+蒼い水溜り+

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March 28, 2005
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揺り籠


優しく陽は人々を照らし出すのに
私の右手は寒いままでいつも凍て付いている

冷え切った両手を擦って息をかけても
アナタの温もりには勝てなくて
私は未だに寒いままでずっと凍えている

やっと訪れた春なのに 桜は綺麗に咲くのに
そんな季節のこの公園に私は独りぼっちで佇んでる
アナタと一緒に来ようと約束していたのに


夜にそっと家を抜け出て 最寄駅に立ったの
アナタに送るメール 幾度となく書いては消した

春は出会いと別れの季節 誰かが詩的にそう奏でた
アナタだけいてくれればよかったのにと嘆くの
誰とも出会わずにいてもよかった アナタさえいてくれれば
なのに私の右手には風が淋しく通り抜けるだけ

歌を歌った アナタに届くように
抱きしめてもらえずに眠る夜を哀しみながら
歌を歌った 旅立つアナタに聴こえるように
アナタが決してこの気持ちを 私を忘れないように

風には温もりが入り込み春の季節がまた芽吹く


もっと近くにいて欲しいと望んだって
アナタは首を左右に振って俯く
そんなアナタの罪悪感に襲われた顔を
もぅ見たくないから 見たくないから

私は笑顔でいると決めたの

好きで好きで この気持ちは消せないの
それをアナタは知らなすぎたのよ

私のこの想いに気付かずに遠くへ旅立つアナタを見送る
桜花が舞って2人を別ってく アナタの背中が見えなくなる

舞い散る桜花の群れに埋もれながら止まらない涙を抱きしめた私
アナタは知ってる? こんな私を
こんなにもアナタを愛してる私を

温かな春の季節が訪れても
私の右手は未だ寒いままで
アナタの温もりを求めてしまうの
己で擦った手は淋しさに凍える

舞い散る桜花の群れに埋もれながら止まらない涙を抱きしめた私
そんな私を アナタは知ってる?
こんな私を こんな小さな私を

春は出会いと別れの季節 誰かが詩的にそう奏でた

もしも叶うなら別れなど全て死んでしまえばいい


アナタさえいてくれれば・・・



by、睡姫+迷蝶+





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Last updated  March 30, 2005 10:51:22 AM
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