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雨が降る中、トーハク。 法隆寺宝物館では、唐代に作られた七弦琴が久々に展示。 企画展示室では、延喜式巻七(乙)。考古展示室には、私は大麻山から出たと信じている伝香川県出土の銅鐸。 国宝室では、法華経一品経勧持品( 慈光寺)。 東洋館では、「人、神、自然−ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」。禅院額字 旃檀林 張即之筆(東福寺)。無隠元晦あて法語 馮子振筆。 ゆっくり過ごすと楽しいだろうか、私は存在確認して次々に進む。
2019.12.08
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阪急御影駅から上り坂を歩いて白鶴美術館。賢愚経 乙巻と大般涅槃経集解 巻第一。 先月の訪問時は台風だったけど昨日は晴れのいい天気、客も多い。リピーター券割引。 賢愚経は波婆離品26行、東大寺戒壇院→前田家→八条宮→井上馨と伝来した。大般涅槃経集解は西大寺伝来、初めから序12行まで。 別館で絨毯も見た。
2019.11.11
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京博の佐竹本三十六歌仙絵の2回目。前評判に比べて会場が空いてるのは、人物が小さくてどれも同じように見えるから切断の経緯や来歴な興味を持つ人以外にはあまり評判がよくないからだろうか。 主催者の失敗は姫を集められなかったことにある、華やかさに欠ける。私としては、柿本人麻呂を見たから満足。全37のうち31、あとの6幅は機会があればでいいかな。 早く本館の耐震工事をして新館は平常展として常に開館して欲しいな。外国からの観光客だって増えるから改修経費は賄えると思うけど。
2019.11.11
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このブログを始めたのは17年11月12日。11日に北野天満宮宝物殿で天神縁起絵巻(承久本)のレプリカじゃないものを初見したことを書いた。 絵巻はその後、19年春に京都文化博物館で巻第六と巻第九(白描)、秋に金沢で巻第一を見た。 そして2年経った昨日、天満宮の宝物館で、巻第三(東風ふかば)と巻第六(清涼殿落雷)を見る。 秋晴れの七五三日和。
2019.11.11
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三連休初日の昨日は、午前に岩国の錦帯橋に。もう何度も来ている。橋を渡り昌明館(藩主の隠居所)跡の吉川資料館「武家のたしなみ展」へ。 国宝の太刀狐ヶ崎を見る。見たことはあるが、吉川家の先祖が梶原景時一族を討ち取った駿河国狐ケ崎に因む名前とは記憶に残ってなかった。 他には吉川家の先祖の和歌、典籍の重文が並ぶ。
2019.11.03
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あちこち寄り道して17時過ぎに奈良博、第71回正倉院展。あまり遅すぎると夜間割引が始まるので狙って夕方にした。待ち時間はなし。中もゆったりとしてるし、大物がないので、人だかりもなくストレスなく見られる。 紅牙撥鏤尺が一番かなぁ。鳥毛立女屏風は現代の感覚では美人じゃない。螺鈿箱や紫檀金鈿柄香炉はきれいだけど、全体にトーハクの方が豪華に感じたのは錯覚かなぁ。 そうそう「とりげりつじょのびょうぶ」と読んでるけど私は「とりげたちおんなびようぶ」って習ったなぁ。 正倉院展でも見かけるが奈良は外国人さんでいっぱい。昔は京都に比べると少なかったけど今は多くなった。
2019.10.27
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上野毛にある五島美術館。ぐるっとパスで入館料1000円が無料。2つ無料の展覧会に行く予定があれば、メトロ付きを買えばほぼペイする。 「秋の優品展 ー筆墨の躍動ー」で、既見の古林清茂墨跡 餞別偈と紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段を。この絵巻も切断されて額装されてるんだ。そこそこ盛況。 庭園内にある稲荷丸古墳。
2019.10.21
