Happy life in Florence

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蝶々婦人再再再演


カルーゾとの出会い * 蝶々婦人 * 蝶々婦人再演 * 蝶々婦人再再演 * ジャンニ・スキッキ * ジャンニ・スキッキ再演 *

蝶々婦人再再再演

2004年2月

前回のごたごたでちょっと懲りてた蝶々婦人
またもや再演が決まった
ルッカの北にあるバルガという街での蝶々夫人。
もうさすがに5回めなのでソリストはみんな結構余裕の様子。
ヴィヴィアーナは今回は締め出され、声はかかっていない。
合唱はフィエーゾレオペラフェスティバルの合唱団に依頼することになった。
私は純粋いとこ役で参加することになった。
合唱団は1ヶ月という短い準備期間のため、緊張気味。
しかもたち稽古はほとんどなし。
音もあやふやなのに動きも全て土壇場勝負みたいなオペラに戸惑いが隠せない様子。
さて、本番。
劇場は満員御礼。
プッチーニのまごも聴きにきてるという。
でも指揮兼ピアニストのまうちゃんは熱があるらしくご機嫌ななめ。しかも合唱団の準備ができてないからといって30分の押し。いらいらと舞台へ。
案の定合唱団は動きがいまいち理解できてなくて立ち上がったりお辞儀したりもできないし、ハーモニーやリズムもずれまくり。
あー、まうちゃんのご機嫌がいっそう悪くなる・・・
一幕が終わって楽屋へ。荒れております指揮者先生。かわいそうに蝶々さんのシルヴィアは自分がとちったのかと思っておろおろ。
みんなでなんとか機嫌を取って2幕。
蝶ちょうさんのアリア「ある晴れた日に」はすごくよかったけど花の二重唱はちょっと音痴気味。
でも合唱団の音程の悪さに全てかき消された。なんと半音近くずり下がって曲を終えてしまったのだ。
2幕と3幕のあいだの休憩はまじで悲惨だった。
まうちゃんは楽屋のドアを閉めたまま閉じこもってしまった。それもドアが壊れんばかりの勢いでバタン!と閉めて。ひょー。くわばらくわばら。
なにはともあれ3幕が無事終わったのが12時半。
軽く打ち上げをして帰宅したのは夜中の2時半。いや、3時近かったかな?
また再演あるのかなあ?
今回合唱団で失敗したからまた日本人の絶妙アンサンブル復帰させてくれるとうれしいなあ。


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