+蒼い水溜り+

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March 15, 2005
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揺り籠


今日も人は忙しなく路を歩いているの
季節の変わり目の風を感じる事をも忘れて
空の青さに目を奪われて立ち止まる事も知らずに

待ち合わせ場所に立つ女性 駆け寄り抱擁をする男性
こんな事が繰り返されるいつもの場所を通り抜けて向かった公園
静まり返ったその場所には鳩が戯れて舞うだけ
噴水の水が天へ向けて飛沫を上げるのを眺めて瞳を閉じた

水が風に攫われる音が聞こえて心地よい

疲れに押し潰されそうになると向かうその場所は
あまりに静かで あまりに孤独な場所

なのに何故かとても愛しいの

幾度となくすれ違う人の群れ この世に嘘さえなかったらと願う
人は必ず嘘をつくと知っていても望まずにはいられない果敢無い願望
裏切りを辿れば其処に存在する偽りに怯えて
私はいつも涙を流すのです 独りきり孤独の闇に篭って

偽りは人を傷つけてしまうのに 何故人は罪を重ねるのだろう
嘘が人を救うというのなら 私はそんな世からは消え去ってしまいたい
世の道理を過ぎなければ心など気にしない人々の群れに巻き込まれて
いつか私も心を失うなら そうなる前に早く早く 私は死んでしまいたい


何もかもに絶望した世界の中で微かに輝く空や風 変わりなきモノ達
その存在さえ見えなくなった私達の行き着く先など分かりきっている
僅かな光に気付けなくなったら闇だけが広がっているの

全てはいつか真に闇に犯されて


孤独だけが支配するでしょう・・・








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Last updated  March 15, 2005 08:10:33 PM
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