+蒼い水溜り+

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February 12, 2005
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睡姫はクマさんとコンクリートの森を歩いて小さな家へ行きました。
睡姫はクマさんと愛を育んだ後、お昼ご飯代わりに「M」のマークで有名なファーストフード店に行きました。
其処で煙草を吹かしながら話をした後、写真をシールに出来る機械で遊びました。周りは魂が吸い取られると恐れているようですが、睡姫達はお構いなし。睡姫はこの玩具が大好きなのです。
クマさんとのお別れの時間。
睡姫は涙を瞳に溜めっぱなし。
「もっと一緒にいたいよ・・・」
そんな事を心で呟きながらも笑顔でバイバイを言います。
でもそんなのクマさんにはお見通し。
「また明日逢えるから」

そして優しい口付けをくれました。
睡姫は少しだけ本当の笑顔を取り戻し、お家へと帰って行きましたとさ。
めでたしめでたし。

コレが今日の1日となっております。
観客の皆様、如何でしょうか。
私はこの劇場のオーナーの睡姫+迷蝶+で御座います。
これからこの劇場で繰り広げられる物語は私の人生そのもの。心の叫びそのもので御座います。
苦しみ、悲しみ。時には目を背けたくなるような画像や言葉も含まれる事と思われますがご了承下さいませ。


*第1幕~無と言う名の哀しみ~*

只今私の心は無という哀しみに満ちております。
優しさや温かさはとうの昔に凍て付きました。

なのに何故彼と共に生活をする事が許されないのでしょうか。
全ては年齢の所為で御座います。
私が成人してさえ、ぃえせめて高校を卒業してさえすれば、彼と共に温かな生活をおくる事ができるのにと、毎日のように嘆き悲しんでおります。
しかし今は何も感じはしません。
嘆きさえも凍て付き、全ては無に。

全ては哀しみ。
この世界は残酷さや冷酷さに満ちており、私の心などゴミの様に見下しているので御座います。
私は只、私を見て頂きたいだけなのです。
常になど望んではおりません。時々、本当に時々で構わない。
私を人として、私の意見に耳を傾けて頂きたい。
それだけの事が何故叶わないのでしょう。
お金があれば偉いのでしょうか。
成人している事がそんなに偉いのでしょうか。
年齢さえ重ねれば本当に大人になれているとでも言うのでしょうか。
私には理解しかねます。
だから私は死を求めるのです。
死の世界は私を常に見て下さっています。
私を愛し、そして呼んで下さっている。
魔王様。悪魔様。死神様。
魔界の世界の皆々様は私を求めていらっしゃるのです。
だからこそ、私はこの世界を捨て、必要とされる所へと参りたい。
神の微笑みなど、魔王様の見せて下さる不敵な笑みに比べれば塵同然で御座います。
天使の囁く声など、悪魔様の下さる意地悪なお声に比べればこの世から消し去るべきモノで御座います。
生神の差し出す手など、死神様の与えて下さる快楽に比べれば崩れ去ってもよいほどのクダラナイもので御座います。
死こそが全てで御座います。
死こそが真実の美で御座います。
嗚呼、魔界の皆様のお声が聞こえます。
私を呼んでいらっしゃる。
『俺達はオマエを求めている』
なんと甘い囁きで御座いましょうか。
身体の芯からゾクリとした快楽が滲みでるようです。
抱き寄せられたらそのまま其の腕に全てを委ねて眠ってしまいそうなほどに皆々様のお顔、お声、お手は全てが美しいので御座います。
嗚呼、皆様・・・早く私を迎えにいらっしゃって下さいませ。
私も貴方様方を求め欲しております・・・



彼は私を守ると言って下さってる。
琢真は私を愛して下さってる。
でも・・・
それなのにどうして自殺願望が消えないのでしょうか・・・
私は闇に囚われてばかり・・・いつ愛しい方に愛想をつかされるか不安でなりません・・・
それなのに止まらない鬱症状や自傷行為は、まるで己への戒めのようで御座います。
私には忘れられない屍が何人もいます。
皆、優しく愛しい方で御座いました。
皆、私から離れ、そして独り逝ってゆきました。
私の心が解放される事はないのでしょう。
何故かって私は私自身を恨み憎んでいるのですから。
もしかしたら、ぃえ、もしかしなくても私自身が死神なのかもしれません。
そう考えると彼の死の姿が見えてなりません。
彼が死んでしまう。嗚呼、私は何て罪深いのかしら。
私は誰も愛してはならないのでしょうか。
私は孤独で居なくてはならないのでしょうか。
それがこの世にとって幸せなのでしょうか。
魔王様は仰います。
「我々はオマエのその死の力を求めているのだ」と。
私のこの血に染まった手や腕が役に立つと仰るなら、私は何でも致しましょう。
もう何も怖くなど御座いません。
人殺しなど簡単な事。
己を殺す事など何故躊躇うのかと思う程で御座います。
それが何故か。
それは彼の存在が、琢真の存在があるからで御座います。
彼が私の腕を掴み離さない限り、私はいくら死を望み仄めかしても実際の死を選ぶ事はないでしょう。
それが愛しいような、憎いような、不思議な感情は消えてはくれません。
私の選ぶべき路を示してくれる方が必要なのです。
昔はその役を仲間という存在がして下さっておりました。
ですがもう其の枷は外れ、私はいつでも暗黒に堕ちて死んで逝けるのです。
どうしようもないこの無と闇との戦いを、誰かに助けて頂きたい。
もう誰かを救う事は疲れてしまった。
私は孤独でしかないのです。
誰か私に救いを求め、そして救いを与えて下さい。
助けて下さい。
私の心が死に絶えてしまう前に・・・早く、早く・・・
私の手をしっかりと掴んで下さいませ・・・


by、睡姫+迷蝶+





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Last updated  February 13, 2005 12:18:27 AM
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