人材派遣会社の人「そうですねー、まあまたこちらからお電話させて頂きます」私「(ダメそう)わかりました。よろしくお願いします」パソコンがないとスタートラインにも立てない。そして現在、パソコンは復活している。どうかもう壊れないで下さい。
Sep 7, 2005
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何日か前から調子の悪かったパソコンがとうとう壊れてしまった。ただでさえ、1日が途方も無く長くてどう過ごそうかと考えてしまっているのに、なんて最悪なタイミング。これは夫のパソコンを借りて書いている。ものすごく迷惑そうだけど、これくらい許されるだろう。今日はマンションの住民の為に開催された体験ヨガに行った。意外とハードである。動きはスローだけど、体の全ての筋を伸ばしきった気がする。1回きりでなく、習慣化すれば確かに体にはとても良さそうだ。しかもヨガの先生は若めの男性だったけど、引き締まった筋肉質のかなりいい体をされている。あの体はヨガで作られたものなのだろうか。だとしたらヨガを極めると、未来は明るそうだ。
Sep 6, 2005
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北京で初めてバスに乗ってみた。成都ではバスカードまで購入して中国人並みに乗りこなしていたと思うが、北京でのバス事情はまだよくわからない。とりあえず、近くにバス停を見つけることから始める。大通りに出ると果たしてすぐバス停を発見。しかし行き先とは逆方向であった為、道路を横断しなければならない。片側3車線、歩道橋は遠い。中国人は歩道橋を使わずに信号も無い道路を横断している。交通量はとても多い。私も真似することにしたが、車は途切れることなく猛スピードで走り抜ける。ようやく隙をみて小走りに横断。しかし中国人は誰一人走らない。車が接近しても焦ることなく、パンなんか食べながら堂々としている。その姿がとても優雅に見えて、走ってしまう自分がなんだか恥ずかしい。やっと乗れた730号のバスは大混雑。普通に考えれば、1号から始まっていると思うので北京のバスは730路線はあるということになる。(そうではないかもしれないが・・・)そんなに路線があるのに、どのバスも大混雑している。車もたくさん。成都とは違う。やはり人口13億人の国の首都は想像以上だ。
Sep 2, 2005
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マンションのお買い物バスで中国系スーパーに行った。ただただ広い。2時間という限られた時間では、(お迎えのバスは2時間後)1フロアさえ完全に制覇できないのではと思う。とりあえず日用品を見ていた所、スーパーの中だと言うのに客引きのチラシを渡される。按摩らしい。「10元」と言う文字が飛び込んできた。安いマッサージ屋を探していた私には魅力的な金額だった。成都では1時間半の全身按摩が15元(約210円)で受けられたのに、北京では50分80元などという設定になっている。あまりにも高い。その金額を受け入れる事はどうしても出来ない。本気でチラシを見ている私を、見込みのある客だと判断した店員は「美顔コースもあるし、とにかく見ていって」と私の腕を引っ張る。まあ見てみることにする。その結果10元というのは、やはり客引きのための記載であって、お勧めは30元のコースだそう。それでも安いかもしれないが、10元で按摩を受ける気になっていた私は今更30元も払う気はない。押し問答の結果、「10元だったら10分だけどいいのね?」なんて感じで、さすがに何も受けずに帰るわけにはいかなくなってしまった私は仕方なく椅子に座る。ここでも韓国人と身分を偽る。北京は反日感情が比較的強いらしいので、やはり日本人とは言い辛い。お金の無い苦学生になりきり、オプションマッサージ等の誘いは撃退する。按摩師自体は良心的な人で、きちんとしてくれたからまあいいか。どこかにいい按摩屋はないものか・・・。
Aug 31, 2005
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今日は近所の語学学校の体験入学へ。1限目は初級2班の口語の授業。1クラスあたり5人前後と聞いていたけど、10人近くいた。私と白人男性を除いて、あとは全部韓国の奥様方。授業前には韓国語が飛び交う。初級2班の授業と教科書の内容に物足りなさを感じたので、2限目の中級の授業も受講する。この班は韓国人2名とアメリカ人1名+私の計4名。それにしても中国における韓国人比率って高い。成都でも留学生の大半は韓国人だったし。一人ずつ簡単な自己紹介から。結構レベル高い。みんなとても流暢。先生の言っていることは聞き取れるけど、私はなにしろ説話が苦手な為、終始しどろもどろな自己紹介。一ヵ月半のブランクも手伝って、簡単な単語さえなかなか浮かばない状態。授業自体はなかなかおもしろい。人数も少ないし、通う価値はありそう。ただ全体的に面白いのは、やはり大学かもしれない。いろんな世代、いろんな国の人々が集まる空間。悩みます。
Aug 30, 2005
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約1ヵ月半の日本での長ーいバカンスを終えて、8月25日に北京に着いた。北京は7年くらい前に旅行で来て以来。その時も万里の長城や天安門など、観光地を見ただけ。なおかつ北京の7年って差得多だろうし。成都に比べて、天気は良さそう。成都に比べて、物価は高め。成都に比べて、道幅が広い。私の基準はまだまだ成都だけど、同じくらい楽しい生活になるといいな。それは自分次第。今日、小さなお店でおばさんと話した時に「請説普通語(普通語を話して)」と言われてショックを受ける。私の言葉は四川語のわけはないけど、アクセントがおかしい??単に中国語力がないだけだろう。それもショックだけど。
Aug 29, 2005
