金剛山 長安寺


国東半島 史跡めぐり

≪金剛山 長安寺≫


六郷満山 中山本寺 「長安寺」
3 長安寺
4 長安寺

  六郷満山  中山本寺 の一つである 長安寺(天台宗)。

  山を ひと山越えた先にある天念寺と並んで 共に六郷満山統括を補佐し、修行の場であった。
  以外と 寺の勢力は強く 六郷満山を取りまとめながら 鎌倉時代では、 幕府の祈祷依頼により、 国家安定の
  祈祷をしたとされる。 

長安寺

 県道からの 寺への入口看板 ・  「長安寺」下にある目印の鳥居
1 長安寺 入口
2 長安寺下 鳥居
  県道にある 長安寺入口の看板から 山手に登っていくと、寺下にある 鳥居が見えてくる。
  この鳥居から右手方向に登っていくと 長安寺がある。
  寺は、屋山(標高543m)の 7合目付近位だろうか 駐車場と共に長安寺の看板が見えてくる。



 西日にたたずむ 「長安寺 鐘つき堂」 
6 鐘つき堂
  寺へ近づくにつれて、静寂の中に荘厳な雰囲気が漂い、不思議と身の引き締まる感じさえする。
  秋には、ここは きれいな紅葉を見る事ができる格好の場所である。

  現在は、道路が整備され 簡単に お寺の近くまで登ってこれるのだが、当時の修行僧は もしかすると
  道なき道を歩いて 大変な思いで この寺まで辿りついていたのであろう。

  お寺の庭に立ち、眼下に広がる 開放的な すばらしい景色を眺めていると、そんな雰囲気にさせられてしまう。

安土桃山時代 には、この屋山に 「屋山城」があり? とも言われ
  武将の  吉弘 鎮信(よしひろ しげのぶ) と その子  吉弘 統幸(よしひろ むねゆき)
   → 大友氏の勢力挽回を目指し 忠誠を尽くしたとされる。
  長安寺の主軸となり、寺武家の勢力 ・ 仏神の力により 寺の勢力は 勢いづくのである。 



他に類を見ない傑作仏 『太郎天童子像』 『銅版法華経』  国指定重要文化財
  ここ長安寺には、国東半島でも珍しい 重要文化財が保存されている。
  ※ 現在、大分県立歴史博物館にて 観る事ができる

  『太郎天童子像 』
  平安時代の作とされ、材質は 榧(カヤ)の木 一本寄木作りであり、体内はくりぬかれ 頭部には梵字が記されている。
  髪は、美豆良(みづら)に結い、 左手には 三葉の小枝 を持ち、 右手には 葉っぱの形をした杖 を持つ。

≪ 美豆良(みづら) ≫  ※ Wikipediaより引用
   古代男子の髪型の一種で 「美豆羅」とも書く。
   頭髪を左右に分けて、これをそれぞれ束ねて 耳のあたりで結んだ髪型で 埴輪にも見られる。

  『銅版法華経』
  銅版に法華経を彫り、祈祷等に使用されたものと思われる。 作は平安時代。
  本来は、37枚あったとされているが、現在は19枚現存する。



 
 国東特有の形状した 『国東塔』  県指定有形文化財
9. 長安寺上 神社
8. 国東塔
  長安寺の横階段を登ると、神社横に 約2.5Mもあろうか かなり大きな『国東塔』を見る事ができる。
  国東半島内でも、この大きさはかなり大きい方であると思う。

『国東塔』 ※ Wikipediaより引用
    国東半島を中心に分布する宝塔の一種。
    一般の宝塔は、台座を有さないのに対し、国東塔は基礎と塔身との間に蓮華座等あるのが特徴。
    これが 国東特有の形式である事から、国東の地名をとり 『国東塔』と名付けられた。





 長安寺 裏手にある 『屋山』から見る景色
10 屋山登山
11 屋山 景色
12. 屋山 景色
13 屋山 登山 雪景色
14 屋山 雪景色
15 屋山からの 雪景色
  寺の横から、長安寺の裏手を登っていくと、段々 見晴らしがよくなってくる。
  あいにく、積雪後に行った為、今回は頂上は断念したが、途中 見晴らしが良い場所まで行ってみた。





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