私は、こういう事件になるようなのとは全く比べ物にならないくらい小さいけど、しゅっちゅうネグレクトの中で育ったよ。家に帰ると鍵もなく誰もいなく、暗くなっても誰も帰ってこない、なんて普通。具合が悪くて泣いてても、無視されたり。親にも当時色々事情があったから仕方が無いんだけど、ずっと自分が子供を持つまでは、子供の世話ってイライラするし大変だから、そういう事をしてしまうのもしょうがないんだろうな、って思ってた。

でも、自分が子供を持ってみると、どうしてこんな必死に育ってる、世界を見つけることにきらきらしている存在に、あえて苦しませるような事をできるんだろう・・ってそこは全くわからなくなった。

もちろん、それでも結局はここまで大きくしてくれた親に感謝する気持ちももっと大きくなったけど。

虐待をしている人を見つけたら、肩を掴んでゆすってその事を問いただしたい、って衝動が起こるよ。全ての暴力がこの世から消えてなくなればいいのに、って思う。 (2008年11月16日 10時59分48秒)

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2008年11月15日
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カテゴリ: 趣味な世界




『親になるほど難しいことはない』








中身も見ないで“ハウツー本かな”と思って買った本。




ところが・・・・・・・










とても重い本でした。



電車に乗って、読み始めて……




“あ、児童虐待、・・・”




実は4ヶ月程前にお友達からもらった本を読むまでは、はっきりいってこの児童虐待についてほとんど知識も興味もありませんでした。





でもこの本を読んで以来、私の中で興味のある話題となっていたので今日の本もすんなりと入ることが出来ました。


が、目次からして心臓がドクっとなるような内容が…


『第1章 誰も助けられなかった/第2章 親子という他人/第3章 父と娘/第4章 浮気の代償/第5章 婚約指輪/第6章 それぞれにできること』



いくつかの話を少し引用しますが、かなり生々しい情景なので・・・一部の方はスルーしてください!


『いつものように子どもは、殴られ、蹴られ、タバコの火を体中に押し付けれれた。/父親はたけり来るって部屋の中で赤赤と燃えていた円柱のストーブに子どもを押し付け、せっかんを続けた。/子どもは泣き止まない。/さらに怒り狂った父親は、子どもを水風呂に押し込み、黙らせようとした。何度か子どもの頭を水面下に押し込むと、やがて子どもは、永遠に泣くことも、父親を怒らせることもしなくなった。水風呂で命をおとしたからである。』



『父親は娘が4年生になると、母親の目を盗んで性的な接触や交渉を持つようになっていた。』



『4年間にわたっておこなってきた「思春期電話相談」の結果をまとめた。そこには、母親による男児への性的虐待が色濃く現れ、医師たちをおどろかせた。電話で寄せられた性被害71件のうち、近親者と性的関係を持ったものは35件。その中で母子相姦21件、父と娘2件、きょうだいによるもの11件だった。(平成2年度の調査)』


『この少女の身長は86センチメートル、体重は8.8キログラムということだから、まさに6歳だというのに1,2歳児ほどの発育しかしていない低身長、低体重児である。食事は十分でなかったにちがいない。排泄物にまみれていた状況から、排泄の世話を受けていないことはもちろん、風呂にも満足にいれられていないことも容易に想像できた。/発達年齢は6.5ヶ月であり、歩くことができないどことか立ち上がるこそすらおぼつかなかった。極端な放置状態に置かれたためだと推測された。』



『3歳になって伝い歩きが始まると、奥の部屋の隅に布団を積み上げ四角に囲んで、その中に放置した。4歳を過ぎた頃からは奥の部屋の押し入れの上の段に移し、5歳から救急車で運ばれた6歳までは、実に入浴は1回もさせていない。着替えは1回させた記憶があるだけで、おむつもはずしてしまい、垂れ流し状態だった。/4歳を過ぎてからは食事をいっさい与えてない。/父親が勤め帰りに近所のスーパーでパンを買い、押し入れに放り込んでいる状況だった。』