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今日は成都で過ごす最後の日です。明日は一路日本へ。夫は北京へ。私は日本で夏休み?を過ごした後、北京へ向かいます。久しぶりに日本へ帰れる喜びよりも、成都を離れる寂しさが勝っている事に自分でもちょっと驚いています。学校は今日で終わり。来週はテスト期間です。私はもちろん参加出来ません。出会った頃は、共通の言語を持たなかったのにこんなに仲良くなれたクラスメートの韓国娘や、とても熱心で笑顔のかわいい先生とのお別れ。会う努力をすれば今後も会えるのはわかります。一生の別れになるとは限りません。でもお別れはお別れです。こんなに別れが惜しいクラスメートや先生に出会えた四川大学での約4ヶ月。北京でもこんなに素敵な出会いがあるでしょうか。
Jul 8, 2005
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永らく日記書きませんでした。ちょっとばかり脱力感に襲われてしまい・・・。夫が北京に転勤です。イコール私も北京行きです。日本にいた頃は、成都なんて奥地よりも北京、上海の方が日本にも近くていいのに、なんて思っていました。でも私の成都生活、まだやっと5ヶ月です。九賽溝にも行ってないし、チベットも四姑娘山にも行きたかった。大体突然過ぎるんですよねー。「北京転勤かも」って聞かされてから、「北京決まった」まで一週間。そして夫は既に北京。私は学校の授業があと少しで終わるため、ひとり成都に残っているわけです。いっぱい文句もあったけど、成都、離れ難いなー。実は非常喜歓(フェイチャンシーファン、すごく好き)だったのかなー。大学で仲良くなったクラスメートや先生たちと、来学期会えないのがとても寂しい。北京でも日記書けたら書きます。その時は「北京は黄砂」というタイトルにでもするかも。しないかも。
Jul 2, 2005
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一週間に3日ほど、相互学習をしています。大学内で最初に知り合った中国人学生は日本語学科の3年生で、彼から友達を紹介してもらったりしています。私は彼らの日本語の勉強のお手伝い、彼らは私の中国語の勉強のお手伝いをしてくれるのですが、なにしろ学習歴が違います。私はまだ3ヶ月、彼らは既に3年も日本語を勉強しているので圧倒的に語学力が違います。勉強中の会話もどうしても日本語ばかりになってしまって、「相互学習って無意味かも」って感じる時期もありました。最近はがんばって、彼らから中国語を教わるときは中国語しか使わないようにしています。語彙が少ないので大変もどかしいのですが、最近そのお陰で、なんだかとても話せるようになった気がします。相互学習をしていないクラスメートと比べると、ヒアリングも会話もスムーズに出来ていると我ながら思います。机上の勉強ももちろん大事ですが、言語の勉強として、会話はやっぱり不可欠だと改めて思います。その点、私は中国にいるのだから機会はいくらでもあります。四川大学の日本語学科の生徒さんたちは日本に行った事がないのにみんな上手に日本語を話すのでいつも感心してしまいます。日本で大学に通った4年間で、勉強から得たものはなにひとつない私は彼らに頭が上がりません。
Jun 12, 2005
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成都の天気は相変わらず気まぐれです。春熙路の一角に若い女の子向けのファッションビルがあります。1階から5階くらいまであって、上に行くほど商品の値段が高くなっているそうです。先日、クラスメートの韓国娘たちとそこに買い物に行きました。私はとっくに学生の年齢は通り越しているので、そのビルのターゲット層ではありませんが、韓国娘たちは自国でもまだ現役の大学生なので端から端と言っていいほど、念入りに見て回ります。その中のあるお店で、私が所在なさげに突っ立っていたところ、一人の中国人が私を押しのけて(文字通り押しのけて、です)鏡の前で洋服を合わせ始めました。私は押しのけられた事に文句を言いたかったのですが、適当な言葉も見つからず、ちょっと睨む程度に止めました。しかしその彼女、鏡の前で洋服を合わせながら私に「似合う?ちょっと大きいかな?」って聞いてくるのです。ちょっとびっくりしましたが、真剣に何枚も洋服を合わせている姿が可愛かったので「とっても似合うよ」と言ってあげました。すると嬉しそうに、「袖が短くない?私太ってるから腕の部分が気になってー」なんて言いながら、「あなたたちどこの国の人?」って聞いてきます。私が躊躇していたら、すかさず韓国娘が「韓国人よ」と答えます。それを聞いた中国娘はとても嬉しそうに「私韓国のドラマや映画が大好きなのー。あの○○って俳優なんて特別に大好き!」と顔を輝かせます。そして私に向かって「あなたの目は韓国の女優さんの目みたいよ」なんて言います。それを聞いて、いつ韓国娘が「この人は日本人だ」と言い出すか冷や冷やしました。でも韓国娘は聞き取れていなかったようです。その後も、彼女が偶然にも四川大学の卒業生だということがわかり話が弾みました。韓国人だと言うと、ほとんどの中国人が嬉しそうにします。もし日本人だと言ったらこうまで盛り上がるのかしらーと複雑な気分です。
Jun 5, 2005
