桃チョコ
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実夢子はお話が大好き。幼い頃から本と友達だった。特に好きなお話は不思議の国のアリス。色んな不思議なものに出会い、楽しい旅をしていくあのお話。実夢子はアリスが大好きだったのかもしれない。おかしな生き物達に出会った彼女はそれらとちゃんと向き合っていたから。。さっき嫌なことがあった。人間関係でちょっとしたことを間違えた。ただそれだけで一瞬全てが嫌になった。成し遂げようとしていること・成し遂げたこと今いる場所・今周りにあるもの・周りにいる人やらなければいけないこと・やらなければいけないであろうこと全てが嫌で・申し訳なくて。「誰か・・・物語の世界に連れて行ってくれないかな。 あそこは居心地がいいし、嫌なことなんて無いでしょ。。」嫌な人がいないあの世界へ行きたい。。嗚呼今行けたらどれだけいいだろう。。「誰かー!」そう思ったとき、実夢子の耳に誰かの声が聞こえた。 「ではこれよりお話の世界へと誘って差し上げましょう。。」ーえっ、誰?そう思った瞬間、実夢子は体がフッと浮いた気がした。 ーバタッそれと同時に現実世界では実夢子が倒れた。
2007.03.02
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