ナルシストなアナリストの『業務日報』

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べる0515

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2007年10月05日
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カテゴリ: べるの「主張」
世の中では「格差社会」が叫ばれていますが、我が社では「同じ仕事をやっているのに、社歴の長い下積み技術職社員の給与・職能が、転職して来た人よりいつまでも低い」という格差が長い間解消されず、社内で不満が噴出し、毎年大勢の有能な社員が辞めていきます。12月に一度だけ支払われるボーナスは年俸に含まれているので、途中で辞めても支給額を按分計算して支払ってくれます。6月の「インセンティブ・ボーナス」;いわゆる出来高払い賞与は支払日まで在籍していないと出ませんので、そこまではグッと堪えて、水面下で就職活動をし、夏休み頃に内定、秋に退職というのが「おいしい辞め方」と言われています。

外資系というのは、プロパーを育てることをせず(新卒採用はゼロ)、欠員が出たら外から「即戦力」ということでヘッドハンティングをして穴を埋めます。それもこちらが困っている状況を知ってか、年俸交渉で高い「言い値」を吹っ掛けて来る人が多いのです。「前職での経験を活かして」とか「こういうスキルを持っている」とか自己アピールは上手だったみたいですが、その割りに「期待外れ」の人が多いのです。途中から入って来て、役立たずな人の職能や給与が自分より高いことを知った人たちは、最初は頑張って「格差是正」を訴えますが、我が社には何と「減俸」「降格」がありません。年功序列が無いことは良いことなんだけど、「インセンティブ・ボーナス」をウリにしているんだから、ドライなのが外資の特徴なのだから、仕事ができる人にはチャンスと報酬をきちんと与えて評価し、社員のモチベーションを上げることは日系企業よりもやり易いはず。「面接」で人選を失敗したのなら、「試用期間」中の評価を厳しくして欲しいのですが、我が社の様な「緩い会社」はそういう決断ができず、「仕事のできない高給取り」ほど辞めません。ヘッドハンティングの会社には試用期間が終わったら年俸の3割を「コミッション」として支払います。そんな給与・職能の高い人が、派遣社員でもできる仕事(数字の集計とか、図面のコピーとか)をしています。顧客の工場に缶詰になって働いている人を横目で見ながら、日中に図面を広げる振りをして新聞を読んでいたり、出社5分後に居眠りを始めたり・・・。

おまけに我が社は、「出戻りOK」というとても寛大な会社です。そして出戻って来る時はほとんどの場合、年俸・職能アップで戻って来ます。アップ率は長年在籍して勝ち得た(いわゆる出世して上がった年俸)アップ率よりも大きいのです。外の風に吹かれて修業して来たので、仕事が急にできる様になったんでしょうか?最近は「給与が思った様に上がらないから」と言って、「辞める」と会社に脅しを掛けて様子を見るという手法が流行って来ました。「一回辞めて、一年後に年俸アップで戻って来るか・・・」という皮肉たっぷりの冗談もよく聞きます。そして、退職者は「モチベーションも失って行き詰った。長く働いても報われなかった。」と言って去って行きます。自分より後に入った人を見送るのは悲しいことです。

予算を組んでいる最中に退職した&する予定の人は、既に4人。元上司から仕事を引き継いだ時、ちょうど今年の予算を作っている最中だったのですが、「こんな予算は認められないけど、来年お給料払えるのですか?」と心配したら、「どうせ辞める人いるから、ここまで予算取れなくても大丈夫」と笑って答えていたけど、本当になりました。こうやって一緒に頑張った仲間が去って行き、私はたった10年で「勤続が長い」部類に入っています。日本では勤続20年表彰は1度も見たことがありません。知ってるのは経理の15年表彰2名だけかな?私は、アナリストとしてまず買われたのが「勤続年数の長さ」でした(笑)。素人に予算やらせても社歴が長ければ情報通ですから、それでOKなんでしょうか?私のウリだったとは・・・(職種が変わったので年俸も職能もアップしましたが、素直に喜んでよかったのか?)。

そろそろ我が社では、年末のことを考える時期がやって来ました。来年の予算(我が社は12月決算)に取り組み始めたのは7月下旬。その頃から私の頭の中は既に「冬」です(猛暑だったにも関わらず・・・)。来年の予算のことも心配なのですが、今年の予算オーバーも心配しています。人が辞めれば給与分が節約できますが、退職金は予測では引き当てていませんから、どちらにしても予算オーバーなのです。人を育てられない会社は、お金をどぶに捨てているのと同じです。ムダ遣いはいつになったら止められるのでしょうか?まだまだ駆け込み退職者が出そうな雰囲気です。







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Last updated  2007年10月05日 23時31分25秒
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