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近所のデパート(ヨーカドーではありません)の地下で、しぼりたてのフルーツジュースが売られています。中国で売っている飲み物は、甘いジュースや砂糖入りのお茶がメインなので、100%果汁なのが嬉しくてよく買っていました。その日もオレンジやスイカやキウイのジュースが売られていましたが、一番好きなキウイを買って帰りました。日によって果物が違うので、それもまた楽しみなのでした。子供みたいに、市販の甘ーいオレンジジュースしか飲まない夫に、本物がどれだけ美味しいかわかってもらいたくて「おいしいから飲んでごらん」とキウイジュースを渡しました。ペットボトルのふたを開けた途端に、「なんだこれ、ものすごく臭い」と言うので、しばしばケチをつけたがる夫にちょっとむっとしながらペットボトルを取り返しました。けれどもひとくち飲もうとして、その強烈な匂いに圧倒されました。ものすごく青臭いんです。まさに、キュウリの匂いなんです。最悪です。私はキュウリが大嫌いで、唯一ひとくちも食べられない野菜なのです。そんなキュウリの100%フレッシュジュースなんて。大体キュウリって果物ですか?お店のPOPにもレシートにもペットボトルにも「水果(フルーツ)飲料」って書いてあるんです。スイカやトマトが野菜か果物かという論争は度々持ち上がりますが、キュウリは世界中で野菜として認識されているものとばかり思っていました。中国では、ケーキの上にイチゴではなくプチトマトがのっています。生クリームと全然合いません。緑=キウイと思い込んで、よく確認しなかった私がいけなかったのかもしれません。
May 31, 2005
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先日、近所に新しく出来た日本料理のお店に行ってきました。「いらっしゃいませー」と言う、懐かしい言葉で迎えられます。席に案内されながら、やはり基本の言葉くらいは教えられるのねーなんて考えたりします。土曜の夜だと言うのに、お客さんは私たちの他に一組だけです。成都に住む日本人の知り合いが以前、「流行っていない日本料理屋ほど怖いものは無い」と言っていましたが、ナマモノは大丈夫でしょうか・・・。ただでさえ、中国の食品管理はずさんなのに。「いらっしゃいませ」と迎えてくれた女の子が、メニューを持ってきてくれます。お寿司、煮物、天ぷら等、ひととおり揃っているようです。食べ放題コースがあるので迷わずそれを選びました。注文用の紙には料理の写真が付いていないので、どうにか解読しようとじーっと見ていると、さっきの女の子が「わかりますか?」と聞いてきました。どうやらこの子は日本語がわかるみたいです。とりあえず、端からメニューを読んでもらいました。時にはわからないものもあるようですが、なかなか上手な日本語です。料理が出来上がるたびに、その子が運んで来てくれるので自然に言葉を交わすようになりました。彼女も日本語を使いながら、私たちも中国語を使いながらの会話です。日本語は大学時代に勉強したのか尋ねると、驚く事に学校では勉強していない、しかも勉強した期間は一ヶ月だと言うのです!こちらの話す事は大体聞き取れているような感じを受けましたし、少なくとも1年くらいは勉強したかなと思っていたので本当にびっくりです。彼女の一ヶ月と比べると、私の4ヶ月ってなんなんでしょう・・・。夫と2人、心底驚いてしきりに感心してしまいました。その他にも、夫のグラスが空になりそうなのに気付くと、「ビールお持ちしますか?」と、ここが中国とは忘れるほどの気の利きようです。中国では、こちらが店員を呼んだ場合でも、1.無視される2.諦めた頃に来る3.なぜか睨まれるというケースが多いです。こちらが頼む前に、気付いてくれるなんてことはありえません。私も夫も、可愛くて賢くてその上気が利く彼女がとても気に入ってしまいました。名刺をもらって、電話番号も交換しました。開業したばかりなので毎日休みなしで働いているとの事、大変そうです。料理の方は、お刺身を除けば日本の味に忠実でなかなか美味しかったです。特に天ぷらは日本で食べるより美味しく感じました。ちょっと高いのですが、日本が恋しくなったらまた行ってみようと思います。
May 27, 2005
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回線の調子が悪いのか、ネットが見れない事が多くて困ります。日本ではこんなことはなかったのですが・・・。成都の生活にも大分馴染んで来ていますが、びっくりすることはまだまだ多くあります。学校へ行くために毎日バスを利用しているのですが、このわずかな時間にも何かが起こります。「運転中には運転手に話しかけないでください」なんてステッカーがいっちょまえに貼ってあります。でもでも、乗客からお金を集める乗組員と運転手が誰よりも大声で会話しています。会話が盛り上がっているのか、わき見運転もしばしばです。例え乗組員がいないバスでも、伸びをしながらの大あくび、窓から痰を吐く等々、仕事をしている態度には見えません。日本のバス運転手の真摯な仕事姿が懐かしい。日本でどんなに勤務態度の悪い人でも、成都に来ればものすごくスマートに見えることは間違いありません。他にも、大きな大きなかごを背負って乗ってくる人がよくいます。一応、ボロ布で覆ってあるので何が入っているかわからないのですが、この間降車時に偶然見えてしまいました。かごから出ている鶏の頭が。まさか生き物とは思いませんでした。ほんとにルールが無いに等しい街なので、こんなことは全然大したことないです。こうやって、いろんなことに驚かなくなっていくのでしょう。
May 21, 2005
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先日、学校帰りにイトーヨーカドーで買い物をしていた時のことです。前方を歩いている女性がカーディガンを着ていたのですが、首の辺りで何かがぶらぶらしているなーと思い何気なく見たら、値札がぶら下がったままなのでした!そのまま追い越そうかと思いましたが、彼女の名誉の為にも、私の語学力の向上の為にもと、思い切って話しかけました。首の後ろから何かぶら下がっていますが、よろしいのでしょうか?というような事を。焦ってカーディガンを脱ぐかと思いきや、思いっきり怪訝そうな顔で、それがどうしたのかと。私の言葉が理解出来なかったのだと思い、値札が見えるようにしてあげても今度は、「あなたファッションに興味あるの?」と逆に聞かれました。今の状況に関係ない質問だとは思いつつも、「ある」と答えると、付いて来て、と言われ何がナンだかわからないまま付いていくと、「あなたこの服が好きなのね。売っている所に連れて行ってあげる」というようなことを言うのです。(推測3割)そしてヨーカドーから出ようとするので、慌てて、「結構です、結構です、あなたがその状態に問題ないなら、私は失礼します」というようなことを言って逃げました。あれは新手の広告だったのでしょうか?成都に来てから、まだ一度しか遭遇していませんが、今後ももしかしたら値札をぶら下げた広告塔を目にする機会があるかもしれません。