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いろいろ巡って特別展開催中の夜のトーハク。本館にも人は多い。 先ずは、住友財団の「文化財よ、永遠に」東博のは仏像中心。先日登った三佛寺の本尊の阿弥陀立像を見る。 国宝は本館に、既見の十六羅漢像(第七尊者・第十尊者)、太刀 古備前友成、太刀 長船景光 号小龍景光。平成館企画展示室に延喜式巻七(甲)。 特別展「正倉院の世界」。どこかで見てるものが多い。目玉は国家珍宝帳と蘭奢待と五絃琵琶かな。 写真はレプリカ。国宝の展示は法隆寺献物帳、海磯鏡、香炉。奈良博に比べてゆったりしてるから見やすい。でも正倉院宝物と法隆寺献納宝物を並べて展示するのって理屈は正しいかもしれないけど、展示数が少ないのを隠すためと思えてならない。
2019.10.20
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素浄瑠璃のあと駒込の六義園そばの東洋文庫ミュージアム。ここもぐるっとパスで900円が無料。 写真撮影可。国宝はカウント既見の文選集注 巻六十八。 北斎展が開催されてて地味な展示の割に夕方なのに人は多かった。
2019.10.20
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泉屋博古館からすぐのホテルオークラに隣接するリニューアルなった大倉集古館で「大倉集古館名品展」。なお、オークラホテルは、公職追放で帝国ホテルを追われた大倉家が創ったホテル。 ぐるっとパスの利用で1300円が無料。国宝は既見の普賢菩薩騎象像と随身庭騎絵巻に久々の再会。 昔、普賢菩薩騎象像をバラバラにした見学会に参加したことを思い出した。 大観の「夜桜」、青邨の「洞窟の頼朝」は何度見てもいい。 リニューアル記念特別展「桃源郷展ー蕪村・呉春が夢みたものー」が2階で開催中。
2019.10.20
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昨日は、東京の泉屋博古館分館。六本木一丁目駅からエスカレーターをビル一つ分くらい登る。東京が坂の町だとよく分かる。「文化財よ、永遠に」展。 ぐるっとパスで120円引き。国宝は、カウント既見の法華経一品経 授学無学人記品第九、無量義経(慈光寺)。 住友財団が文化財の維持・修復に助成して30年の軌跡を紹介する展覧会。全国4会場で開催されてる。分館は紙(絵・巻物)が主体。文化財は修復が基本みたいだけど時間も経費もかかり大変だ。修復前の写真と修復方法をパネルで展示。それにしてもきれいになるものだ。
2019.10.20
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昨日は、京博の特別展流転100年「 佐竹本三十六歌仙絵と王朝美」。秋田藩主の佐竹家に伝来した2巻の巻物が切断されてから100年経ったのを機に開催。切断というとセンセーショナルだが実際は糊をはがして分割した。尾張徳川の源氏物語絵巻のようなもの。 掛け軸になったので、高い位置でかつ分けて展示出来るため観覧には最適で混雑は少なめ。37分の24を見たことになる。それにしても分けられたのに、ほとんどが重文とはすごい。難を言えば、女性の歌仙絵が1点だけなのが華やかさに欠ける。 他に国宝の展示は、手鑑「藻塩草」、古今歌集巻第十二残巻(本阿弥切)、一品経和歌懐紙 西行筆、三十六人家集 躬恒集・興風集(本願寺)、後鳥羽上皇像(水無瀬神宮)。 佐竹本は展示替えがあり最大31点見られる。今回見られないのは、凡河内躬恒(個人蔵狩野探幽筆)・猿丸大夫(個人蔵未指定)・斎宮女御(個人蔵重要美術品)・藤原清正(個人蔵未指定)・伊勢(個人蔵重文)・中務(サンリツ保管重文)の6点。
2019.10.15
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今は、赤レンガにおさまり歴史博物館と一体となった感があるが、昔は藩老本多蔵品館として別の場所にあった。歴史好きの私、年寄=人持ち組頭の八家の筆頭である本多家には興味があり、楽しく見学した。 今回の金沢行き、加賀八家の屋敷跡を尋ね案内板の写真を撮るのも目的にしてた。JRが午前中運休になったため本多家と奥村宗家のみで次回に持ち越し。 美術館、博物館から降った所にある本多家の案内板。 医療センターの板塀にある奥村宗家の案内板。 八家のうちニ家の屋敷はお城と同じ小立野台地にある。本多家は台地の上の上屋敷と下の中屋敷と下屋敷が一帯となっている。
2019.10.14
