+蒼い水溜り+

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April 7, 2005
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揺り籠


必死に君へ走った夢を見た
目が覚めた時の絶望と孤独を知りながらも
毎晩その夢を求める僕がいる

その夢の中では君が僕の傍にいるから

夢の中の君はいつも僕に優しくて
なのに最後はやっぱり この手をすり抜けてゆく

1年が巡ったあの日に僕が感じた暗黒
桜の蕾が小さく開き始めたあの日に



逢いたくて愛しくて淋しくて
必死に君を追い続ける夢を見て
いつも汗だくで目が覚めるんだよ
耳で木魂する別れの言葉が僕を今も追い詰めているんだ

ずっと一緒にいてくれるって言った
でもそれは甘く優しい嘘で
この世の優しさなど全て偽善だと悟ったんだ

君のいないこの日々がどれだけ辛苦に包まれているか

君は知らないだろう

君のいないこの数日でどれだけ僕が涙を零したか

君は知りたくもないだろう


気付けなかった僕を君は笑うのだろうね

君の手を握る資格はもぅ僕にはないのかな?

君の愛用していた香水 僕にくれた思い出の香り
出かける前にそっと首元にいつもつけているんだよ
心遠き君が僕を優しく抱きしめてくれているようで


夜の闇の恐怖を僕はまた感じているよ
君の温もりがないのに大気は徐々に暖かくなってゆくから
時という凶器に僕はまた殺されているよ
君の温もりがないのに命は徐々に削られてゆくから

君といたかった そして幸せになりかった
それだけが全てだった僕が君は嫌いだったんだね

君が嫌いな僕を全部殺したら君はまた微笑んでくれるかい?

その僕は君の出会った僕ではないけれど

君が望んだ僕になったら君は僕を抱きしめてくれるかな?

その僕はもう僕ではないのだけれど

君が嫌いな僕が僕の全てだったんだ
その僕を否定して去った君は僕の全てを拒絶したんだ

僕が僕である事を望んでいたはずの君が
僕が僕でなくなる事を願っている
そんな淋しい現実が今 あまりに大きな波となってゆく

僕が僕である事を望んでいたはずの君が
僕が僕でなくなる事を願っている
そんな淋しい現実が今


僕を蝕み殺している・・・



by、睡姫+迷蝶+





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Last updated  April 7, 2005 10:23:33 PM
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