『見た目にも重症の女の赤ちゃんが、集中治療室に収容されていた。この子どもが生後わずか50日のRだった。/頭蓋骨骨折、脳挫傷、急性硬膜下血腫と診断された。/母親のせっかんで脳挫傷と頭蓋内出血による脳性麻痺が残った』




たくさんの症例がでてくるのです。読んでて悲しくて悲しくて電車の中で読みながら涙が滲みました。あまりに衝撃的で先に読み進んでいくのを躊躇うこともありました。


信じられないようなことだけど事実です。



一見すると母親或いは父親が悪いだけのように感じるけど、児童虐待は本当に色々な原因が絡み合っているのだそうです。



一刻も早く、一件でも多くこんな酷い児童虐待が、減ることを願って止みません。




この本は、子どもがいる方たちはもちろん、全ての方に読んでいただきたい1冊です。








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最終更新日  2008年11月15日 20時17分48秒
コメント(16) | コメントを書く
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Re:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
kumi さん
せっかく産まれてきた子供が虐待にあってるだなんて、本当に酷い事実だよね。そしてその虐待で命を落とす子供達のことを考えると、本当にいたたまれないよね。 (2008年11月15日 23時07分58秒)

Re:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
kanasuke さん
昔、「itと呼ばれた子」という本をむさぼり読んだことがあります。
とても、とても悲しい事だよね。
自分の子供に虐待をするなんて。
こういうニュ-スを見るたびに、いたたまれなくなるよ。 (2008年11月16日 06時48分31秒)

事実・・。  
みっちい さん

Re:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
トット さん
虐待がある事実は知っているけれど、具体的なことは少ししか知らなかった。
かなさんが書いてくれた内容だけでも、十分驚き、悲しすぎるよ~。

子どもが欲しくてもできない人がいるのに、子どもを授かっててそんな酷いことができるなんて。
確かに、いろんな原因が絡み合ってるのはわかるけど。

児童虐待がなくなることを祈るのと、政府や警察も虐待をなくす対策をもっとして欲しい気がするよ。
周りの人たちで助けることはできる気がするんだけどね~。 (2008年11月16日 15時51分36秒)

Re:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
ときてぃ さん
子育てってイライラすることもあるけど、それ以上に楽しいことがたくさんあるのにねぇ・・・。
でもさ、それも私たちがある程度大人になってて、子供のために耐えることができるからそう思えるんだろうね。
子供のまま親になる人が多過ぎてこういうことが起きちゃうのかしらね・・・。
本当に可愛がれるウチに子供が生まれなくて、虐待mするようなウチにはけっこう子供が多かったりすると、神様って不公平だなって思うことがあるよ。 (2008年11月16日 15時57分16秒)

・・・  
チビ助のママ さん
児童虐待が増えている本当の原因って何なんだろうね。核家族化なのか、社会的ストレスなのか・・・。

自分に子供が生まれて今迄以上に子供が好きになり、他の子供ももっと可愛く思えるようになった。
虐待をされている子供のことを思うといたたまれない。 (2008年11月16日 16時04分19秒)

Re:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
はるまき さん
これを読んだとき、虐待を受けている子供の事を思うと心が痛くなると同時に虐待をしている親に憤りを感じた。
この世から、一人でも児童虐待を受けている子が少なくなることを切に思う。
子は親を選べないんだよね。

  (2008年11月16日 18時27分21秒)

Re[1]:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
RAG礼央  さん
kumiさんへ
虐待もまだまだ表に出て何か対応ができるのは氷山の一角で…命を落としてしまう子もいれば傷つけられて我慢してる子もたくさんいるんだよね。
家庭という密室で起こってしまう事件。
あまりにも惨いよね・・・。 (2008年11月16日 19時47分13秒)

Re[1]:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
RAG礼央  さん
kanasukeさんへ
「itと呼ばれた子」、興味あるのに未だに読む機会がなくて。これもかなりすごそうな本だよね。
どっかで探して近いうちに読んでみようと思います。
自分の子どもだからとしつけと称して虐待する親もいるし、悪いことをしてるという自覚なくやってる親もいるからね。
悪いという自覚がある人は隠れてするそうですよ。 (2008年11月16日 19時51分44秒)