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水左記の後、赤レンガの石川県立歴史博物館の「加賀前田家と北野天満宮」展でカウント既見の北野天神縁起絵巻(承久本)巻第一(北野天満宮)を見る。 天神絵巻最近あちこちで展示されてるような気がする。 この赤レンガの建物、第九師団の兵器庫。3棟あって、第1棟と第2棟が歴史博物館、第3棟が加賀本多博物館となっている。
2019.10.14
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昨日の三連休初日、台風19号が東寄りに通る予報で、高速バスは明石大橋を避け瀬戸大橋経由で無事三宮に着いた。でも竹生島に渡って、三井寺にお参りして、京博の計画は、前日の段階で特別展の初日の臨時休館が決まってたためあえなく消えてた。 で、神戸市灘区の白鶴美術館の秋季「文字を語る 白鶴コレクションにみる漢字造形の変遷」でカウントとしては既見の賢愚経 甲巻(チラシより少し長く展示)と大般涅槃経集解 巻第十(これもチラシより少し長く展示)を見る。 10時の開館のとき申し訳なさそうに11時に閉館すると言われたけど、その間貸切り状態。2階に展示されてた重文の法華経巻第八(色紙経)が好み。 白鶴美術館は、日本酒の白鶴の7代目当主嘉納治兵衛のコレクションが基になった美術館。六甲山の麓のそこそこの高台にあり、趣きのある本館と別館からなる。
2019.10.13
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昨日は、京都鹿ヶ谷のお屋敷街というか別荘街にある住友家が収集した美術館を保管展示する泉屋博古館。因みに「泉屋(せんおく)」は、住友家の屋号泉屋(いづみや)から。 住友財団修復助成30年記念の「文化財よ、永遠に」展。 修復の説明を付けて、山水屏風(神護寺)、明月記巻47(冷泉家時雨亭文庫)が展示。国宝じゃないけど楊柳観音像も素敵。 日本の美術品がはかないもので修復が不可欠だと理解させる小粒だが見どころがある展示。客も熱心に見ている。 なお、青銅器のコレクションは世界的なものですごいらしいが、私には良し悪しはまったく判断できない。
2019.09.24
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昨日の夕方は、奈良博。駅を降りたとき大雨、折りたたみ傘では心もとないので、コンビニでビニール傘を購入。 正倉院展に備えてか、東新館が閉まってて西新館のみの、名品展「珠玉の仏教美術(書跡・工芸)」。 金光明最勝王経(紫紙金字)巻第七、法華経(一品経)如来寿量品第十六(慈光寺)、牛皮華鬘(右が欠損した751工154於号)他。何れもカウント既見。仏像館はパス。
2019.09.23
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昨日は、インターネットで申し込んでた高松塚古墳とキトラ古墳の壁画を見に行った。高松塚古墳は何年か振りの2度目。キトラは今年になって連続3度目。 まず高松塚古墳壁画修理作業室。 16班を6班に変更。1班18名。作業室に全部で16の石が置かれている。北壁玄武、西壁女子群像・東壁女子群像、西壁男子群像・東壁男子群像が手前の見学通路側に並んでいる。飛鳥美人は思ってたより綺麗に修復されていた。 高松塚壁画館、高松塚古墳、文武天皇陵を見つつ、キトラ古墳壁画保存管理施設まで30分ほど歩く。 ここでも、22班を11班に変更したけど、混んでいて45分待つことに。 今回は秋(白秋)なので西壁の白虎と戌。それに天井の天文図。この天文図の金箔が光ってて秀逸。 ここまでは台風の影響はなかった。
2019.09.23
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昨日は台風の影響で天気が悪くなりそうなので、朝早くから出動。まず、彼岸の四天王寺。縁日の屋台の準備が始まる頃に到着。 いつもより早く開いた宝物館の秋季名宝展で、四天王寺縁起(根本本)を見る。 国宝展示は巻物の、施薬院という書き出しから食堂僧坊まで、カウント既見だが、ここを見てるかどうかは記憶がない。 縁日なので自由に入れたので五重塔の上まで登った。
2019.09.23
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昨日は、二子玉川からバスに乗って静嘉堂文庫美術館に。台風が来てるとは思えない晴天。 ぐるっとパスの元を取るのが目的。これで2870円で1600円分見た。 「入門 墨の美術 ー古写経・古筆・水墨画ー」で国宝の和漢朗詠抄 太田切(下軸)。2軸あるようだが、昔見たのはどっちだったのだろう。 重文の伝 周文の四季山水図屏風は伝じゃなければ国宝かな。