May 11, 2005
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成都はすっかり夏です。道行く人はみんな半袖姿です。けれども時折、いや結構頻繁に半袖シャツを胸の辺りまでたくし上げて、お腹丸出しのおじさんを見かけます。大抵例外なく太鼓腹です。そして大抵例外なく、自分の太鼓腹を愛おしそうに撫でています。自慢の太鼓腹を見せたいのでしょうか。見たくありません。確かに成都の夏は湿度も高いし蒸し暑いですが、お腹を出したくらいで、その暑さが和らぐとも思えません。先日も成都一の繁華街、春熙路沿いにあるガラス張りの洋服屋で、30代か40代くらいのおじさんが試着の際に自分の洋服を脱いで上半身裸になっているのを見てしまいました。そちらは見せたいのかもしれないけど、こちらは見たくない!!しかも試着の洋服も裸の上に直に着ちゃうんです。これはおじさんだけでなく、店側にも問題ありと思いますが、もし購入に至らなかった場合知らないおじさんが直に身に着けた洋服を誰か他の人が買うわけです。そうとも知らずに。女性で良かったと心底思いました。
May 5, 2005
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成都は暑い毎日が続いています。まだ日本にいる時に、「成都は1年に3回しか晴れの日がない」と聞いていたのですが、そんなことはありませんでした。結構晴れます。日焼け対策なんて必要ないと思っていたのですが、陽射しの強さは日本以上のような気がします。しかも聞いたところによると、成都は春と秋が無いようなのです。3月に入ってちょっと寒さが和らいだ頃、成都の友人が、「もうすぐ夏だから」としきりに言っていました。その頃は、「まだ春にもなっていないのに、夏なんて気が早いな。この子はあまり日本語が出来ないから、春という単語を知らないのかしら?」なんて思っていました。でもそれは間違っていなかったのです。成都は長くてさむーい冬が終わると突然夏なのです。そして、長くてあつーい夏が終わると突然冬になるのでしょう。一番いい季節が無いなんて、成都の人ってかわいそうです。
May 3, 2005
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日本は現在、ゴールデンウィークの真っ只中だと思いますが、中国もこの時期は労働節(五一節)で連休となります。明日から一週間、大抵の企業と学校はお休みです。「今日からではないの?」と思いますよね。ここが日本と中国の異なるところで、大型連休の前後の土日は、基本的に「平日」になるのです。銀行の窓口ももちろん開いています。というわけで今日も学校に行って来ました。6日連続となると、さすがにやる気がやや低調気味でした。他の人も同じらしく、明日から連休だと言うのに嬉しそうな人より、疲れきったような顔ばかり目につきました。しかも連休の終わりは来週の土曜日です。そう、日曜日から学校開始です。私としては、無理に連休を作らずに土日は休ませてほしいのが本音です。学校は楽しいのですが、早起きが6日連続というのがきついです。このルールって中国だけ?そもそも週休2日ってどれだけの国で採用されているんでしょう。
Apr 30, 2005
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中国人が漢字を忘れた時はどうするのだろう、という疑問を持ったことのある人は結構いると思います。私も疑問に思っていました。でも中国人の友達が出来て疑問はすぐ解決しました。中国人が漢字を忘れた時…。「メイバンファ(どうしようもない)」なのです。私の友達はしょっちゅう漢字を忘れるのですが、「どんな字だったかなー」と言い、近くにいる人に聞いたりしています。近くに人がいない場合は、似たような字を書いて適当にごまかしているようです。確かにものすごく複雑な字は忘れることもあるかもしれませんが、中国語学習歴3ヶ月の私でさえ書けるような漢字すら、彼女は忘れます。中国人は全員漢字に強いと思っていましたが、実は日本人と変わらないようです。ただ、小学校の1,2年生くらいの子が漢字だらけの広告を読んでいる姿はさすが漢字の国ならではです。ひらがなもカタカナもある日本語って、とても完成度が高くて、勝ち負けがあるとするなら、絶対に日本語は中国語に勝っていると思います。中国に来て、なんだかとても日本の素晴らしさを実感するようになっているこの頃です。
Apr 27, 2005
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授業が午前中だけの日は、大抵午後から相互学習をしています。相互学習というのは、中国語を勉強したい日本人(私)と日本語を勉強したい中国人がお互いのわからない点などを教え合う勉強法です。中国語では互相(フーシャン)学習と言います。ここは中国なのだから、相互学習の相手には事欠かないだろうと思っていたのですが、なかなか条件に合う相手は見つからないものです。発音の点でも女性の方が相互学習の相手に向いているらしいので、いつも女性を紹介してもらえるように頼むのですが、今のところことごとく男性ばかりです。つい先日も新しい相互学習の相手と勉強をしました。やはり男性です。しかもこの彼、普通語があまり話せないようなのです。「山」はshan(シャン)と発音するのですが、彼は「サン」と言うのです。私が何回「シャン」だと言っても、「サン」と言います。”「サン」は数字の三の発音で、山は「シャン」でしょう?”と言いながらハッと気付きました。これは四川語だと。四川人は「H」を発音しない傾向にあるらしく、例えば、十はshi(シー)なのですが、「H」を読まない為「スー」になるのです。この後も、私「シャン」彼「サン」私「シャン」彼「サン」私「違います。シャンです」と、教える側と教えられる側が逆転してしまいました。今後彼から連絡が来ることはおそらくないでしょう・・・。
