+蒼い水溜り+

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February 17, 2005
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身体の痛みが心にまで走る。
あぁ、どうする事も出来ないので御座います。
苦しみと言う言葉では言い切れない程の苦しみが身体を襲い、痛みに痛みを重ねた心と身体が私を壊してゆくので御座います。
涙を涙に出来ぬ程に、痛みを痛みと思えぬ程に崩れた私は死を選ぶのみなのではないのかと思うので御座います。
闇は闇を呼び、さらに闇は深まる・・・それもまた、世の道理というモノ。
私自身にもどうする事が出来ないので御座います。
今日は学校、家で2時間は眠りましたので、どうも眠りがやって来てくれません。
頭の中でクマを数えてはみているのですが、やはり睡魔は襲って来る事はなく、溜息ばかりで御座います。
眠りに誘う為の音楽も、羊やクマ達も、私には何の効果も起こさずに只踊るのみに御座います。

今は無性に、赤い靴のお話が聞きたい気持ちで御座います。
まるで子供のようで御座いますが、私は「言葉」と言うモノに依存しているのかもしれません。
本や物語と言うモノは人間にとって最高の遺産なので御座います。
言葉を文章に書き表すという事を考え出した方に私は尊敬の言葉を捧げずにはいられません。
言葉は私の心を撫で、そして眠りの世界への道筋を立てて下さるので御座います。
嗚呼、眠りたい。
私の願望は只それだけであるのに、其れが叶う事はなく、私は哀しみに浸って堕ちてゆくので御座います。
夢も見ずに、深い眠りにつきたい。只それだけで御座いますのに・・・
溜息は止まる事無く私を支配してゆくので御座います。
空の月にお写りになっている魔王様が微笑まれます。
「もっと哀しみに浸るのだ」と仰います。

それでなければお前の持つ強大な死の力は失われてしまうのだと。

最近私は考えるのです。
自殺した霊魂はどこに行き、何になるのだろうかと考えるのです。
一般的に自殺した霊魂は自分が自殺した事を忘れて生き人に獲り憑き、再び死を望んでその人間までも死へ至らしめると言われております。
しかし私はそうは思わないので御座います。

そしてその中で生きたいと思う事が出来る霊魂も出てくるのではないではないかと思うので御座います。
そんな霊魂は天へ昇り、天使になるので御座います。
恨んでいる相手が幸せそうな事に憎しみを感じて死神になる霊魂。
自分を救ってくれなかった世の中に対しての憎悪で悪魔になる霊魂。
自殺した霊魂は何よりも自分の感情によってそれからの道を選べるのではないのではと考えるので御座います。
そしてその魅力的な選択が私を死へと向かわせるので御座います。
私はきっと死神になると思います。
死神になり魔王様にお仕えし、恨むべき人を殺しに行くので御座います。
なんと素晴らしい結末で御座いましょう。
恨むべき者の首を、私自身で狩れるので御座います。
きっと魔王様は私の好きなように引き裂いていいと仰る事でしょう。
嗚呼、なんと素晴らしいのでしょうか。
死んでやっと、私の死の力は私自身のモノとなるので御座います。
死に急ぎとぅ御座います。早く魔王様の下へ走って行きとぅ御座います。
今日、掃除中に睡眠薬と安定剤を幾つか発見いたしました。
これっぽちで死ねる事がない事など分かっております。私もそれ程馬鹿では御座いません。
ですが少しでも、ほんの少しでも死に近づきたい。
ほんの少しでも魔王様のお近くに行ってみたいので御座います。
もしかしたら其処まで行けば、悪魔様や死神様が私を呼び寄せて下さるかもしれませんしね。
嗚呼、嗚呼・・・


早く逝きとぅ御座います・・・




意識が朦朧として参りました。
薬の所為で御座いましょう。
この微妙な脳内の揺れが心地よいので御座います。
彼の生活が私によって崩れる事を、私は極端に嫌うので御座います。
ですから彼はきっと、私のこの日記をみる事はないのだと思っております。

淋しい。
苦しい。
助けて。
救って。
独りは嫌。
淋しい。
淋しい。

心では願望の渦が巻き起こっております。
彼の声が聞きたい。でなければ深く深く傷を埋め込んでしまいそうで御座います。
しかしそこは我慢しなければなりません。
彼に眠るようにと言ったのは私。それなのに彼に言葉をせがむなど出来るはずも御座いません。
彼の負担を少しでも減らしたい。
それが私の今の一心の願いで御座います。
お願いで御座います、魔王様。
私はどうなっても構いはしません。
ですからどうか彼の心に平安をお与え下さい。
彼には決してお手を振れずにいて下さいませ。
私のような者が何を言うかと仰られるでしょう。ですが切実にお願い致しているので御座います。
彼だけには幸せになって頂きたい。
それで私が苦しもうが死のうが構いません。
全ては彼の為にと考えております。
ですからお願いです魔王様。
彼の心に平安をお与え下さいませ・・・私の命を削ってでも、彼の生活がうまくうまく進んでゆくように・・・
私の心が腐敗していく事を悟られないように、魔王様、私をお守り下さい。
彼の為ならば私は命など惜しくも御座いません。
彼が私の死で幸せになると申されるなら、迷いもなく私は自ら死を選ぶでしょう。
どうか彼だけは幸せになって欲しい。
それだけが、私の望みで御座います。
どうか・・・


彼の心に平安を・・・



by、睡姫+迷蝶+





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Last updated  February 17, 2005 11:56:25 PM
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