2019.09.09
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科学博物館でむかわ竜を見た後はトーハク。 国宝は国宝室に金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図第一幀・第四幀(大長壽院)。2階に太刀福岡一文字助真(紀州家)。1階に太刀 三条宗近 名物三日月宗近・太刀 福岡一文字吉房 号岡田切。 平日だけど人は多く特に三日月は若い女性が写真を撮ってる。やっぱり三日月の謂われの三日月分からない。 23日までの「奈良大和四寺のみほとけ」も特別展のような混雑。
2019.09.07
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恐竜にはあまり興味はないし、よく分からないけど、むかわ竜は見たくて科学博物館の恐竜博2019に。ぐるっとパスで100円引き。平日なのでチケット購入にちょっとだけ並んだだけで空いている。 ちょうどむかわ竜にカムイサウルス・ジャポニクスと学名が付いた日。 初めて入ったけど博物館の本館も美しい。 学名決定を祝するカードをもらった。
2019.09.07
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豊洲から渋谷の神泉駅まで行って、渋谷区立松濤美術館。「美ら島からの染と織〜色と文様のマジック」。 国宝は、黄色地鳳凰蝙蝠宝尽青海立波文様紅型綾袷衣裳・白地松桜紅葉亀松皮菱繋文様紅型木綿衣裳・御絵図帳(那覇市歴史博物館)。国宝の2点は目を引く。特に黄色はこれぞ沖縄という色で美しい。 ぐるっとパスの利用で500円が無料、でも、ぐるっとパスとメトロ24時間券2枚で2870円、元取れるかなぁ。
2019.09.07
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桜井から近鉄で興福寺に。興福寺の国宝で昔は国宝館にあって今は仮講堂にあるという梵鐘を見た記録と記憶がない。国宝館も仮講堂にも何度か行っているので見たはずなんだけど…。 残念ながら仮講堂は開いてなかったので国宝館に。『日本霊異記』(上巻)を見る。紙は劣化するので彫刻より展示機会は少なくこれはこれで貴重なもの。 私は個々の国宝より、置かれている空間が好きなことが分かった。八部衆立像、十大弟子立像がある部屋大好き。 どれか一つとしいて言えば、胸から下を失った五部浄像にひかれる。
2019.08.19
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南座の後、夜の京博。「京博寄託の名宝」という名の常設展価格520円で見られる特別企画。展示139件のうち国宝が36件という豪華なもの。でも夜なので空いている。 一応国宝のカウント的には既見。 感想として、2F-4展示室の、永徳の花鳥図襖と等伯の山水図襖(重文)が向かい合ってるのが粋。 書跡の1F-3展示室の空間が好き。12件全部が国宝。 ところで特別展の会場として使っていない古都館はどうなってるのかな。 国宝リストは、金銅小野毛人墓誌(崇道神社)、金銅威奈大村骨蔵器(四天王寺)、金銅藤原道長経筒(金峯神社)、金銀鍍双鳥宝相華文経箱・金銅経箱 鷺脚台付・金銅経箱 猫脚台付(金峯山寺)、金銀鍍宝相華文経箱(延暦寺)、伝平重盛像・伝源頼朝像 2幅(神護寺)、釈迦如来像(神護寺)、花鳥図襖 狩野永徳筆16面のうち4面(聚光院)、風神雷神図屏風2曲1双(建仁寺)、夜色楼台図(個人蔵)、四天王立像のうち多聞天立像(浄瑠璃寺)、五智如来坐像5躯(安祥寺)、阿弥陀三尊像普悦筆3幅(清浄華院)、孔雀明王像(仁和寺)、十六羅漢像16幅のうち13尊14尊2幅(清凉寺)、山水図李唐筆2幅(高桐院)、秋景・冬景山水図2幅(金地院)、大般若経巻第三百四十八(太平寺)、灌頂歴名(神護寺)、書巻本能寺切 伝藤原行成筆(本能寺)、古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院)、法華経巻第七 運慶願経(真正極楽寺)、後鳥羽天皇宸翰御手印置文(水無瀬神宮)、後嵯峨天皇宸翰消息(仁和寺)、宗峰妙超墨蹟 関山道号(妙心寺)、菩薩処胎経巻第二 (知恩院)、禅院額字并牌字のうち首座(東福寺)、禅院額字并牌字のうち浴司(東福寺)、古林清茂墨蹟 月林道号(長福寺)、古神宝類のうち小葵浮線綾文様衵(熊野速玉大社)、剣 無銘 附黒漆宝剣拵(金剛寺)、金銀鍍宝相華唐草文透彫華籠2面(神照寺)、籬菊蒔絵手箱および内容品(熊野速玉大社)、宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱(仁和寺)、宝相華蒔絵経箱(延暦寺)、宝相華蒔絵宝珠箱 附四天王像板絵(仁和寺)。
