両子寺(ふたごじ) 


国東半島 史跡めぐり


天台宗 別格本山 ≪両子寺≫  (ふたごじ)

  国東半島の中心部に位置する、標高721mの両子山。その山の中腹にあるのが、 「両子寺」 である。
  両子山は、150万年位前のはるか昔 火山活動iにて、現在の国東半島を形成した山である。

  国東半島六郷満山の  中山本寺 として、修行をする為の 山岳修行 根本道場 であり
  六郷満山の総持院として 全山を統括してきた。
  各時代における法難、自然災害、人為災難をくぐり抜けた 貴重な文化財が各堂内に、安置されている。

  両子寺の周辺は、自然に恵まれている事から 四季折々の変化を見せ、参拝客の目を楽しませている。 
  瀬戸内海国立公園に含まれ、 全国森林浴の森 百選の指定地 ともなっている。

  現在、両子山周辺の道路整備が かなり進み、参拝するのが以前に比べ、かなり便利になった。
  山の中に位置しながら、気軽に参拝や森林浴ができる格好の場所でもある。

『両子山登山』
  正月には、多数の参拝客がある両子寺であるが、\100の入山料を支払い、記帳すれば
  両子山の山頂目指して 登山する事もできる。



 「両子寺 仁王門」
両子寺 仁王門
  現在は、車で護摩堂下まで行く事が出来るようになっている為、以外と 仁王門 を見逃してしまいがち。
  仁王像と、木々に覆われ上へと続く階段。邪気を寄せ付けない 神聖な感じがする仁王門である。



 「両子寺 境内」
両子寺 境内 (左 : 客殿  右 : 護摩堂)
  両子寺の境内に立つと、正面に両子山、左側は、書院・客殿  右側は、修業道場の 護摩堂 である。



 「両子寺 護摩堂」
両子寺 護摩堂
両子寺 護摩堂 冬
両子寺 護摩堂 新緑5月
  山岳修行の根本道場として 本尊不動尊をはじめ、諸仏が祀られている。
  護摩堂は、明治2年焼失してしまい、その後明治25年に 原型どおりに再建されている。



 「両子寺の四季」  駐車場から見る
両子寺 春
両子寺 新緑5月
  四季によって 変化を見せる 両子寺。



 「護摩堂裏の 新緑」
両子寺 新緑5月
  護摩堂裏より、大講堂や奥の院へ向かう道は、木々の新緑は鮮やかな緑一色。
  金田一京助氏、金田一春彦氏の歌碑など他 石像・石碑などが 整然と並んでいる。


 「大講堂」
大講堂 冬
両子寺 大講堂 新緑5月
  明治維新の廃仏毀釈により焼失してしまい、平成3年に再建された。
  堂内には、釈迦三尊像、天台・伝教両太師像が奉安されている。
  一般に講堂は、法を説き論ずる場所として建立されますが、国東半島の場合は、その他に
  旧正月に開催される修正鬼会の道場にもなる。



  「階段を登り、奥の院へ」
両子寺 奥の院へ
両子寺 国東塔
両子寺 石塔 
  大講堂横の鳥居の先には、上へ登る階段があり、奥の院へと通じる。
  奥の院への途上にも、国東塔や石造などが見られる。



  「奥の院」
両子寺 奥の院
  奥の院の建物は、1846年(弘化3年) 旧杵築藩主 松平候の寄進により建立されたものであり、
  千手観音立像、両子大権現、宇佐八幡神像、仁聞菩薩像を崇め祀り
  不老長寿と子授け申し子祈願の霊場として 広く知られている。



  「走水観音」
走水観音
  両子寺 護摩堂へ向かう途中、左の脇道を行くと 走水(はしりみず)観音がある。
  ここは、両子山からの きれいな水が湧き出ており わざわざ ここの水を求めて汲みに来るほどである。


  「両子寺 国東塔」
両子寺 国東塔

両子寺
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『両子山の山頂を目指して登山』
標高721mの両子山への登山 は、拝観料に プラス\100の入山料を支払い、記帳すれば
  山頂目指して 登山する事もできる。

  登山は、護摩堂裏側より入山。 山の奥へ向かって延びている セメント舗装の道を登って行く。
  途中、 正面方向 が登山道、  右方向 は、大講堂・奥の院方向と分岐がある。
  (道脇に指示看板あり)

  登山道は、頂上まで セメント舗装 されており 無理なく歩く事ができる。
  しかしながら、以外と頂上までは 傾斜がきつい。 


  「両子山への登山道」
登山道1
登山道2
  登山道は、最初は 緩やかなカーブであるが、だんだん頂上に近づくにつれて
  カーブの曲り、傾斜共に 更にきつくなる。

  最初から傾斜角度も 結構きついのだが 途中からは、 更に きつい傾斜 が続く為、
  途中で少しずつ休みながら、自分の体調レベルに合わせ 歩く事が必要だと思う。
最初から無理して歩くと、最後にはバテてしまう事になってしまうので 要注意。

  ただ、辛い事ばかりでもなく 登山道の両側は 木々がおい茂り 木陰が熱い体に涼をもたらしてくれる。
  森林特有の木々の香りと湿ったコケの匂い、
  音と言えば 小鳥や虫の鳴き声、風の吹く音、それ以外は何も聞こえてこない。
  静寂さが あたり一面を覆って、日常ではありえない 非日常的な状況がここにはある。  



  「頂上へあと少し」
両子山 山頂 目の前
  頂上に近づくにつれて、白い電波塔が見えてくる。
  頂上には、大小の電波塔が立っており 色んな種類の電波中継基地となっているのであろう。


  「山頂 見晴らし台と電波塔」
両子山 頂上展望台
両子山 電波塔
  山頂には、見晴らし台があり、台中央には、方位、地名等を示す表示板も設置されている。
  天気がよければ 姫島や周防灘・別府湾まで一望できる 絶景の場所である。



  私の場合、ちょっと急ぎ足での登山でしたから、
所要時間(約) = 登り1時間 + 下山30分     ※登山途中の休憩含む
   ※ 山頂での 休憩時間は含まずに、約1時間30分
     通常、往復の登山行程のみで 最低 約2時間程度と言われている。
     頂上での休憩等を入れて 約3時間程度になるのでは。


  「山頂 見晴らし台からの景観」
両子山 (北方向)
両子山 山頂 (姫島方向)
両子山 山頂 (山口方向)
両子山 山頂 (別府方向)


  澄み切った青空に浮かぶ白い雲 それに白い電波塔が印象的であった。 
電波塔と青空


  ≪参考資料≫ ; 下記の資料を 参考にさせて頂いております。
                           ・ 天台宗別格本山 六郷満山総寺院 両子寺HP
                       ・ パンフレット


両子山

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