かなしすぎる・・・  
はすみん さん
これでもかというほど、抱きしめて自分の子供を育てて、それが何よりの幸せだ!と感じている今の私にとっては、この話は、理解できないこと。
虐待をされている子供だけでなく、それをしている親の心はどうなっているのか?と悲しくなりますね。
ただ、身近にこういう状況の子供がいて、どこまで手を差し伸べられるか・・と思うと、弱い自分がいることも事実です。
それだけ、人を育てるって、とても大変なことなんだと思います。 (2008年11月16日 19時54分01秒)

Re:事実・・。(11/15)  
RAG礼央  さん
みっちいさんへ
そうだったのね。。。わざわざ記してくれてありがとう。(といっていいものかどうか、。)
ごめん、なんかこういうblogを書いておきながらきちんと気持ちを伝えられない自分がもどかしい!

事件にならなくてもネグレクトはネグレクトだよね。
その繰り返されがちな輪を断ち切ってしっかり育児してるみっちぃはすごいと思う!

そして色々あっても親に感謝してるからほんとすごいわ。

一人でも多くの親に気づいてほしいよね、それは虐待だよ、って。 (2008年11月16日 19時55分18秒)

Re[1]:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
RAG礼央  さん
トットさんへ
この本にも「これらの例は極端ですが」ってあるのだけど、少なからず事実と言うことに驚かされるよね。
こういう風に取り上げられるのはほんと一部で・・・まだまだ日本には被虐待児を守る制度が整ってないらしくて。今まさに命が落とされようとしてる子どもを虐待の自覚がない親から守るのは本当に至難の業みたい、。そういう親に限って親権を行使するらしいよ。
『親になるほど難しいものはない』というタイトルが本当に身にしみる本でした。 (2008年11月16日 19時59分07秒)

Re[1]:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
RAG礼央  さん
ときてぃさんへ
そうそうイライラはつき物だし、思うようにいかないのも当たり前なんだよね。みんなと同じじゃなくてもいいわけで。
すごいプレッシャーから虐待してしまう、ある意味まじめなタイプの人もいるみたい。
色んな原因、ケースがあるからね…奥が深いよ。
被虐待児からしてみたら本当に辛いけど、彼らは何かをその親たちに分からせるために、目的を持って生まれてきたんじゃないかな、って思うときもあったりするんだよね、矛盾してるかもだけど。 (2008年11月16日 20時08分47秒)

Re:・・・(11/15)  
RAG礼央  さん
チビ助のママさんへ
その本曰く、親が虐待された経験がある、生育歴、子育てする人の孤立化、などみたい。

元々人付き合いが苦手な人とかは特に外部との接触がないまま育児に疲れてひきこもってしまったり…協力してくれるべき人が例えば旦那さんと上手くいってない、とか育児に無関心とか…

子どももかわいそうだし、同じような経験をして親になってしまった親もかわいそうだと思うんだ。。。 (2008年11月16日 20時19分06秒)

Re[1]:みんなに知ってほしい事実です(11/15)  
RAG礼央  さん
はるまきさんへ
もしよかったらこの本読んでみて!
本当に生々しくてかわいそうになってしまうのだけど・・・
本当に一人でも救われることを私も祈ってるよ。 (2008年11月16日 20時21分00秒)

Re:かなしすぎる・・・(11/15)  
RAG礼央  さん
はすみんさんへ
そうなんだよね、育児を出来てる人には理解しがたい行動だよね、。
中には1人目はきちんと育てられてて2人目に虐待をってケースもあったり。あとは旦那に浮気されて、旦那が自分に興味を示さず娘ばかりかわいがるからその嫉妬心で、とか・・・。

手を差し伸べられるかどうか、私も実際そのときになって具体的に何ができるかわからないけれど、少なくともこういったことが起こってる、というのを知っているだけでも違うよね、と思ってます。 (2008年11月16日 20時25分02秒)

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