2019.08.18
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塩山から横浜に戻りせっかくだからと、新横浜を通りすぎ桜木町から横浜美術館。 特別展「原三溪の美術 伝説の大コレクション」。 展示されてる国宝は、孔雀明王像(東京国立博物館)、古今和歌集巻第五高野切(個人蔵)、万葉集巻第九残巻・芦手絵和漢朗詠抄上巻(京都国立博物館)。 国宝としては既見だが、改めて三溪の眼力に敬意を表したい。トーハクや京博で見る国宝や重文の多くが旧蔵品。 いつも思うけど博物館の展示品に来歴を書いて欲しいなぁ。せめて贈答品として用いられた茶道具と刀剣だけでも。 も一つ評価するならパトロンとしての 三溪の役割り。観山や大観、御舟などを援助した。
2019.08.08
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法隆寺夏季大学も三日目。さすがに疲れがある。講義の前に、藤ノ木古墳を訪ねる。 途中の西里の集落は中井大和守の出身地。趣きのある町並み。 法隆寺ってもちろん信仰の対象だが、文化財が集まった生きた博物館でもある。 他の寺にあると重文になるようなものも法隆寺だからならない、と初日に案内してくれた僧侶が言ってたが真実かもしれない。
2019.07.29
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昨日は、台風の影響で全体的に雨。午前の講義のあとのランチを終えて、法隆寺近辺を気ままにまわる。 百済観音さんのお住まいの大宝蔵院(百済観音堂)も徽章で自由に出入りできる。午前の講義を参考に百済観音の光背の支柱の竹や玉虫厨子の捨身飼虎図の竹を確認。 貧乏性なので期日指定参拝券を無駄にしたくなくて雨の中遠出して法起寺に行ったときに強い雨が、30分ほど続いた。涼しいけど歩けない。仕方がないので、1時間に1本のバスで法隆寺まで戻ろうとしたら10分以上の遅れ。 2度めになる法起寺・法輪寺を含め雨で観光客が少ない法隆寺を堪能した。あっ今日も明日も続くんだった。
2019.07.28
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昨日は金曜なので夜間開館の奈良博へ。外国人さんも含めそこそこ人がいるなぁといった感じ。 カウント的には既見だが、「いのりの世界のどうぶつえん」で、迦陵頻伽文透彫華鬘 (中尊寺金色院)、辟邪絵 (栴檀乾闥婆・神虫・毘沙門天)。 「珠玉の仏教美術」で、十二天像のうち伊舎那天・日天・月天(西大寺)、賢愚経巻第十五(東大寺)、一字蓮台法華経(龍興寺)、幡頭(中尊寺金色院)、五瓶形外容器・舎利容器・鉄宝塔(西大寺)、宝相華文透彫華籠2面鎌倉時代(神照寺)、粟原寺三重塔伏鉢(談山神社)。 奈良博の年間パスを持っているので夏も特別展を開催して欲しい(笑)。 博物館の前に鹿が集まってる。外国人さんは鹿が好きだなぁ。
2019.07.27
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三連休の中日、太宰府へ。天満宮と九博には何度も来ているが、政庁は40数年前に祖母と観光バスで周った時以来となる。都府楼前駅で降りて、令和で脚光を浴びてる村の小さな鎮守の坂本八幡宮まで歩く。参拝客はまだまだ多い。 八幡宮の隣が政庁、40年以上振りに政庁跡を縦断する。 またちょっと歩いて、学校院跡、戒壇院を経て40年以上振りの観音世寺の国宝梵鐘。 道真が観音寺唯聴鐘声と詠んだ鐘である。確かに見たという記憶が鮮明に残ってたので既見にしている。 宝蔵に入ると重文の大きな観音像、うわ~ここ来たことある~と思った。宝蔵の係りの人に確認すると年代的には合うそうである。 これだけ大きな仏像が並ぶと壮観だ。国宝にならないかなぁ。 太宰府駅まで30分に1本ある100円バスでワープ。
2019.07.15
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旗の台でうどんを食べた後、上野毛の五島美術館。 第1展示室『夏の優品展 ー動物のかたち』で金銅馬具類 宮崎県西都原古墳群出土の鞍(前輪・後輪)・飾金具・辻金具・雲珠・杏葉、鏡板を。 第2展示室 特別展示『書誌学展 I 経籍訪古志の名品を中心にー国宝「史記」をはじめとする漢籍ー』で史記 孝景本紀第十一 大江家国筆(大東急記念文庫)を見た。 どっちも既見。 ここの庭園は多摩川が武蔵野台地を侵食してできた傾斜地を利用して造られており、全体として武蔵野を感じさせる。