Apr 23, 2005
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3月の中旬に、毎晩のように雨の降る時期がありました。毎日大体決まった時間に降り始めて、降り方も小糠雨のような、傘をさすかささないか迷うような雨でした。正確に時間を見ていたわけではありませんでしたが、あまりにも毎日同じような時間に同じように降る雨が不思議で、夫に同意を求めたところ驚くような回答がかえってきました。「あれは人工的に降らしている雨だ」と。雨を人工的に降らす??そんなことが可能なの?でもそういえば、成都に長く滞在している人から以前同じようなことを聞いたのを思い出しました。 成都では冬にはほとんど雨が降らない為、人工的に雨を降らすロケットのようなものを定期的に打ち上げているという噂があるらしいと。その時は半信半疑でしたが、今では有り得ない話でもないかなと思えます。中国に住んでみて、何があっても不思議ではないという境地に既に達しつつあります。
Apr 21, 2005
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昨日は珍しく、夕方前から雨が降りました。最近、夜になると雨が降り出すことが結構あったのですが、こんな早い時間から雨が降るのは珍しいことでした。外を見ると、かなりの大雨です。こんな日は、本当なら家にいてどんどん強くなる雨をぼーっと見ているのが好きなのですが、どうしても外に出る用事がありました。夫と二人、意を決して出かけるとほとんど予期していなかった雨らしくみんな傘を持たずに建物の中で雨宿りしています。傘を持っている私たちは、少し得意げに彼らの間をすり抜け外に出ました。しかし、雨の中ちょっとおかしな光景を見ました。ビーチパラソルほどの大きさの傘に5,6人で入って走って行くのです。しかも傘だと思ったそれは、しっかりと大きく○ンタッキーの名前とおじさんのイラストが入っています。あれって、お店の前にあったパラソルじゃないかな。あの人たち、制服でもないし店員には見えないけど…。すると他にも、企業名の入ったパラソルをさして駆けていくグループがあります。あまりにも堂々としているけど、彼らは合法的にあのパラソルを入手したのかな。それとも…。真相はいまだわかりません。
Apr 18, 2005
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金曜日は運動会でした。7時30分集合、時間厳守!!って言われていたのに結局みんなが集まったのは8時近かったのではないでしょうか。私、6時15分に起きて7時15分には学校に着いていたのに…。そのことについて誰も何も言わず、行進が始まったのも9時頃だったと思います。中国らしいです。一連の反日運動のせいで、運動会も充分に注意するようにとのことだったのに、留学生用に配られたお揃いのジャージには背中に大きく「海外教育学院」の文字が入っています。これを着たら危険じゃないのかしら?日本人ということをアピールしてしまう気がするのですが…。けれども心配していたようなことは何も起こらず、私たちはせっせと応援にいそしみました。お遊び程度かと思っていた競技も、中国ではみんな本気で取り組むらしく、各代表たちは体格の良い見るからに体育科の学生たちばかりです。そんな中で、わが留学生チームはさんざんな結果でしたが何年ぶりかで運動会を体験出来、また平穏無事に終了し、夫には行くのを止められましたが、早起きして行って良かったです。大学生活ってほんとに楽しい!
Apr 17, 2005
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今週の金曜日と土曜日は運動会です。この歳になって運動会に参加する機会があるとは思ってもいませんでした。少し楽しそうではあります。でもなぜ二日間もあるのでしょうか。おまけに集合時間は朝の7時30分です。毎日の授業も8時30分開始は早過ぎると思っているのに、7時30分なんて考えただけでめまいがします。更に思うことは、大学には半年分の学費を納めていますが、授業があるのは3月から7月10日までの実質4ヶ月です。4ヶ月ってあっという間です。出来ることなら、運動会は土曜日の1日だけにして金曜日は授業をしてほしいんですよね。日本で学生だった頃は、どんな理由でも授業がなくなるのがとても嬉しかったのに、今はなるべくたくさん授業を受けたいんです。そして明日は、日本人留学生向けに「中国内の反日運動に対する説明会(重要会議)」があるとの事。大学側も危険がある可能性を考えているわけですね。その通知を聞いてこんな時期に運動会って大丈夫なんだろうかって、ワクワク気分から一転してちょっと憂鬱です。
Apr 13, 2005
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成都に来てから二ヵ月半、大学が始まって早一ヶ月以上経過し、「まだまだ中国語がわからなくても仕方ない」と言える時期は過ぎてしまった気がします。大学で一ヶ月も勉強して、何の変化もないようでは困ります。しかし実際、自分ではどれだけ進歩したかわかりません。語彙は増えています。文法も教わっています。毎日中国語で授業を聞いています。けれども、他の国の留学生と話す時などは知っている単語を並べるのが精一杯ですし、せっかく教わった文法も会話となるととっさには浮かびません。意思の疎通はなかなか難しいもので、こちらは昼食を一緒にするという話がまとまった、とばかり思っていたのに、笑顔で「明天見!(また明日!)」なんて言われて、「あれれ、さっきの会話は何だったのかしら??」なんて思います。まだまだ身振り手振りなんかも多くて、言葉を持たない原始時代の人同士の交流のようでもあります。会話を終えた後はどっと疲れることもしばしばですが、やはり日本人同士で固まっているよりは、少しでも中国語を使う努力をするので他国の留学生との交流も大切にしたいものです。上達が目に見えなくて、毎日焦りを感じますがそんな時は老師がよく言う、「慢慢的(ゆっくりと)」と言う言葉を思い出して勉強に励んでいます。
