料理研究家・宮成なみの【 夢叶 】~胸に希望を 台所から愛を~

料理研究家・宮成なみの【 夢叶 】~胸に希望を 台所から愛を~

ありのままでいいんだよ






私の感覚だから、
違うかもしれないけれど。


なぜ、私の免疫が、私自身をを攻撃しだしたのか、
なんとなく、
わかる気がするんだ。


もしかすると、
免疫疾患って、
ココロの病気、なんじゃないのかな、って思うんだ。



至らない自分。
情けない自分。
できない自分。

許せない自分。


責めて、責めて、責めて。

ココロは、すでに悲鳴をあげて、
ギブアップしているのに、

まだ、がんばらなきゃ、がんばらなきゃ、がんばらなきゃって。

もっともっと、もっと。


って。


自分を、
許せなかったんじゃなかったのかな、って思うの。


がんばらなきゃ。
いい子でいなきゃ、

愛してもらえない。

ココロの奥底に、
そんな恐怖にも似た、気持ちがあったんじゃあないかなって思うんだ。

そんな気持ちが
自分の心に足枷を履かせていたんじゃないのかなって。


ずっとずっと責め続けられたココロが。
今度は、身体を責めだしたのかなって、
思うの。


がんばって、がんばって、がんばって。
がんばっていい子になっても、お母さんは家にいない。
悪い子になって気を引こうとしても相手にしてもらえない。

そうなると、最後は、病気になって、かまってもらおうとするんじゃないのかな。
愛を確認しようとするんじゃないのかな。
子供って。

そんな気がするの。


お母さんも、
お父さんも、
せいいっぱい、
大きな愛で包んでくれているのに、
幼心にはわからなかったりするもので。



ずっとずっと、寂しかったんだ。


お姉ちゃんだから、しっかりしてねって言われるたびに。
お姉ちゃんだけど、甘えたかったの。

私もお母さんと、手をつなぎたかったの。


お父さんもお母さんも仕事で忙しくて、
いつも家にはいなくって。


寂しかったの。

私が熱をだすと、
お母さんは家にいる。

いつもは、私がごはんを作らなきゃならないけれど。
熱をだすと、お母さんがおじやを作って食べさせてくれる。

いつもは、ふたりの妹たちの小さな手で、
お母さんの両手はふさがれているけど。

私が熱をだすと、お母さんの両手は私だけのものになる。




私が


熱を

だせば…。



私は、病気になることを望んでいたんじゃないのかな。
寂しかったんじゃないのかな。


両親は、ありったけの愛で、私を包んでくれたのに、
私は、その愛に気づかずに

もっともっと
がんばらないと

って

いい子でいることの義務感みたいなものに、
苦しんでいたんじゃないのかなって思うんだ。

いい子でいることから、
がんばることから、
逃げ出したかったんじゃあないかなって
思うんだ。



だから、きっと。
たくさん、薬を飲んでも、治りはしない気がするの。



ありのままの自分でいいんだって

今のままの私でいいんだって

そのまんまの私で十分なんだって


弱いわたしも、
至らない私も
情けない私も、
できない私も、

すべてひっくるめて、

私でいいんだって。

そんな私でも愛されているんだ、
そのままの私でいいんだって


ココロから思えることができたら、

きっと治る、



そんな気がするの。



きっと、免疫疾患の弱い部分は

私の中にある、『弱い私』。

今まで、自分で、攻撃していた、自分のきらいな部分。

けれど、
本当は、
一番、自分のなかで愛してほしいと願っている部分なんじゃないのかなって思うんだ。



だから、
もう、
病気と闘うのは、やめようと思うの。
自分のなかの、弱い部分を、責めるのはやめようと思うの。

私のなかの弱い部分を、
ひっくるめて、
愛してあげたい、

どんな状況でも
どんな自分でも、
私自身を愛してあげたい、


そんな風に思うんだ。


もう、自分を責めたりしないで。



もしよかったら。
今日、帰ったら、お子さんを抱きしめてあげてください。




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