豊後安国寺


国東半島 史跡めぐり


臨済宗妙心寺派 太陽山 ≪豊後の国 安国寺≫ 

  『安国寺』について

「安国寺」 と言って、思い浮かぶのが、アニメでおなじみの 一休さん。
  または、住んでいる場所の近くにある 安国寺という  同じ寺号をもつ お寺 ではないでしょうか。

  アニメの一休さんは、 禅僧 一休宗純 の愛称で トンチ話は、御存じのように有名である。

 ・ なぜ、安国寺の名称が 全国あちこちで聞かれるのでしょうか?
  「安国寺」は、 足利尊氏公 が、国家安穏、元寇の役以来 追善供養の為に 
  全国68ケ所 (66国2島) に安国寺を建立しようと発願し、その目的を実現させた お寺です。 
  応永元年(1394) に 禅僧 絶海中津(ぜっかい ちゅうしん)国師を開山に迎えて、建立された。

  足利尊氏公は、鎌倉時代末期~室町時代初期の武将、室町幕府の初代 征夷大将軍でもある。


   『豊後の国 安国寺』
  ここ、国東半島 豊後の国にも、「安国寺」がある。
  当山は、 68番目に建立された最後の寺 であり 全国の安国寺建立史上に
  最終的意義をもつ寺として重要視されている。

豊後安国寺 入口
  「豊後の国 安国寺」は、大分空港から 213号線を北上。
  国東町から、少し内陸側に入った のどかな風景が広がる場所に 安国寺はある。
  大分空港から、車で約20分位である事から 気軽に 仏の里 国東の歴史に触れる事ができる。



 「豊後の国 安国寺 山門」
豊後安国寺 山門
  豊後の国 安国寺 山門は、かなり古く 天明4年(1784)に建立されたものである。
  屋根はカヤ葺き屋根であり、今でも 昔からの景観を、少しでも変えないようにと 努力されている。
  現在では、カヤ葺きができる職人がいなくなってきている事から、維持するのも大変な事である。

  入口の両側には、いかつい顔の仁王像が鎮座しており、来訪者へ目を光らせているように見える。



 「本堂」
豊後安国寺 本堂
  この本堂は、昭和12年に完成したものであり、入母屋造りである。

  本堂内には、
釈迦牟尼如来、文殊菩薩、普厳菩薩の三尊を御本尊 として 安置 されている。
  堂内の一部は板張りで、うぐいす張りではないかと思う位に 歩くとキュキュと音がする。
  静寂が漂う堂内に響く音に、趣きがある。


  「木造足利尊氏公坐像 県指定重要文化財」
木造足利尊氏公坐像 (県指定重要文化財)
  本堂内に、 県指定重要文化財 「木造足利尊氏公坐像」 が安置されている。
  京都山科 地蔵寺に安置されていた本像は、明治40年に 豊後の国 安国寺へ移管された。
  木造の寄木作りで 目には玉眼がはめ込まれており、衣冠束帯に身を包み、髭をたくわえ
  武将としての威厳が満ちている。

  木像は、足利氏の菩提寺である 京都 等持院や、ここ国東の安国寺に所蔵されている。



  「おかる像 」
おかる像
  本堂内に安置されている  「おかる像」
  大石内蔵助良雄のゆかりの女性であり、大石内蔵助が 京都山科に閉居し、
  江戸へ出発するまでの間、お世話係りとして務めたのが、 「おかる」 という女性である。
  四十七士が切腹後、尼僧となり義士の菩提を弔った。本像は、明治40年 京都より移管されたものである。



  「一木作りの 仁王像 」 
収納庫
運慶作 仁王像
  境内の右手には、収納庫があり 寺宝の掛け軸などが保存されているが、表から見える所に、仁王像がある。
  この仁王像は、大友氏と島津氏とのいくさにより、各寺院が焼失した際、ここ安国寺も類焼してしまい、
  その時に焼け残った 運慶作 仁王像 が 展示されている。 (説明書きより)



 「延命地蔵尊立像」  県指定重要文化財
豊後安国寺 地蔵堂
延命地蔵尊立像 (県指定重要文化財)
  境内を左へ行くと、地蔵堂がある。
  その地蔵堂内には、 県指定重要文化財 「延命地蔵尊立像」 が安置されている。
  鎌倉時代の作とされており、大石内蔵良雄が京都山科に閉居中に 大願成就の祈願された
  由緒ある地蔵尊である。



 「境内の 新緑」
豊後安国寺 境内
豊後 安国寺境内
  境内の庭は、四季折々の変化を見せ 訪問客を楽しませる。
  お寺である事を忘れてしまう位、木々の色彩に見とれて 庭園でも散歩しているかのようである。
  お寺の山門の外には、大きな池があり 池の周囲約500mの散策歩道を歩きながら
  一時、都会の雑踏を忘れて 小鳥のさえずりを聞きながら、散策するのもいいであろう。


豊後安国寺 山門 境内側より見る

  ※写真撮影・ブログ掲載について
    「 木造足利尊氏公坐像 」 「 おかる像」 「延命地蔵尊立像」 写真を掲載するにあたり、
     豊後の国 安国寺さんの御承諾を得て掲載しております。


  ≪参考資料≫ ; 下記の資料を 参考にさせて頂いております。
・ 臨済宗妙心寺派 太陽山 安国禅寺 HP
                       ・ パンフレット
                       ・ Wikipedia


安国寺
                           ホームに戻る    





© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: