椿油とつげ櫛とオイルパック

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October 7, 2004

カテゴリ：我們的生活

つげ櫛の方はというと、お手入れに椿油を使います。椿油をつけた布で拭いたり、椿油に漬込んだりして、櫛に油分を補給してあげます。ちゃんとお手入れしておくと、櫛自体はだんだんとあめ色になっていっていとしさが増しちゃうし(笑)、髪への櫛通りは良くなるし、さり気なく栄養を分けてもらえるし、静電気も起こらないし...と、何だか良い事づくめなのです。
といいつつも、日本で買ってきた「大島椿」という椿油はそれなりなお値段でそんなには量が入ってなくて、何だかもったいなく感じてしまい...チマチマと髪に数滴つけるばかりで、肝心のつげ櫛のお手入れがほとんど出来ずにいました。
私が気が付かなかっただけで、前から売っていたのかもしれないのですが、ここ香港でも椿油が売っているのを発見しました。「野山茶花[米子]油 Essence of Camellia Seed Oil　150ml」裕華百貨でHKD38.00で売ってます。中に入ってる説明書を読むと、日本で古くからお肌に使われていて云々～と書いてあるので、中国で古来からあるのではなく、後付アイテムなのかもしれません。日本から入って来たのをアピールしたいのか、箱の裏面は日本語っぽく？！「和風原野茶花子の油」なんて書いてあります...(笑)。私が元々使っている大島椿より色が濃い目で、ほんのかすかな油臭があるのですが気になるほどではなかったので、早速、数ヶ月お手入れしていなかったつげ櫛を漬込みました。心置きなく使ったので(笑)、漬け置き後の残り油がそれなりに出ました。やはりもったいない気がしたので(笑)、この残り油でオイルパックする事にしました。
乾いた状態の髪の毛に満遍なくつけて、シャワーキャップをかぶってほったらかし...その後、シャンプーを２回して余分な油分をきっちり落として終了です。シャンプー２回を終えた時点で、髪の毛自体に何だかズシッとした重みがあって、何かが違う～とは思ったのですが、その後乾かしてみてビックリ。髪の毛がつるつるして、覇気がある？髪の毛になってました。心配していた油のベタベタ感も全くなくて、もぉ感動しまくり～。
その後、疲れて帰ってきたKの頭に塗りたくり、シャワーキャップを被せて、無理矢理オイルパックモードへ...。この感動を分かち合いたかったのですが、やっぱり男の人は髪の毛の質まではそんなに気にならないようで、何ともつまらなかったです(涙)。

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