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2025.02.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
「睦美さん。」

瞬間、耀司、嬉しそうに、
「おや。」

芙美花もニッコリと、
「あは。」




汐梨、玄関に、そして、入ってきた睦美を見て、
「ふふ、いらっしゃ~~い。」

睦美、


汐梨、
「あら、素敵な手袋。」

睦美、
「あぁ。へへ。おかあさんの手編みなんですけど。」

その声にいきなり汐梨、目を真ん丸に。そして口をアルファベッドの「O」の字のように、
「へぇ~~。上手~~~。」

睦美、ニコニコと、
「昔から編み物好きだったみたいで。」

汐梨、
「凄いよね~~。さささ。どうぞ、どうぞ。」

睦美、


左手に何かしら手提の紙袋を。

リビングに。

いきなりバセット、
「ワン。」

その拍子で麻沙美も目覚めて、

そして眞鍋を見るなり、
「眞鍋のおねえちゃ~~ん。」
いきなり起き上がる。

バセットも起き上がり、すぐさま睦美に。そして甘えるように、
睦美に二本足になり睦美に凭れるように、
「クゥ~~ン。」

睦美、
「はは。バセット~~。こんにちは~~。」
睦美もバセットを抱き抱えるように。

耀司も芙美花も汐梨も、そんな睦美とバセットの光景を見て目を真ん丸に。

そして、それぞれが、
「凄~~い。」

睦美、バセットの頭を撫でながら、
「うんうんうん。いい子、いい子。」

バセット、すぐさま、
「ワン。」
そして睦美にねだるように睦美の大腿に鼻を擦り付けるように。
そして、そのまままた自分の定位置に。

耀司、バセットと睦美を見て、
「いやいやいや。凄いな~~。」

汐梨、
「正に。」

芙美花も、
「うんうんうん。ほんと。いや…。…って、言うか、バセットが、こんな風に人に甘える仕草って、まず有り得ないんだけど。」

汐梨、
「あん。私になんて全然。」

耀司、
「まぁな。バセットがここに来た時なんて祐里子の溺愛で、絨毯の上で一緒にじゃれ合っていたくらい…???…けど、あれから10何年も、そんなのって~~。まっ。芙美花と麻沙美にだけだけどね、あんな仕草は。」

睦美、持っていた紙袋をテーブルに。
「あ、これ…、ドーナッツ。何だか、期間限定で今日までらしくって、衝動的に買っちゃいました。みんなで食べようかなって思って。」
紙袋から箱を出して中身を。

芙美花、
「わぁ~~。はははは。美味しそう~~。」
そして、麻沙美に、
「麻沙美~~。ほらほら~~。」

麻沙美も、
「わぁ~~~。」

汐梨、
「いつも、いつも、ごめんなさいね~~。」
ペコリと頭を下げて。

そんな汐梨に睦美、両手をヒラヒラと。
「いえいえ。私の方こそいつも甘えてばっかりで~~。」

汐梨、睦美に睨み付けるように、
「いいぇ~~。とことん、甘えちゃってください。その方が私たちには嬉しい限り~~。」
そして耀司に、
「ねぇ、兄さん。」

いきなり振られて耀司、くすぐったいような顔ににやけた表情で、
「えっ…???…あ、は。ははははは。まぁ。」

いきなり汐梨、
「な~~に、照れちゃってるんだか~~。将来の奥様に~~。」

瞬間、耀司、汐梨に、
「おぃ。」
と、言いながらもいきなり赤面。

睦美も目を真ん丸にして、
「え…???…木守さん、そんな。」
そして真っ赤に。

汐梨、
「あん、だから~~。私の事は汐梨でいいの。そして、兄さんの事は、耀司でいいの。」
そして耀司を見て、また、
「ね、兄さん。」

増々赤くなる睦美。目やり場に困ったような。

耀司は耀司で、赤くなったままで、頭を掻きながらも、
「あ、いや…。うん。別に。…まっ。俺はいつも、睦美さんって言ってるから。」

汐梨、目を丸く、両手をパン。
「あ、確かに~~。ん~~。じゃあ、ふたりとも~~、付き合ってるんだから~~。睦美さんも兄さんの事、耀司って呼んでください~~。…ってか、ふたりとも、ライン、してるんでしょ…???」

いきなり耀司も睦美も、
「あ。」
そして、顔を見合わせて…。

睦美から、
「あ、え、えぇ。…一応…、夜…、とかには…。」

いきなり芙美花、目を真ん丸に、
「えっ…???…ほんと…???…やってるんだぁ~~。わははははは~~。」
ニコニコと口に両手を。

睦美、恥ずかしそうに、
「え、えぇ~~。」

「…って言うか。」
いきなり芙美花、
「その手袋、超~~可愛いんですけど~~。」
バッグにサラリと置かれた手袋を見て。

汐梨も芙美花に、
「でしょう~~。手編みの手袋なんですって。睦美さんのおかあさんの手編み~~。」

芙美花、
「え~~~。凄~~い。」
そして睦美に、
「ねね、見せて、見せて~~。」

睦美、ニッコリと、
「はい、どうぞ~~。」

「へぇ~~。」
芙美花、
「いいわ~~。」
そして睦美に、
「ねね、当ててもいい…???」

睦美、ニッコリと、
「はい。どうぞ。」

芙美花、手袋に手を。
「わお。良い感じ~~。何だかあったかくって柔らかい。…で、優しい感じ~~。」
芙美花、そのまま両頬に当てて、
「気持ちいい~~。」

汐梨も耀司もニッコリと。









ママでいい…。   vol,219.   「手編みの手袋」

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最終更新日  2025.02.27 18:50:05 コメントを書く


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