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2005.04.27
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カテゴリ: 占いのあれこれ
イカロスとは『ギリシャ神話』に登場する人物です。

彼は工芸の名人ダイダロスの息子です。
クレタ島の迷宮ラビリンスから脱出するとき、
父ダイダロスの作った翼をつけて飛んだのですが、
父の命にそむいて高く飛びすぎて、
翼を固めていた蝋(ろう)が太陽の熱で溶けて海に墜落死してしまいます。


昨日のTV映画『新スタートレック』のタイトルが「イカロス・ファクター」でした。

ちなみに『スタートレック』シリーズの中で、この『新スタートレック』が宇宙SFドラマに心理的な深みがあり、私は一番好きです。

『ギリシャ神話』には、およそすべての人間ドラマの元型が描かれていると言われています。



ストーリーは宇宙船エンタープライズ号の副長であるウィリアムとその父親である総督ライルの葛藤を描いたものでした。

冒頭でウィリアムは「敵と友達は選べるのに、父親は選べない」と言っています。

心では
父は息子の活躍・昇進を喜び、認めています。
息子は父の能力を尊敬し、その偉大さを誇っています。
(父は「風林火山戦略」の戦術仕官だったこともあるのだそうです。
変なネーミング)

それが、出会うとなるといきなり反発しあってしまうのです。
その他の人間関係なら理性的に対処できるのに、
こと血縁関係のある濃い関係となると
お互いに「子供」になって張り合ってしまうのです。



お互いに「愛し合っている」のに素直になれない。
家族であるからこそ、相手に過度に期待してしまうのかしら?
わかってほしい、認めて欲しいのかしら?

父は息子に対して子ども扱いし、優位性を保とうとし、
息子はさびついた恨み(この場合は母が死んでしまってほっておかれたこと、


長年占っていますが、父と子ということに関しては、
日本も同じ状況のようで、
「父はわからずやだ」「息子はなっとらん」「大人になってから一度も話してない」なんていうクライアントもたくさんいます。
もちろん仲の良い親子もいらっしゃると思いますが、父の息子への思い、息子の父に対する思いは複雑なものがあるようです。

息子が父親を乗り越えていかないと、この世は進んでいかない、といわれればその通りなのですが・・・。
もうちょっと思いやりをもって暖かいことばがけができれば、もっとスムーズにいくとも思うのですが。
もちろんことばにするのはむずかしいのは充分わかり過ぎるぐらいわかるのですが。

これは女の私だからそう思うのでしょうか?

ドラマでの解決方法は「暗棒術」という日本的な、
目隠しをして棒でなぐりあうという野蛮なスポーツをして決着をつけるというもの。
でも本音を言いあいながらなぐりあってましたよ。
「父さんなんか死ねばよかったんだ」
「お前の力になりたいんだ」
などと怒鳴りあってましたよ。

試合は息子の勝利でした。
最後はお互いに心を開き、肩などたたきあって、別れていましたよ。

力づくで決める、というのはどうも女の私にはわからない決着方法です。

いやはや「男と女というのは別の生き物ではないか?」と思うときもあります。
人間のオスは人間のメスよりも、
ネコのオスと似ているのでは?とさえ思います。
(世の男性様怒らないでね)


それにしても、
武術の胴着に「火、空、水、地」と書かれてあるのは良しとして、
「暗棒術」の土俵(?)に「ユリ」「水」などという言葉や、
出入り口の扉に「やつはでていけ(たぶん、チラ見のため)」などという日本語が書かれているのは
何なのだろうと思いました。

誰が教えたんだろう?
日本人かなあ?それとも何か元型(武術雑誌とか)があるのかしら?
番組スタッフにみょうな日本語を教えた日本人がいたわね、きっと。





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Last updated  2005.04.27 10:30:52
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