Apr 12, 2005
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日本では中国での反日運動の模様が結構報道されているようで、友達からの「大丈夫?」メールが日々増えています。実際の状況がわからないだけに心配なようです。現地で暮らしている私たちは、特に身の危険を感じるわけでもなく、ただこんなに心配をかけて申し訳ないなーと心が痛みます。しかし、やはり必要以上に用心はしています。例えば外食などすると、どうしても外国人だとわかってしまいます。そういう場合、よく「どこの国の人ですか?」と聞かれます。昨日もやはり聞かれたので、「韓国人だ」と答えました。すると、店員たちは私たちには聞き取れないと思ったらしく、「彼らは韓国人だってさ。良かったな」と言っているのです。反日感情と言っても、日本人に対して無差別に反感を抱いているわけではない、と知人が言っていたのに対し、その店の店員は日本全体を快く思っていないことがはっきりわかりました。国籍を偽ることが自衛だなんて、いつになったらこんな必要がなくなるのでしょうか。
Apr 11, 2005
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中国には大きく分けて四つの言語があります。北京語、広東語、上海語、四川語です。これらの言語の違いはかなり大きく、例えば、上海語は他の地域の人には全く理解出来ないそうです。その為、中国国民は地域の言葉の他に普通語の教育を受け、それが全土共通の言葉になっています。北京語がほぼ普通語だそうです。私の住む、四川省成都はもちろん四川語の地域です。成都に来る前に、四川語は普通語に近いから、語学を勉強するにもいい環境だと聞いていました。そのつもりで来ました。来たばかりの頃は、大体中国語が全く聞き取れなかったので、四川語と普通語の区別どころではありませんでした。でも大学が始まり、毎日老師の美しい普通語を聞いていると、街の中で飛び交う言葉に違和感を感じるようになりました。「四川語≒普通語???」話すスピードの違いもあるでしょうが、それにしても違います。まず、どの言葉もかなり巻き舌が駆使されています。そして、「シェンマ?(なに?)」は「サーズ」という言葉に変換されています。その他にも、シの発音はスになっていますし、普通語では四声といわれるアクセントも、四川語では約二十声もあるそうです。普通語に近いはずの四川語ですが、その隔たりは、日本での標準語と関西弁の違いよりずっと大きいのは間違いありません。
Apr 9, 2005
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今日は大学の遠足でした。行き先は大熊猫基地です。たくさんのパンダに会えます。しかしパンダが活動するのは午前中らしいので、午後から出発する私たちが着く頃には、おそらくパンダは熟睡中だろうとのことでした。基地は思ったより近く、30分ほどで着きました。大分スピードは出ていましたが。もったいぶるかと思っていたのに、パンダは結構すぐ出てきました。しかもちゃんと起きています!これってツイてるのかもしれません。しかしそれにしても汚れすぎている。汚れているというより、白い部分が元々茶色だったかのように汚れています。さらに、仕草がおじさんみたいです。大の字になってごろんとしている様子は、とても世界的?アイドルのパンダとは思えません。パンダってあんなだったかなあ。今日は4月だというのに、26度くらいあってとても暑かったこともあり、パンダがだれているのも仕方ないのかもしれません。でも子パンダは期待通りの可愛さで、将来あのような姿になるとは想像もつかないのでした。そういえば、パンダを抱っこして一緒に写真を撮れるって聞いたことがあったけど、どこだったんだろう…。
Apr 5, 2005
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昨日のショックも冷めやらぬまま、今日も春熙路に行って来ました。イトーヨーカドーは、一部が破壊された正面入り口もすっかり修復されていて、通常通りの営業を行っていました。しかし店舗の周りは警備員で固められ、少しものものしい雰囲気ではありました。広場の方へ行くと、昨日に引き続き署名運動が行われていました。結構な数の人間がいます。日本の常任理事国入りへの反対署名ですが、署名しているのは、まだ学生に見える若い人たちがほとんどです。中国人の友人から、「中国は反日感情が強いと言っても、一部の年配の人たちで、若い人にはほとんどそんな感情はない」と聞いていたので、それを鵜呑みにしていた私はまたまたショックを受けたのです。ごくごく普通に見える若い子達も、日本に対して嫌悪感があるわけです。今この場所で、私が日本人とわかったら、この子達はどうするのだろう、どう思うのだろうと考えると、やりきれない気分でした。なんとも憂鬱な週末になってしまいました。
Apr 3, 2005