2019.06.24
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昨日の朝は、開館時間15分前にトーハク。特別展がないので、まだ行列も形成されてなかった。 特別企画『奈良大和四寺のみほとけ』十一面観音菩薩立像・釈迦如来坐像(室生寺)・義淵僧正坐像 (岡寺)・像内納入品仏頂尊勝陀羅尼(安倍文殊院)。 国宝室で延喜式巻十二・巻十六。平常展で銀銅蛭巻太刀(丹生都比売神社)。 どれもカウント的に既見というか、トーハクの平常展で展示されるものは、ほぼ既見か見てるはずだけど未見リストにあるものになってきた。
2019.06.24
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昨日は、大阪から飛鳥を経由して14時過ぎに京博到着。客はそこそこいたが、特別展一遍聖絵の最終日の割りには空いていた。一遍はマイナーだし、地味な場面が多いからかなぁ。 まず3階へとの案内をすり抜け、1階の国宝に答申されてから初めて五体揃った五智如来坐像を拝む。2体や3体とは迫力が違う。次にトーハクのシアターで何度も見た洛中洛外図屏風(舟木本)の展示室へ。あの舟木本のシアターは傑作だと思うが、寺社に着目したのあったかなぁ? その後2階へ上り一遍聖絵の後期。私は、派手な7巻が好き。これでほぼ全場面を見たことになる。
2019.06.10
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昨日は、奈良国立博物館の藤田美術館展。前期に続き2回目になる。会期は9日までで後期は所蔵9件の国宝のうち6件が展示。後期のみは紫式部日記絵詞と花蝶蒔絵挾軾の2件。 曜変天目茶碗は相変わらずの人気。前回より行列が長く後方から単眼鏡できらめきを確認。 玄奘三蔵絵は巻第一と二から巻第三と四に展示替えされていた。巻第三の吹雪の雪山越えは見た記憶が明確にあった。 残念ながら藤田はあの床がきしむ美術館に何回か通いコンプしてるので未見はカウント的になし。 6月の梅雨入り間近のオフシーズンで奈良は全体に空いていたなかで、外国語がやはり目立つ。観光施策の成功と誇るマスコミの論調が目立つが、経済的に日本がギリシャのような弱国になったというべきだろう。
2019.06.09
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うどんを食べた後、三越、三井本館と風情がある建物を眺めながら三井記念美術館へ。三井本館にある美術館。「鎌倉禅林の美 円覚寺の至宝」展。 蘭渓道隆像自賛・蘭渓道隆墨跡規制:建長寺、無学祖元墨蹟(偈)1幅:相国寺の3点の国宝を見るがカウント的には既見。 高速に隠れた日本橋も蘇ればと思う。
2019.05.27
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昨日は、朝から東京都美術館のクリムト展。日曜なので少し早めを目指したら1時間も早く着いた。数人しか並んでないし早すぎ~と後悔したけどたまたま前に並んでたお嬢さんが話しかけてきて国宝や歌舞伎の話しをしてたら10分前に入場開始。 前に誰もいないからスイスイと見られる。ユディトIもヌーダ・ヴェリタスも女の三世代も邪魔されず急かされずゆっくりと鑑賞できた。 「へレーナ・クリムトの肖像」がいいなぁ。 出たら30分待ちの行列が、展覧会はやっぱり早いか遅いかがいい。
2019.05.27
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昨日は、歌舞伎座の観劇だったが、それまでトーハクに。9時半オープンなので9時過ぎに着いたら列がなく既に入場している。特別展には早く入れたみたい。 平常展は9時半まで扉の前で待つ。国宝室の千手観音像と1階の太刀福岡一文字吉房と刀相州貞宗名物亀甲貞宗を見た。 外国人さんが多くなったけど、これって誘致の成功というより、国力の衰え(円の価値が落ちた)と考える私はひねくれ者か(笑)。
2019.05.26
