+蒼い水溜り+

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October 16, 2005
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テーマ: 1日1詩(206)



気管に入り込んだ其れを吐き出した

腕に滴った赤を舐め上げた

禁断の果実の香りがした

明らかな異変を気にする事もなく

自嘲に満ちた口元が歪む

消える前にちゃんと言わなきゃ

動いた唇が固まる

眠るように安らかに



私はその時を迎える


『さよなら』

『さよなら』


『呪ってあげる』


最期の言葉は月が飲み込んで

きっと皆に届くでしょう

大丈夫

私の呪いが皆を独りにしないから

こっちにおいでよ

私が迎えに行ってあげるよ

この腕を切り落とした剃刀を右手に

















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Last updated  October 17, 2005 12:21:16 AM コメントを書く
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