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2008年11月15日
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カテゴリ: 趣味な世界




『親になるほど難しいことはない』








中身も見ないで“ハウツー本かな”と思って買った本。




ところが・・・・・・・










とても重い本でした。



電車に乗って、読み始めて……




“あ、児童虐待、・・・”




実は4ヶ月程前にお友達からもらった本を読むまでは、はっきりいってこの児童虐待についてほとんど知識も興味もありませんでした。





でもこの本を読んで以来、私の中で興味のある話題となっていたので今日の本もすんなりと入ることが出来ました。


が、目次からして心臓がドクっとなるような内容が…


『第1章 誰も助けられなかった/第2章 親子という他人/第3章 父と娘/第4章 浮気の代償/第5章 婚約指輪/第6章 それぞれにできること』



いくつかの話を少し引用しますが、かなり生々しい情景なので・・・一部の方はスルーしてください!


『いつものように子どもは、殴られ、蹴られ、タバコの火を体中に押し付けれれた。/父親はたけり来るって部屋の中で赤赤と燃えていた円柱のストーブに子どもを押し付け、せっかんを続けた。/子どもは泣き止まない。/さらに怒り狂った父親は、子どもを水風呂に押し込み、黙らせようとした。何度か子どもの頭を水面下に押し込むと、やがて子どもは、永遠に泣くことも、父親を怒らせることもしなくなった。水風呂で命をおとしたからである。』



『父親は娘が4年生になると、母親の目を盗んで性的な接触や交渉を持つようになっていた。』



『4年間にわたっておこなってきた「思春期電話相談」の結果をまとめた。そこには、母親による男児への性的虐待が色濃く現れ、医師たちをおどろかせた。電話で寄せられた性被害71件のうち、近親者と性的関係を持ったものは35件。その中で母子相姦21件、父と娘2件、きょうだいによるもの11件だった。(平成2年度の調査)』


『この少女の身長は86センチメートル、体重は8.8キログラムということだから、まさに6歳だというのに1,2歳児ほどの発育しかしていない低身長、低体重児である。食事は十分でなかったにちがいない。排泄物にまみれていた状況から、排泄の世話を受けていないことはもちろん、風呂にも満足にいれられていないことも容易に想像できた。/発達年齢は6.5ヶ月であり、歩くことができないどことか立ち上がるこそすらおぼつかなかった。極端な放置状態に置かれたためだと推測された。』



『3歳になって伝い歩きが始まると、奥の部屋の隅に布団を積み上げ四角に囲んで、その中に放置した。4歳を過ぎた頃からは奥の部屋の押し入れの上の段に移し、5歳から救急車で運ばれた6歳までは、実に入浴は1回もさせていない。着替えは1回させた記憶があるだけで、おむつもはずしてしまい、垂れ流し状態だった。/4歳を過ぎてからは食事をいっさい与えてない。/父親が勤め帰りに近所のスーパーでパンを買い、押し入れに放り込んでいる状況だった。』



『見た目にも重症の女の赤ちゃんが、集中治療室に収容されていた。この子どもが生後わずか50日のRだった。/頭蓋骨骨折、脳挫傷、急性硬膜下血腫と診断された。/母親のせっかんで脳挫傷と頭蓋内出血による脳性麻痺が残った』




たくさんの症例がでてくるのです。読んでて悲しくて悲しくて電車の中で読みながら涙が滲みました。あまりに衝撃的で先に読み進んでいくのを躊躇うこともありました。


信じられないようなことだけど事実です。



一見すると母親或いは父親が悪いだけのように感じるけど、児童虐待は本当に色々な原因が絡み合っているのだそうです。



一刻も早く、一件でも多くこんな酷い児童虐待が、減ることを願って止みません。




この本は、子どもがいる方たちはもちろん、全ての方に読んでいただきたい1冊です。








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最終更新日  2008年11月15日 20時17分48秒
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