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文化審議会が17日に旧開智学校校舎を国宝に指定するよう答申した。官報に載れば1,120(1116+3+1)件目の国宝となる。重要文化財は10倍強の13,232件(国宝含む)ある。私は国宝を1,006件見てるが、重文のとき見たきりの鑁阿寺本堂、松江城天守、玉陵は、カウントしていない。開智学校もまた見に行かなきゃ。 さて昨日は、県立ミュージアムに。個人的には、ここと県民ホールは、高松城東の丸の遺構と城の景観を破壊しているから嫌いだ。私は、歴史的にそこにあるはずの官公庁を移転させろ、なんてことは言わないが、この大容積の二つの建物は行政自らが、文化を育む施設を建てようとして、文化を破壊してしまった典型例と考える。 目的は、3年と6100万円かけて修理した重文の志度寺縁起絵全7幅(志度寺蔵)のうち現存する6幅。常設展示されていたレプリカに比べても明らかに明るくなり折れもなくなった。新たな知見もあったそうだが、国宝昇格出来ないかな?作者も分からず制作年月日が鎌倉~南北朝と若いし漠然としてるのがネックかなぁ。 松平家歴史資料としては、重文の墨蹟(平心字号)が展示。清拙正澄は「棺割の墨跡(常磐山文庫蔵)」が国宝なので無理だろうな。
2019.05.20
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銀閣寺東求堂を見たあと、京博へ。バス1本で行けるが乗り降りも多くなかなか進まない。特別展『国宝一遍聖絵と時宗の名宝』。 わざわざ藤沢に行ったことを思い出す。遊行寺の巻7を除いて(見たと思うが確証がない)全画面じゃないけど全12巻コンプ。巻11の詞書に正応二年(1289)に讃岐国善通寺・曼陀羅寺巡礼とある。 安祥寺の五智如来坐像のうち阿しゅく如来像と宝生如来像を見て、トーハクの新国宝展と合わせてコンプ。 土曜の夜間開館、内容が地味なためか空いている。
2019.05.05
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大阪から奈良へ。奈良は人が多いけど15時前なので、6:4で帰る人の方が多い。奈良博の藤田美術館展。藤田美術館はカウント的には既見だけど。 正倉院展ほどじゃないが混んでいる。とは言ってもタイミングを計れば国宝もゆったりと見られる。曜変天目茶碗が人気で最前列は40分待ち。さすがに17時頃から短くなってきた。 前期の見どころは、柴門新月図と両部大経感得図だけど、人が群がってるわけでなく大きめの作品なので比較的見易い。玄奘三蔵絵(巻第一・巻第二)はちょっと混雑。
2019.05.04
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和歌山から大阪に戻り、中之島香雪美術館。2回目の特別展「明恵の夢と高山寺」。鳥獣戯画が乙・丁巻の展示になったので奮発してか、明恵上人像樹上坐禅像と仏眼仏母像も展示。この2点が目玉。 会期は、前後期に分かれるが、鳥獣戯画をは場面替えがあり全場面見るには4回来る必要がある。こういう展示方法の場合、全期間パスを発行すべきと思う。私は、2回なので甲乙丙丁の全巻(後半)を日付けもはっきりと見たことになる。 丁巻の後から5枚目に野球してるとしか思えない場面があって笑ってしまった。 混むときもあるが、そうでないときもある程度の混みよう。
2019.05.04
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富岡から上野まで戻って、うどんを食べた後でトーハク。GWとあって混雑。法隆寺館に行き久しぶりの竹厨子。 2回目の東寺展は20分待ち。京博の十二天像は美しい。西院曼荼羅はずっと見ててもあきない。左脇侍とあった女神様は確かにつぼみを持っていた。 東寺の僧形八幡坐像は未見のままだが、右脇侍と左脇侍の女神坐像を見たことが確定(右脇侍が何を持ってたか覚えていない)したので、正式にカウントする。
2019.05.03
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昨日は、大阪の中之島香雪美術館に初めて行った。明恵展なので、開いた高山寺の鳥獣戯画も公開されている。でも甲巻と乙巻のみの展示。おまけに狭い美術館で展示部分は何れも後半部分。 鳥獣戯画全場面を見るには4回来る必要があったみたい。でもあまり混んでなく、甲巻の一番有名な部分の展示なので満足。
2019.04.07