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今日は悲しい出来事がありました。外出中、夫の携帯に中国人の知人から電話がありました。春熙路で反日運動が起こっていて、騒ぎになっているのでなるべく近づかないようにとの事でした。しかし、夫の仕事の関係でどうしても春熙路に行かなくてはならず、夫も「そういう運動はしょっちゅう起こっているから、着く頃にはきっとすっかり収まっているよ」と高を括っていました。けれども春熙路はいつもの見慣れた街ではなくなっていました。何百人か何千人かの警察官でバリケードが作られ、自由に道を歩けません。とても騒然としています。なんとかしてイトーヨーカドーの前まで辿り着きましたが、やはりヨーカドーも警察官で包囲されています。そして正面入り口のガラスや、シンボルマークの鳩の看板も壊されていました。もちろん、中には入れず営業中止の状態です。事態を軽く見ていた夫もさすがに口数が少なく、割れたガラスを見た私は涙がでるほど悲しくなってしまいました。幸い、夜を徹しての修繕を行い明日は通常営業に戻れるそうです。中国人の一部の方たちが、過去の事実から日本に対して非常に悪い感情を抱く気持ちもわかるんです。ただ、この事によって今度は私たち日本人が中国に対してとても悪い印象を持ってしまいます。お互いに、大部分の人間は何も悪くないのに。成都に来て一番ショックな一日でした。
Apr 2, 2005
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極度の睡眠不足に陥っています。授業は午前中しかないと言うのに、大学が始まってからなぜだかとても忙しくなってしまいました。日本語を勉強している中国人と相互学習をしたり、毎日出る宿題を片付けた上で、予習復習したり、(日本で現役の学生だった頃には考えられない程の模範生です。)部屋の掃除、洗濯、夕食作り、夫のお弁当作り等々、ネットを見る時間もないほどです。夫の帰りが毎日夜中なので、それに伴い私が寝る時間も毎晩2時頃になってしまいます。しかもしかもその上、なんなんですか?この騒音!!昨夜の7時頃から、突然近所で工事が始まりました。何かを打ち付けるかのような、ゴーンゴーンという凄まじい音が止みません。まるでベランダで工事が始まったかの様な騒音です。大体、工事が始まるのが夜の7時ってどういう事でしょう?騒音は深夜を過ぎても止むどころか激しくなるのです。信じられない信じられない!日本では、真夜中に住宅地で工事なんてありえない筈です。日本にいた頃、家のすぐ向かいにマンションが建設される事になりました。その際、不動産会社と建設会社の方が近隣の住宅を自ら訪問し、工事計画書なるものを配布していました。計画書にはいろいろな条項がありましたが、工事時間は朝9時~夕方5時まで、日曜・祝日は休み、もちろん「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と大変な低姿勢でした。とにかくこの騒音、眠れないばかりか頭痛や吐き気まで催すほどで、他の住人たちはどうしているのか気になって仕方ありません。中国人って、ものすごく忍耐強いんでしょうか。それとも、どこにクレームを入れればいいかわからず諦めているのでしょうか。こういう時こそ決起してほしいのですが…。
Apr 1, 2005
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成都の買い物システムは日本とは異なります。最初はちょっと戸惑いました。買いたいものがあったら、(一)まずその旨を近くにいる店員に告げます。(二)その商品のバーコードの付いた値札のようなものをくれるので、それをもってレジに行きお金を払います。(三)袋とレシートをくれるのでそれを持ってまたさっきの店員のところに戻ります。(四)やっと商品の引渡し。ちょっと面倒です。店によっては、4元(約60円)のノートを一冊買うだけでも、店員が6枚複写の伝票にいちいち記入してレジで再度その伝票に何かを書き加えられ、手間と時間のかかることこの上ないです。最初の頃、このシステムがよくわからなかった夫はレジでお金だけ払って、売り場に戻った時に店員がいなくなっていた為、帰ろうかと思ったそうです。もし帰っていたらお金だけ払って商品は無しです。後日そのレシートを見せたとしても、日付が違うから商品は渡せないと言われそうです。そして店を出る時にも、出入り口にいる保安係にその商品のレシートを見せなくてはいけません。ここで判子を押されてやっと解放です。もちろんこれは全部の店ではありませんが、大型電気店はほぼ間違いなくこのシステムです。スーパーも食料品や生活雑貨以外は大体この方法が多いようです。食料品を買った時も、最後にレシートを袋に貼り付けられます。間違ってもはがしたり捨てたりしてはいけません。自分が買ったという証拠がなくなって、万引きだと言われても仕方のない事態に陥ってしまうからです。お客を疑って疑って疑って成り立つ、中国のお店事情なのでした。
Mar 30, 2005
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たまたま夫の職場に居合わせた時の事です。何だかとても貧相な感じの中年の男性がやってきました。見るともなく見ていたら、夫が「あの人、すごいお金持ちなんだよ。一大外食チェーンの社長。見えないだろうけど。」全然見えません!お金持ちどころか、着る物も買えない、食べるものもろくに食べられず、痩せ細ってしまった病人のようです。イトーヨーカドーなどのきちんとしたスーパーは、身なりの整っていない人は入り口で止められて、入ることが出来ないと聞いたことがあります。その男性はイトーヨーカドーには入れない気がします。髪も鳥の巣という表現がぴったりのボサボサ頭です。夫に「ほんとに、ほんとに、ほんとに、ほんと??」と訊ねると、「信じられないだろうけど本当。今もものすごくいいベンツで来てるよ」と。夫いわく、中国には急激にお金持ちになり過ぎて、身なりが追いつかない人が多いとのこと。それにしても自分で気にならないのでしょうか。奥さんがいたとしたら、そんな夫のボロボロの格好を見て何にも言わないのでしょうか。実に不可解です。
Mar 28, 2005
