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2014年08月15日

イケメンを掘り下げるインタビューをしたい。

テーマ：自分らしい生き方・お仕事(38865)

カテゴリ：カテゴリ未分類

お盆ですし、たまには真面目なことを書きます。

もう１０年以上も前から、やってみたい連載というのがあるんです。

それは、イケメンを掘り下げるインタビュー…。

きれいごとやほめことばを並べるのではなく、その人の抱える何かを掘り下げるような、そんなインタビューをしたいんです。アエラの「現代の肖像」に近いかんじの、イケメンであるゆえの抱えているものを、描き出したいなって。

イケメン評論家と自称して、それこそ何百人ものイケメンの抱えているもの、たくさん聞いてきました。こういう話、内藤さんだからするんだけど…と、自分の生い立ち、家庭の苦しい思い出をしてくれた人も何人もいます。感動すること何度もあります。そういう話、ぜひブログに書くといいよと言ったりもしますが、書く人は少ないですね。イケメンさんたちは、自分の深い部分を晒すことをあまり得意としていないようなのです。

皆の前で俳優として、もしくはホストとして笑顔で現れる彼らの裏にはいろいろな思いがあります。
実はすごく苦労していたり、努力していたり、壮絶な過去があったり、いろいろです。

なかには、夢なかばで、自らの命を断ってしまった人もいました。
なかには、夢なかばで、交際女性が妊娠して、その世界から去り、普通の就職をした人もいます。

イケメンといってひとくくりにされることが多い彼らですが、ひとりひとり、その生きかたも考えかたも、それから環境も、そしてどういうところに才能があるのかも、魅力はひとりひとり、違うんです。でもしばしば「イケメン」としてひとくくりになってしまう。でも私は、かっこいいね、可愛いね、ちょっと面白いね、それだけで、彼らを扱いたくは、ないんです。

その人にしかできない役があるし、その人にうってつけの仕事がある。
単なるイケメン枠としてでなく、もっと多様なイケメンの魅力を引き出すような、そんな仕事を、私達は、これからはしていく必要があると思っています。

私が憧れているインタビュアーに、永沢光雄さんというかたがいます。
大勢の女優さんにインタビューして、その人となりを描き出していく連載をされていました。
それは本になりました。

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ともすると皆同じような顔立ちにも見えてしまう女優さんの、その人なりの魅力を引き出すのが本当に素晴らしいのです。永沢さんだからこそ聞き出せるリアルなインタビュー。彼女たちが自分の親友にでもなったかのような臨場感。私はこのインタビューを２０代の頃に読み続けていたのです。

そこにはあまり女優としてのお仕事の話は出て来ません。
どういうところに彼女が幸せを感じるのか、むしろそういうことを描いていることが多かった気がします。もしくはどんなふうに傷ついてきたか。宣伝のためでも告知のためでもない、彼女なりの等身大の姿は、それなのに素晴らしく魅力的で、読むたびにその女優さんを好きになり、逆に、この人の作品を観てみたいという気持ちにさせられたのでした。

いま、永沢さんはもうお亡くなりになってしまっているのですが、私も、永沢さんみたいに、イケメンさんの魅力を引き出せるような、そんなインタビュアーになりたい。と10年前からブログなどに書いています。

私と一緒にイケメンさんたちと話し込んだことがある人たちは、私には彼らが何でも話してくれるような、心開いてもらっているような、そんなシーンを目撃したことがあります。「そんなことまで話してもらってるんですね」とよく言われます。我ながらイケメンさんの本音を引きだす名人だと思ってます(≧∇≦)v　

このブログにもそのうち「実は彼にはこういうことがあり、こんなに努力して…」という長めの、すごく人間的なお話をできればいいんですが、いろいろな事情でそれができてなかったんですが、せっかくこのブログにわりとアクセスもいただいているので、ちょっと今後方向転換して、そういう記事も、ここで少し書いていけたらなって思ってます。

元記事はこちら！