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和歌山から快速に乗って天王寺。市立美術館でフェルメール展。「取り持ち女」と「恋文」は東京で見なかったから初めて見たことになるのかなぁ。 東京のフェルメール展は人が多すぎて、もうフェルメールはこりごりと思ってたがやはり見ることに。混んでたけど並ばずに入れたし、フェルメールの作品も3部屋に分けてたので、それなりには見られた。マルタ、リュート、手紙を書く、手紙を書く婦人は東京で見てた(牛乳、ワイングラス、真珠の首飾り、赤い帽子は来てない)。結局東京大阪合わせて10作品見たことになる。 で、なぜか若冲を感じた。色をこってりと塗ってるとこかな。 JRの事故があったが、部分運休で大阪駅発になった新快速に乗れ、運がいいと思ってたら、三宮からの高速バス、車両変更で私の座席4Cはトイレになってた(笑)。
2019.03.25
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ラーメンを食べたあと、バスで和歌山県立博物館。博物館はたぶん三回目。企画展『国宝・古神宝の世界―熊野速玉大社の名宝―』入場料は異様に安い280円。 熊野速玉大社の古新宝類は、カウントとしては既見だけど1000点のうちのちょっとだけでは心苦しいので32件150点展示という言葉につられて。 ここでよろず会(=国宝を全件見ようとする人の集り)のメンバーと偶然出会い、このあとフェルメール展まで同行する。 撮影可能だったので何点かの写真を撮る。 そんな~と思ったのは次回の特別展(4月27日~)に熊野速玉大神坐像が出品されるという掲示を見たとき。また来ることになるのか(笑)。
2019.03.25
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奈良から京都までまた18きっぷの旅。烏丸御池駅から日銀の建物を利用した京都文化博物館へ。 国宝の北野天神縁起絵巻(承久本)第六巻を初めて見た。カウント的には既見だけど見たことがない巻。雷様や火がいい! 京都からの帰りはもちろん18きっぷ、5時間の旅。
2019.03.11
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昨日は、福岡からマイルでワープして関空、18きっぷで奈良へ。駅からのバスは外国人で満員。奈良博到着。正倉院展の時以外の奈良博は落ち着いて見られる。 常設展で五大尊像5幅(来振寺)・自誓受戒記(興正菩薩坐像納入品) (西大寺)・国越中国射水郡鳴戸村墾田図(麻布)・牛皮華鬘(呂号、保号、知号、利号)・密教法具1組(厳島神社)・銅製経筒銅鏡残欠・経巻(金剛證寺)。どれもカウント既見で増えない。 五大尊像は5幅全部見たのかどうか、華鬘はどれを見たかの記録も記憶も曖昧だったから整理のために。
2019.03.11
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昨日は、顔真卿展で賑わうトーハクに。祭姪文稿は40分待ったが、前回より誘導の声も適度なトーンに落着き、誘導のペースも歩かすのから横歩きくらいのゆっくりしたものになり、鑑賞の場として改善された。会場全体に混雑してるし、絵画・彫刻・書とあると飛ばされる書もそれだけだとみんな読もうとするので時間がかかる。中国語があちこちから聞こえるが、欧米語は聞こえない。書だからか。比較的空いている国宝12件(既見)を見て、本館へ。 国宝室で山越阿弥陀図(禅林寺)を見る。本館は見ための判断だけ漢字圏以外と思われる人が目立つ。初見の国宝はなし。
2019.02.16
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上野に戻り西洋美術館のルーベンス展。行列はない。大黒屋では1600円が1500円と1580円。この80円の差が、ムンク展との入場者数の差。 重厚な色使いの宗教画は大好き。どっちが絵として完成されているというのでないが、いいもの見たという印象でムンク展のような強烈な記憶は残さない。
2018.12.16
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朝から上野。都美術館のムンク展。開館40分前の8時50分に80人くらい。どんどん行列は延びていくが動物園よりはずっと短い。9時半より早く入れたし、叫びの前もゆっくりしてた。 叫び・絶望・不安はロープが張られ、立ち止まって見るには後列から。後を引くというのかな。かなりの絵が色使いといい構図といい狂気が表れてて記憶に残る。 叫びは数点あるそうで、その内のテンペラ画。 出た頃には、40分待ちの行列。人気のほどが分かる。
2018.12.16
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