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夫には通訳がいます。23歳の女性ですが、彼女がなかなか愉快な人物です。資格を持っているわけではなく、日本語が少しおぼつきません。例えばある商談の際、相手方が5分ほど話し続けた後。夫「何だって?」通訳「だめだって言っています」夫「え?それだけ?」ある集まりの際、要人の20分ほどの演説が終わった後。夫「何だって?」通訳「訳すほどのことではないです」夫「お前が決めるな!」パーティーの席で、業界関係者と歓談している際、夫「何だって?」通訳「すみません。聞いてなかった。」夫「・・・」敬語があまり得意ではない彼女。夫「今日はもういいよ、お疲れ様」通訳「ふーんわかった、じゃあね」夫「・・・じゃあね」その他にも、ちょっと難しそうな言葉がたくさん出て来ると、面白いものでもみつけたようなふりをしてふらふらとどこかに行ってしまうとか、文書の翻訳にはexcite翻訳を駆使している等々、通訳としてあるまじき行為のネタがつきません。実際会ってみると、とても一生懸命に仕事をしている可愛い女の子です。しかし夫にとっては、いつ取り返しのつかない意訳をされるかということで笑い事では済まない問題のようです。私としては彼女にいつまでもがんばってもらいたいのですが…。
Mar 25, 2005
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風邪をひいてしまいました。成都に来てわずか二ヶ月足らずで、早くも二回目の感冒了です。日本にいる時は二年に一回風邪をひくかひかないかの、超健康体だったのですが、成都の何が私を虚弱体質に仕上げたのでしょうか。思い当たることがたくさん有り過ぎます。風邪の時は、何よりも寝ていることが一番と言うのが私の持論です。日本にいる時から薬も飲みませんし、病院にも行きません。薬がのちのち体に及ぼす作用が怖いのと、風邪の時は病院に行く元気なんてないからです。しかし今は大学があります。悠長に寝て治すなんて言ってられない。私の場合、風邪をひくと大抵一週間寝込むからです。日本では会社だって学校だって喜んで休んでいたのに、今はどうしても休みたくないのです!ただでさえ落ちこぼれなのに、休んだりしたらますますティンブドン(わからない)になってしまいます。でもでも日本の薬でさえ飲みたくないのに、中国の薬なんて飲んだら私は一体どうなってしまうんでしょう。とにかく信念を曲げず薬は飲まずに寝込むことにしました。そして驚くべきことに、半日寝込んだだけで頭痛もなくなり食欲も回復しました。まだ鼻水と咳と言う後遺症はありますが、気分は悪くないので授業には出ています。日本にいる時からこんなに熱心な学生だったら、今頃は5ヶ国語くらい平気で話せるスーパーウーマンになっていたと思います。
Mar 23, 2005
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成都に来る際に、カスピ海ヨーグルトを持参しました。日本では毎日欠かさず食べていて、私の健康の素なのです。出発前夜に、凍らせたものと凍らせないものの二通りを用意して保冷バッグに入れ、機内持ち込み荷物としました。振動厳禁なので、他にも機内に持ち込んだパソコンよりも慎重に扱ったほどです。最初はあまり固まらず水っぽくなってしまいましたが、今では日本で作っていた時と同様なくらい、毎日順調に育っています。そんなカスピ海ヨーグルトを、中国人の友人がわけてほしいと言ってきました。もちろんOKです。早速作り方を教えた所、私が「スプーンでかき混ぜる」と言った時にメモを取るので「かき混ぜるって中国語で何て言うの?」と尋ねると、「攪拌」とのこと。そう、日本語と全く一緒なんです!もちろん発音は違うのですが、かき混ぜるはまさに攪拌です。中国語と日本語って、字にすると同じものが本当にたくさんあるんですよね。これでまた語彙がひとつ増えました。
Mar 17, 2005
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大学での授業が始まってまだ二週間ですが、とても長いこと通っている気がします。先生の言っていることが相変わらず聞き取れません。もちろん、聞き取れる言葉もありますが他のクラスメートが、「明白(わかりました)」と言っているのに、私一人が「不明白(わかりません)」なのです。あまりにも上達が遅いので、原因をいろいろ考えてしまいます。自分で言うのもなんですが、単語を覚えるのは得意なのです。しかし発音がとても不得意です。私の発音で、一度で理解してもらえたことは皆無に等しいです。自分なりに分析した結果、私は耳が悪いという結論に達しました。例えば、他の人には「リ」と聞こえるものが私には「ル」と聞こえていたりします。そして「ル」と発音するので、みんな「?」な顔をします。これって致命的です。日常生活ではなんら不便を感じたことはなかったのですが、実は難聴気味だったなんて!この先中国語を勉強するにあたっての大きな障害です。難聴気味ということは、私って音痴なのかもと余計な悩みまで増えてしまいました。※以上は私の勝手な推測です。 実際の聴力試験では異常なしです。 認めたくはないのですが、 やはり単に能力が低いだけかもしれません。
Mar 16, 2005
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成都は日曜から曇り空に戻り、あの寒さが帰ってきてしまいました。まだ冬物のコートが必要です。日本からの船便の荷物が、一ヶ月半たってやっと到着しました。しかし中味に問題があったらしく、成都の中央郵便局まで取りに来なさいとの事です。食品くらいしか送ってもらっていないので、なぜ今回は一部没収されたのかよくわかりません。郵便局員も説明してくれませんし。中国人の友人について行ってもらったのですが、そこで偶然日本人の方にお会いしました。大学以外ではあまり日本人に会うこともないので少し驚き、更にその日本人の方の友人が、私と一緒にいた友人の前の会社の方と言うことがわかって更にびっくりしました。共通の知人も何人かいたらしく、その場で結構盛り上がり名刺交換までしていました。「日本は狭い」ってよく言いますけど、中国人の友人が呟いた、「成都は狭いなー」の言葉にうんうんとうなずいてしまいました。
Mar 14, 2005
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